2018/03/31 のログ
ご案内:「大時計塔」に追影切人さんが現れました。
追影切人 > 何時もならダラダラと惰眠を貪っている時間帯。が、何となくだが早く目が覚めてしまった。
なので、何時もの学ランに左右の腰に刀を帯び、片目に眼帯をした何時もの出立ちでフラリと外に出た。

「…くぁ…んで、こんな無駄に高い場所にノコノコやって来る俺も俺だけどな…眠…。」

欠伸を噛み殺しつつ、長い長い階段を上って頂上へと辿り着く。疲れは無いが気だるさが抜け切らない。
そもそも、余程の緊急時でなければ正直寝起きはそんなに良くないのだ。

追影切人 > 「…馬鹿と何とかは高い所が~~…ってヤツかね…」

眠たげかつ低いテンションで呟きつつ、ボケーッと時計塔最上階からの眺める。
流石に島の全て、という訳には行かないがそれでもかなりの規模を見渡せる。
何となく、落第街が存在するであろう方角へ隻眼を向けてしまう。無意識に近いものだが。

追影切人 > 偶に、己を取り巻くモノ全てを無性に全部斬ってしまいたい衝動に駆られる事がある。
とはいえ、それを実行に移す程に馬鹿でも無謀でもないし、自分より強いヤツがゴロゴロ居る。
ここはそういう島で、それに外の世界にも強い連中はウジャウジャ居るのだろう。
戦闘狂としての血が騒ぐ所だが、今は少々の憂鬱気分しか感じない。

「…やっぱ早起きなんてするモンじゃねぇなぁ」

気だるそうに呟けば、そのままゆっくりと景色から視線を外して歩き出す。
そうして一人、朝方の時計塔を人知れず後にする少年であった。

ご案内:「大時計塔」から追影切人さんが去りました。