2018/08/25 のログ
ご案内:「大時計塔」に暁 名無さんが現れました。
暁 名無 > ──時間は日の入り直後、天気は晴れ。
薄い天幕の様に雲が出ているが時折吹く風に流されてすぐに見えなくなるだろう。
沈んだばかりの夕陽の名残か、空は見事なまでに朱く染まっている。
いわゆる『マジックアワー』と呼ばれる昼と夜の境目の時間。

「……はぁー、今日もお仕事お疲れさんでした、と。」

真っ赤な空を眺めながら、煙草の煙を吐き出す。
今日も早朝から研究室と職員室を往復し、時たま図書館へ資料を漁りに行って、島の一部で勃発中の問題への対処を行っていた。
おかげで目はしょぼしょぼするし、足も割と棒だ。

「ま、ひと段落したし今夜はゆっくり眠れそうだ。」

無論、大人しく寝付く事が出来ればの話。
こないだから研究室からアパートに帰ろうとすると妙にぐずるのが居る所為で2日に1度は研究室に寝泊まりしているし。

暁 名無 > 「流石にアパートには連れてけねえしな……」

ほぼ寝るだけの場所と化した安アパートは流石に二人で住むには狭すぎる。
いっそのこと引っ越しも考えてみるべきかと思ったが、そもそも彼奴が生徒になったら学生寮に放り込めばいいわけで。
……寮で何も問題を起こさなきゃいいけど。

「……はっ、いかんいかん。何か思考が保護者めいてきてる。」

娘──とはいかなくとも、歳の近い妹とか居るとこういう考えが常につきまとったりするのだろうか。
だとしたら……うん、すごいがんばってるとおもう。