2015/07/04 のログ
ご案内:「委員会街の一角」に遠条寺菖蒲さんが現れました。
遠条寺菖蒲 > 午前に今日の試験を終わらせて、生徒会本部から呼び出しを受けた。その後のお昼ごろ。
軽く屋根のついた自動販売機も備え付いている野外のベンチのある場所で、メインストリートからはズレているから余り人は来ない。

試験期間中だというのに呼び出されて何事かと思っていたのだけれど、驚く内容であった。


―――監査局。

『態々君にこの時期に来てもらったのは、以前メールで連絡したとおり君の評価についてだ』
『我々としては君に、これからも期待している』
『そこで今のところ幹部候補でありながらどの局にも属していない君に一つ頼みたいと考えた』

それが、生徒会 監査局。

『部署の名前は以前は違ったのだがその部署に所属していた元幹部の人物は卒業してしまってね。
それから色々な事件や問題があり、ここしばらくその部署は活動を休止していた』
『そこで君には、名称を変え新設される部署の暫定の局長をやってもらう』

と言う一方的な会話を続けられた。

(試されてる……と言うよりは以前問題を起こした類似機関を新設し試験させるってところで、調度良く私がいたという感じなのかな……)

となれば、評価だなんだって言うのは都合が良かっただけという訳か、と感じる。

自販機で購入した桃の飲料水の缶ジュースで喉を潤す。
そして、まだ暫定的な決定であるが故に全面的に口外は禁止、と言う話だ。

「これで色々とやる時間がなくなったら嫌だなぁ……」

なんて考える。
しかも以前問題を起こした部署を名前を変えての新設という。ちょっと問題がありそうだ。

遠条寺菖蒲 > 「私じゃなくてもよかったんですけどね……」

流れに任せていたら幹部候補生とか言う役職になってしまっただけで、
正直、ただの執行役員時代の方が楽だったかなぁとも思わなくはないのが最近だ。
そこにこういう話というのは、正直面倒くさく感じる。

ベンチに座って缶ジュースの冷たさを手に感じつつ少しため息をついた。

遠条寺菖蒲 > 午後の予定は特にはないが、飲み終えた缶を捨てて
取り敢えず、帰って新設され所属させられる部署の詳細について熟読しようと思った。

菖蒲は大変そうだなぁと考えつつ家へと足を向けた。

ご案内:「委員会街の一角」から遠条寺菖蒲さんが去りました。
ご案内:「委員会街・休憩所」に久藤 嵯督さんが現れました。
久藤 嵯督 > 「チョコに、モカに、ココアか……」

今日戦った番犬の名前。左から順にそう名付けられているらしい。

「どいつもこいつも甘ったるい名前しやがって。
 絶対にペッパー、ジョロキア、カプサイシンとか名付けた方がかっこいいだろうに……」

そこかよ。

久藤 嵯督 > 書類整理に飽き飽きしてきた久藤嵯督は、
少しだけ本気を出してさっさと片付けた後、狭っ苦しい本部を抜け出してきたのだ。
昨日の一軒から、警備強化とかで学園に拘束される時間が増えるらしい。
特に、防衛用の特殊装備を持つ嵯督がそうだ。
まったく、虞淵も余計なマネをしてくれたものだ。お陰様で首輪がまた増えてしまったではないか。