2015/07/12 のログ
ご案内:「委員会街の一角」に遠条寺菖蒲さんが現れました。
遠条寺菖蒲 > 日除け屋根のあるベンチで桃の飲料水を口に一息つく。

「書類、書類……ちゃんとした部署って大変なんだなぁ……」

新設された監査局に送られてきた書類の整理にここ数日、忙殺され続けた。
生徒会本部からの資料の写しであるが、

「量が多過ぎるんですよ……ふぅ」

中には昔自分が作った書類のコピーもあったりする膨大な量とこの夏場の暑さに菖蒲は少し疲れていた。

遠条寺菖蒲 > 「日に日に追加もされてるし……もしかして全部一度、自分でやろうとしてるのが悪いのかも……」

ブツブツと呟きながら、考えるのは一応仮所属してもらっている部下……と呼べる人たちに仕事を投げるべきなのではないだろうか、と今更思い至る。
しかし、今借り所属の人たちがこのまま監査局の事務として残るとは限らないのでやはり、ある程度は自分自身で……と思考して熱風とも言える風に気力を奪われる。

「結局、部署の告知もいつも世話になってもらってる幹部の方に手伝ってもらっちゃったしね……」

今のところワンマン部署とも言えるのだが、もしかすると生徒会の執行役員で誰かを勧誘すべきなのかもしれないと考え、人を思い浮かべる。

「(乙訓さんは書記局の副局長だし、ヴィクトリアさんは管理局の局長さんだもんね……)」

多少でも知っている生徒会の人は立場的に無理だと変な笑いが溢れる。

ご案内:「委員会街の一角」にアリスさんが現れました。
アリス > 夏休み。授業が無いうちに普段見て回れなさそうな委員会のお仕事見学。
と思って委員会の建物が並んでるらしい所まで歩いて来て。

「ちょっと蒸し暑い…今から見て回る…にはどうしよう。」

お仕事していて見学も受け入れる事が難しそうな所もありそうだし…どうしようかな、と見回すと丁度いい所にベンチで休んでる人が。近づきながら明るい声と笑顔で

「こんにちはー、すみません、少し良いでしょうかー?」

とペコリと頭下げて挨拶をしてみました。

遠条寺菖蒲 > 思考の海にいて少しその少女に気がつくのが遅れて声を受けると慌てる。
「え?…あ、はい。こんにちわ」

しかし、どうにか気持ちを立て直し笑顔で挨拶を返す。
手に持つ缶を両手で支えるようにして少女の顔をよく見る。

「何か御用でしょうか?」

座ったままで少し失礼かな、とも思いながら出来る限り礼儀正しく少女に言葉を返す。

アリス > 明るく元気そうな笑顔を浮かべて、顔を見られれば目を見つめて。ベンチに座ろうかちょっと考えて、聞く間は立ったまま。

「えぇっと、つい最近入学した1年生のアリスと言います。授業が無い間に委員会の見学をしてみようと思ったのです。」

そこで切って。ちょっぴり考えて。

「それで、見学を受け入れてもらえそうな委員会とそうでない委員会とか、見学が元からダメそうなら、どういう委員会があるのかお話を聴きたいなー、って」

ダメでしょうか?とちょっと弱気なお伺い表情を向けました。

遠条寺菖蒲 > 明るい笑顔の少女を見て、少しだけ元気を貰ったような気になって菖蒲はダレていた体に力を入れる。

「アリスさんね。私は二年の遠条寺菖蒲です」

よろしくね、と優しく微笑んで
「委員会見学ね……。
(風紀委員と公安委員は大変そうだよね。生徒会は、場所によるだろうか。式典委員会や鉄道、生活なんかは時期さえ良ければ許可してくれそうではあるよね)」

と少し考えてから改めてアリスを見て、菖蒲はベンチの座っている位置を横に移動する。

「先ずはよければ、隣にでもどうぞ。立ったままと言うのも疲れるでしょうし」
と誘う。

アリス > よろしくお願いしますっ!と元気良くお辞儀。そしてはっとした顔。

「は、初めましてっ!えんじょーじ先輩っ」

初めましてを忘れてましたと慌てて付け足して。
横に移動してスペースを開けて貰って、誘って貰えれば。

「あ、はいっ、ありがとうございますっ!」

そう返事して先輩の隣に座る少し前。ふと、小太刀が目に映る。少し興味を引いて、視線を向けて。はっと顔を上げて横に座り。

遠条寺菖蒲 > 「ふふっ。初めましてアリスさん」
可愛らしい子だなぁと笑いが漏れて少し手で口を隠す。

「委員会の見学とかお話だけれど――」
と言いかけてアリスの視線に気が付き、一度言葉を止める。
「これは、護身用でね。私、生徒会の役員だから最低限自分の身を守るためにね」
そう言って少しだけ刀袋を揺らすと僅かに金属音が鳴る。
ただの執行役員が誰も彼も菖蒲のように武装していたりする訳ではないが。

アリス > あ、と視線が小太刀に向けてた事がばれてた事に気付いて。
少しお話を聞いて、ちょっと首を傾げる。

「生徒会?…身を護る必要って色んな委員会であるんですかー?」
荒事に巻き込まれやすいのだろうかーと考えて刀袋に視線をちょっと向けて質問する。顔を少しだけ上げて腰から胸の辺りを…。
ちょっぴり妄想モードに入って…もわもわ。
不良に襲われて薄いなにがしな展開?

あ、ちょっと妄想成分が補給…はっ。こふこふ。

「あ、それで護身と見学のお話でしたね。」
ばれてないかなと思いつつ刀袋へ視線を逸らした。