2015/08/04 のログ
ご案内:「風紀委員会落し物係受付」に切野真智さんが現れました。
切野真智 > 「ハイもしもし、常世学園風紀委員会落し物係のキリノですぅ。
 はいぃ、はいぃ、探し物ですか、はいぃ、2年の、淵川ミドリさん、はいぃ。
 落し物は、はぃ、クマのついたお財布、二つ折り、中には…はい、はい、はい。
 昨日の、14時頃。確認いたしますので、少々お待ちください。」

慣れた手つきで電話を頭と肩の間にはさみ、
 カタカタとキーボードに打ち込んでいく。

「あ、はいぃ、届いております。
本日の16時、もしくは後日、身分証をお持ちになってお越しください。
はい、お待ちしておりますぅ、はあい。はい。どーもー。ではしつれいいたしますぅ。」

切野真智 > 最近、業務態度が弛んでいると言われているが、きっと気のせいだ。
実際語尾がちょっと伸び始めている気もするけど、それも気のせいだ。
こんなに丁寧に対応しているのだから。

1つの案件を終えて、ぐっぐっと伸びをする。
落し物を管理する場所はいくつかあるが、ココ、風紀委員落し物係は比較的、教室棟に近いため、人が来たり・・・来なかったり。

切野真智 > 受付口からひょいっと顔を出して、2,3度廊下を見渡す。

(…よし、今の所人の気配は無いな。)
そっと、机に忍ばせて置いたクッキーを取出し、口に放り込む。

もぐもぐもぐ。
しかたない、成長期の男の子だもの。
この時間はお腹が減って仕方がないのだ。
その上、単純作業というか、待ち時間がほとんどで、空腹を紛らわすことすらできないのだ。
最悪のタイミングで人が来ないことを祈りつつ、至福のひと時を過ごす。

切野真智 > もぐもぐもぐ。
(…うん、足音すらしない。)
そぉれ、もう一口とクッキーを放り込む。

切野真智 > ペットボトルのゴゴゴティーでクッキーを流し込む。
流石に長い時間おやつを食っている姿を晒す訳にはいかない、という心が一応あるようだ。一応。

(うぅん、イマイチ足りないなぁ。)
と空腹を訴える腹を2,3度撫でて、大きく溜息。
今日のシフトは、あと2時間程…だが、その後もすぐに授業だ。
こうやって、こっそりオヤツを食べて補うしか…っ。