2016/04/14 のログ
ご案内:「風紀委員本部・事務室」に久藤 嵯督さんが現れました。
■久藤 嵯督 > 「……ん、結構揺れたな」
今日の見回りは他の委員に任せ、書類を片付けていた赤鬼。
やかましく鳴り続ける地震速報を止めて、周囲の様子を伺う。
幸いにもガラス張りの棚や針金細工に被害はない。
この様子なら、外もそこまでの被害は出ていないハズだ。
念のために備え付けのリモコンでテレビの電源を入れて、ニュースにチャンネルを合わせる。
■久藤 嵯督 > どうやら震度は3~4程度のものだそうだ。
異能者や魔術師の仕業でもなく、純粋な自然現象と判断された。流石に情報が早い。
かつて滞在していた島では地震が頻発していたが、この常世島ではどうなのだろう。
昔、研究区で生きていた頃には一回だけ地震を体験したことはあったが……
■久藤 嵯督 > (……そうだな、無能な先輩共の怯えた顔でも見に行ってやるとしようか)
現在、事務室には嵯督一人。周りには誰もいない。
緊急通達があれば、手持ちの無線機から受け取ることも出来る。
風紀委員の中でもフットワークには自信がある方なので、急な出動要請にも即座に対応可能。
そして最後の書類に判子を押せば、晴れて自由の身だ。
書類の束を鍵付きの引き出しに仕舞い込んで、椅子を回して立ち上がる。
手の甲に装備した”糸”の巻き取り機を軽く回して調子を確認……気持ちのいい駆動音が響いた。
■久藤 嵯督 > 久藤嵯督――クドウサスケ
晴れて二年生へと進級し、その生意気な態度は相変わらず。
一般学生気分の後輩の世話をしなければいけないと思い、気が滅入る。
せめて意識の高い者が志願してくれればいいのであるが……と、一人ぼやいて出入り口へ。
ご案内:「風紀委員本部・事務室」から久藤 嵯督さんが去りました。