2016/05/07 のログ
ご案内:「委員会街」に久藤 嵯督さんが現れました。
ご案内:「委員会街」から久藤 嵯督さんが去りました。
ご案内:「医療棟601号室」に久藤 嵯督さんが現れました。
久藤 嵯督 > 風紀委員の備品であるノートパソコンにかたかたと文字を打ち込んでいる。

形だけの謝罪文と、うわべだけの反省文。
犯人に対する無警告の発砲、爆発物を取り扱ったことによる近隣区域への被害……など、挙げていけばキリがない。
非常時とはいえ、今回は色々とやり過ぎたらしい。

(―――とんだ見舞いの品だな)

すっかり回復した嵯督は、始末書地獄に苛まれていた。

久藤 嵯督 > 本質的に機械は苦手なのだが、日常的に始末書を書いていれば流石に慣れるというものだ。
それにしても、今回の量は半端じゃない。
ある程度自由に動く権利を持っている代わりに、こういう時の責任の矛先は全て自分に向く。
ままならないものだ、とは何度も思ったし、今でもそう思う。

しかし、何も入院中に書かせるとは完全に嫌がらせなのではないのか?
確かに明日には退院出来る状態であるが、わざわざそこまでするとはよっぽどヒマなのだろうか。

……冗談はさておいて。
提出を急がなければならない事情があるとするなら、恐らくは次の仕事を早急に回すためなのだろう。
どうせまた、面倒な仕事でも押し付けられるに決まっている。

久藤 嵯督 > (……ああ糞ったれ、キャレットブラウズモードなんてどうでもいいんだ。カタカナを出せポンコツ)

この分だと、リハビリや自己鍛錬の時間はあまり取れないと思っておいた方がいい。
そんな状態で一体何をさせようというのか見当もつかないが、何を託されようとも成し遂げるのみ。
それが自身の責務であり……

久藤 嵯督 > (―――終わった。寝るか)

今はただ、刹那の安らぎに身を委ねた。

ご案内:「医療棟601号室」から久藤 嵯督さんが去りました。