2016/06/02 のログ
陽実 凛 > 案内板にたどり着きました。
結構広いですね。

鉄道委員会の場所を確認したので行ってみましょう。
歩くにつれて人通りがだんだん減っているようです。

「もしかして、普通に鉄道の方にかかりきりで、本部に人の出入りがあんまりないのです?」

なんとなくそんな気がしてきました。
人の出入りがたまたまない時間なのかも知れないのですが、建物の入り口が見えてきても、人の姿が見当たりません。

ご案内:「委員会街」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 「風紀委員は僕の事を何だと思っているんだろう…。
 いや、いいんだけどさ…。」

腕に書類の束を抱えて釈然としない顔をしながらも歩く。
風紀委員の頃の先輩から電話がかかってきて駆けつけると。

『忙しいからこれ鉄道委員まで持っていって!あと合同の会議もするからそれにも出ておいて!』

なんだろう?凄い便利な使いっぱしりとして使われてる感。いや、でも実際凄い困ってたしな…。

そんな事を考えながら道を行くと、いつか部活棟であった顔が見えた。

「やあ、陽実さん。ここに用があるなんて珍しいね。鉄道委員になったのかい?」

気持ちを切り替えて笑顔で話しかけた。

陽実 凛 > どうしましょう、これ見学するにしても、タイミング悪そうです。
と足を止めていましたら、聞き覚えのある声が聞こえて振り向きます。

「えーと、この間ぶりです。
どこかの委員会に入るかどうかで見学しようと思ったのです。」

問いに答える様は表情が殆どなく、首をかくんと捻るのみ。
ただ、ちょっとどうしようと迷い気味な思考が声色に出ているようです。

真乃 真 > 「委員会かー確かに部活よりも委員会の方が生活は安定するよね。
 単位がもらえたり給料も出たり、学費が安くなったりね。」

委員会によって様々な特典が受けられたりするのだ、
流されて漫才研究部に入るよりはずっと正しいと選択だ言える。

「うーん、おすすめは生活委員かな?色々な種類の仕事があるし人を支えてるのが分かりやすいよね。
 あと、本が好きなら図書委員もおすすめだね。式典委員は忙しい時とそうじゃないときの差が凄いよ。
 …公安委員はあまりおすすめできないかな。」

ざっくりと委員会の説明をする元々、風紀委員にいた分、公安の評価はあまり良くない。

「まあ、とりあえず見てみてからだよね!」

陽実 凛 > 「ふーむ。貰える単位によっては、時間も多少空きそうです。
あれ?学費そのものも安くなるんですか。」

そっちは初耳です、と少し乗り出すように興味を持った様子を、仕草だけで見せて。

「生活委員は、難易度が高そうですけど、それより、風紀と鉄道と生徒会に付いてのノーコメントがきになります。
本は種類によりけりなのでお勧めには余りならなさそうとして……」

公安に何か含む所がありそうです、と目を見るように視線を向けました。

「どこかにもしかして見学できるツテとかってありますか?」

その代わりに、こう聞いてみました。

真乃 真 > 「委員とか働き具合によるけどね。優秀ならいけるみたいな!」

もちろん聞いた話である。
真乃が優秀だから学費が免除されていたとかそんなことは一切ない。

「生徒会か…あまり動かないイメージがあるよね。鉄道はうーん。」

思いつかなかった。
あんまり電車使わないしな。

「しいていうなら。風紀委員なら案内できるけれども。
 とりあえず見てみる?」

陽実 凛 > 「働ける自信があれば、やれそうですかー。」

そうすると、常識がちょっと違う感じのある生活や事務系っぽい生徒会は真っ先に外れます。鉄道も外れるかも知れませんね。
実働でやれる所なら可能性はありそうです。

「うーん、そうすると…鉄道も生徒会も働いて結果を出すの難しそうです。
忙しそうでしたけど大丈夫でしょーか。改造制服を着た不良グループが何人も出入りしてましたから…それでも大丈夫そうならお願いするです。」

真乃 真 > 「分かりやすく結果が出しやすいのは確かに風紀委員かな?…陽実さん闘えるの?」

もし戦えないとしても事務でも、なんでも仕事はある。
ただし、結果にはつながりにくい。

「改造制服を着た不良グループ?風紀委員の本拠地に乗り込むなんて凄いね。」

なんて自信過剰な人たちだろう思う。
風紀委員に一切の心配はしていない。

「あっそうだ!ちょっとだけ待っててね!」

そういって鉄道委員の建物に入っていく。

5分後

「待たせたね。じゃあ行こうか。」

手に持った書類はすでに無い。

陽実 凛 > 「ん、戦闘ならそこそこ。ただし逮捕には自信がない。」

コクンと頷いて、自信はそこそこあると示しました。
無表情を引き締めはしましたが苦手な部分も言っておきました。
不殺難しいです。

「前も見たんですよ。争った物音は多分なかったですから、たびたびお説教なのではないでしょうか。」

多分決まった改造制服を着ているので、ファッションやアート系かけんか系ででしょうと考えていました。

「あ、はいっ!」

見送ってしばし。

不動のまま、ペコリと頭を下げて。

「それでは、よろしくお願いします。」

真乃 真 > 「うーん、スタンロッドとかテーザー銃とかそんなの貸してくれるから
 まあ、無茶しなければ。」

戦闘に自信があると言えばなるほどと頷く。
でも、逮捕が出来ないのはいただけない。

「うーん、そんな集団覚えがないな。三年までこの島にいるからそんなのがいたら知ってると思うんだけどな。」

まさか、風紀委員だとは思わない。

鉄道委員と風紀委員の建物は比較的近くにある。
これは鉄道の事故などの際に風紀委員が関わってくることがあるため近い方が便利だからという理由がある。

到着。

「さて、中にさっき言ってた集団はまだいるかい?」

風紀委員の建物を外から覗き込む。
風紀委員の制服を着た生徒が何名かいるくらいで他に変わった様子はない。

陽実 凛 > 「そう言うので止まってくれるといいですね。」

スタンロッドやテーザー銃の効力を余り信用していません。
異能や魔術は身動きが取れなくても打てると考えた方がきっといいのです。

「うーん?そうなのですか?最近立ち上げたのかも知れないですね」

どうも新規グループのようですね、と情報を整理しながら歩いて。
到着しました。
いますいます、普通にいます。

「え、いますよ?」

ほら、と改造制服を着ている不良グループに見える風紀委員の人達を指差して。
多分他の仲間を待ってるのでしょう、と解釈していました。

真乃 真 > 「そうなんだよな…上手く気絶してくれたらいいんだけど…。」

反撃を食らえば一撃で死ぬ危険があるのに基本的に命を奪えない。
風紀委員の死亡率はそのあたりにもかかってくるのだろう。

「新規グループかなるほど…。」

それならば、真が知らなくても仕方がない。
風紀を離れてはや九ヶ月。知らないのが出て来てもおかしくない。

「もしかしてあれかい?おっと、あれはこの島でもかなり歴史の
 あるグループだな!ふふっ。」

風紀委員の制服を不良の改造制服と勘違いしているらしい。
思わず吹き出しながら言う。

「えーと、実はあれは風紀委員の制服なんだよ。
 目立つだろう?あれは分かりやすくして犯罪を押さえる効果があるんだよ。
 だから、風紀委員は基本的にいつも着てないとだめなんだ。
 いやーそうかー不良の改造制服かー。」

陽実 凛 > 「それも見分けていられる状況がそう多くもないかも知れないです。」

安全なのは仕留める事、自分の命を優先すべき、その考え方なので逮捕能力は自然と乏しくなると考えています。

「歴史のあるグループ?」

さっき新規お話をしていましたけれど、
え?と信じられない物を見た顔をしました。

「風紀委員?
アート系チーマーじゃなかったんですか!?
不良系な人でしたよこの制服着てる人と話した時も!」

偶然出会って話した相手が不良系だった、と言うお話でしたが、驚きの余り半信半疑になってます。

真乃 真 > 「そうだよね…。犯人の命を助けようとして被害者が殺されたとか本末転倒だからね…。」

助けられなければなんの意味もない。

「違うよ!あと、不良みたいな人もいるかもしれないけどきっとみんな良い人だから!
 多分、その人も良い不良なんだよ!ほら、あそこの人もあそこの人もきっと!」

どこかの誰かをフォローする。
そして、どんどんと適当な風紀委員を指を指して言う。

「ま、まあ、その話は置いといてとりあえず案内するよ!」

陽実 凛 > 「それもですけれど、基本的に制圧=犯人と思わしき多数の行動不能と仮定すると、私だと生存率が低いと思います。」

気絶で済ませられる威力の範囲を測り損ねたりしやすいから、ある意味当然の帰結になるでしょう。

「きっと、今きっとって言いましたです。
あ、でもダンボール子猫に傘系不良っぽかったのです。」

一応思い返してフォローにフォローが重なりました。
でもここに居る人達に適用されるかちょっとまだ微妙な顔をしています。

「あ、はーい。と言ってもどれ位みられるのでしょー」

真乃 真 > 「うーん、悪い人もいなくはないからね残念なことに。でも君があったのはきっとそういうタイプだよ。
 『お前も一人か?俺もだ。』とか話しかけちゃうタイプだよ!」

そんな事をいいながら玄関から中に入ると

『また真乃が迷子を連れてきたぞ!』『いや、落とし物かもしれない!』『二級学生の審査じゃね?』

そんな会話が交わされはじめるどれだけの数の迷子と落とし物をなくした人をここに連れてきたのだろう。
そんな中奥から一人の男がが歩いて来た。

「丁度良かった!先輩!この子が風紀委員見学したいって!えっ?鉄道委員のアレ?
 僕が目の前で困ってる人を捨て置けるような人間だと…。そ、それはちょっと…。
 ……。…。」

男に近づいて声をかける真。どんどんと顔面が蒼白になっていき…。

「ごめん、陽実さん。ちょっと急用を思い出して!一応この人が案内してくれるから!
 顔は鬼みたいだけど実際はいい人だから!怖いけど!」

そんな事を言いながら首のタオルをはためかせ外へと駆けだしていく。
とても、忙しない。

陽実 凛 > 「あー、やっぱりいるのですね、風紀に悪い人。
でもなんとなくはそんな感じだと思いました。」

そして、後について中に入ります。
他の事はまだ解りますが、落し物扱いされるとは思いませんでした。

言葉の勘違い。

「陽実と言います。今、委員会見学をしていまして。
良ければ見学させて頂きたいのです。」

そういって頭を下げていると、真乃さんが大変な事になっている模様でした。
あ、これはやっちゃいましたでしょーか。

「い、いえ。むしろお手数をお掛けしました。色々ありがとうございます。
お仕事頑張って下さい。」

仄かに微笑んで、真乃さんにお礼の一言を言って、見送ります。

それから、よろしくおねがいします、と鬼のような顔の男性にお辞儀をして。
見ても構わない範囲だけを見学させてもらいながら、逮捕と委員自身の防衛及び殺害権限について質問して、ひかせる事になったのは、もう少し後のお話でした。

ご案内:「委員会街」から真乃 真さんが去りました。
ご案内:「委員会街」から陽実 凛さんが去りました。