2016/10/26 のログ
ご案内:「委員会街ラウンジ」に五代 基一郎さんが現れました。
五代 基一郎 > と、いうわけで五代 基一郎という男は風紀委員ではなくなった。

一応辞任、という形になる。

話を戻せばそもそも特殊警備一課の試験運用、及び始動期間が終わったことに寄るものだ。
2年の月日で十分なことができた…とされる。不十分であるならば今後の活躍に期待したい。
再編のときからある程度決められていたことで、その間の事柄やら予算的な不都合さなどの引責というのも含まれている。
対外的な事柄のため必要なものは多く、また秘匿しなければならないものもあるため
それらの責任を取るもの、という人材でもあった。

そのためある程度好き勝手やってきたわけだが、いざ下りるとなると格別感慨深いものなどなかった。

この後組織はまた解体されたりだの名前を変えたり、はたまた姿を消して
その任を全うし続けていくだろうが自分には関わるものではなく
後任の人間やら何やらがうまくやっていくだろうと思う。

五代 基一郎 > 四年生の学生制度を採っているが故にそれに結びつけた都合をつけ方ではあるが。
大体にして4年の後期にでもなれば大体の団体の最長生というのは後輩に任せて隠居というものでもある。
実際自分も先月ぐらいからほぼ風紀委員の生活安全課という部署の書類仕事の椅子にいた。
だいたいそういう話であるし、そういう時期なのであるからして。

思い残すことは特になく。
交通課の連中と組んでいた走行チームのプロジェクトも達成され
今年常世島を制覇したことで円満に解決した。
あいつとの約束も達成され、夏季休暇の後にはその報告を墓前にした。

この島でやることは、ほぼ終わったといっていい。
ただ一つを除いては。

五代 基一郎 > デザートがうまい店であるが、それを頼むこともなく
ただ一つ頼んでいたコーヒー……その最後を一息にすれば
席を立ちカフェを後にした。

ただ一つ。
残された最後の問いに答えるために。

ご案内:「委員会街ラウンジ」から五代 基一郎さんが去りました。