2017/04/25 のログ
ご案内:「風紀委員会棟資料室」にセシルさんが現れました。
セシル > あまり、他人のことを詮索するのは好きではない。
そもそも、他人に親身にはなっても、自分自身が誰かを必要としたりはしてこなかった。他人に、そこまで深入りしようと思ったことはなかったのだ。
しかし…奇妙な縁で出来た友人と、彼女とどこか共通する面影と名を持った同僚。
自分という個人には信頼を寄せてくれても、風紀委員会という「組織」には敵意を見せる友人と…強い「歪み」をかいま見せた、同僚。

友人について、何か知っていたらしい同僚達は何も教えてくれなかった。ただ、友人が今あのようにある切欠となった件は、風紀委員会と強く関わりがあるのだと聞いて…調べにきたのだが。

「………。」

暗い溜息を吐いて、資料を棚に戻した。