2015/05/31 のログ
東雲七生 > (ひょこっ、と横道から大通りに戻ってくる)まぁったく、休日の夜くらいゆっくりさせて貰いたいもんだっ。
(ぶつぶつと不満を溢しながら、街灯の下を独り歩き出す。営業中の店は殆ど残っていないだろう)

東雲七生 > あーあ。どうしたもんかねぇ、ゲーセン……は流石に商店街に行った方が良さそうだし、誰かこの辺近そうなダチ居たっけ……?
(先刻から持ちっぱなしだった端末に視線を落とす。連絡先一覧を呼び出してざーっと目を通し)
……や、こんな時間に呼び出すのも何か悪いか。

東雲七生 > そもそもこんな時間にうろついてるのを誰かに見つかる方がヤバい?
まーでも大丈夫か、そもそも休日だしな。日曜に活動してる部活に入ってる訳でもねえし……予定も何も無いし。
(そこまで考え、盛大に溜息を吐く。)
もしかして、入学早々何の予定も無い暇人って……割とお先暗い感じ?

ご案内:「学生通り」にソラさんが現れました。
ソラ > 【屋根の上から金髪の少年が飛び降りる。見事に顔面から着地した。】
東雲七生 > やっぱ帰って寝るべき……かッ!?(“人が落ちたような音”がした気がして端末から顔を上げると、まさしく前方に人が倒れていた。)
うっわ、何だ、身投げ!?……ちょっとマジかよ、こんな時間にこんな場所で投身とかありえねーっつの!?
(警察に連絡するべきか、と端末と少年を遠くから交互に見る)

ソラ > 【何事もなかったかのように立ち上がる。傷ひとつついていない顔でへらっと笑った】
東雲七生 > ぅお、立った。
(半ば自分の目を疑いつつ尚も警戒して様子を窺う。もしかしたら自分がよそ見していたから“落ちてきた”と勘違いしただけで、実は元々そこで寝ていたのかもしれない、と良い方向に考える)

──じゃなきゃ、ヤバい奴だよな。どー見ても。

ソラ > 【くるくると踊るように回りながら赤い髪の少年に近づいてくる。敵意や害意は感じられない】
東雲七生 > うわっ、こっち来………やべ。足動かねえ。

(近づいてくる少年に対し、一方的に恐怖心を募らせる。何しろ得体が知れなさ過ぎた。周囲に他に人が居ればまだ何とかなったろうが、完全に足がすくんでしまっている)

ソラ > 【目の前に来ると楽しそうに顔を覗き込む。制服も着ていないし、幼い見た目はとても学生には見えない】
東雲七生 > 勘弁してくれよ……。
(半分泣き笑いのような顔で目の前の少年を見る。特に敵意や悪意は感じないが、逆にそれが恐ろしかった。何をしてくるのか見当がつかない。それは、何をしてこられてもワンテンポこちらが出遅れる、ということ。要するに、不利だ。)

……えっと、こん、……ばんは?

ソラ > 【あいさつをされるとふたたびへらっとした笑顔を見せた。そのまま笑顔で赤い髪の少年を見つめる】
東雲七生 > ………あ、あはは……。

(何なんだコイツぅぅぅぅぅ、と心で絶叫しつつ笑みを返す。相手は何もしてこないし、自分も膝に力が入らない。というか、殆ど太ももから先が動かない。どうやって立っているのかと自分でも疑問を抱きつつ、少年と笑顔でにらめっこを続ける)

ソラ > ……?【不思議そうな表情で泣き笑いをする少年を見つめる。自分がその原因だと分かっていないのか、それとも分かっていてわざとやっているのかうかがい知れない】
東雲七生 > ………は、はぁ……。
(ここでようやく、1つの能力にも満たないような【特性】が七生の中で動いた。それは入学してから自然と身についたもの。あらゆる非日常が繰り広げられる学園内で生活するために、自分の身を守る為に理性が感情を麻痺させる──有体に言ってしまえば、異常な事態でも“慣れて”しまう力だった。)

……ええっと、あー、君、この辺の子?

ソラ > 【首を傾げる。突然冷静になった相手に疑問を覚えたのか、それとも単に何もわかっていないだけなのだろうか】
東雲七生 > というか、言葉、分かる? 見た感じ外国人……って感じだけど目の色髪の色で判断するのは俺がすんな、って感じだよな……えっと、名前。名前は?俺、東雲七生っつーんだけどさ。
(少し困った様に眉をひそめながら、質問を続ける)

ソラ > 【にこにことした笑顔で見つめる。ぱっと見たところは何も理解できていないように見える】
東雲七生 > 通じてんだか通じてねえんだか分っかんねぇな!
……まあいいや。これが俺にしか見えてねえってんならそれでもいい。明日はカウンセリングに行こう。それだけだ。
(深く息を吐いてから、改めて目の前の少年に向き直る。既に当初感じていた恐怖心は完全に払拭されていた。)
何か話せる様な事はあるか?てか、俺の言ってる事が分かるなら、何かしら意思表示を……出来るか?

ソラ > 【にこっと笑うとさいころを押し付けてきた。何の変哲もないごくごく普通のさいころだ。】
東雲七生 > ん?……何だよこれ、さいころ?
(押し付けられたそれを掌に載せ眺める。何か意味があるのだろうか、と少し考えてはみたが何も閃かず)

………なあ、これが何だってんだ?

ソラ > 【相変わらず何も答えず。屈託のない笑顔で東雲さんの周りをくるくると回っている】
東雲七生 > ………はぁ~、ホンット分かんねえな。
二日続けて女子と知り合いになれて舞い上がってたのか俺……それにしてもダークなイマジナリーフレンズなんか作らなくても良いだろ……。
(さいころ片手に自分の周りを回る少年を眺める。)

ご案内:「学生通り」からソラさんが去りました。
ご案内:「学生通り」にソラさんが現れました。
ソラ > 【金髪赤目の少女が首を傾げる。髪の色も目の色も服装も変わらない。だが、先ほどまで目の前にいたのは少年だったはずだ】
東雲七生 > ………は?
(気が付けば少年が少女になっていた。二度目の自分の目を疑うような現象に、目に見えて疲労の色が顔に浮かぶ。)
……ホント、疲れてんのかな、俺……。

ソラ > 【楽しそうにくるくると回り、軽く抱きつく。身長は先ほどの少年と同じくらい。小学生程度の見た目だろうか】
東雲七生 > わっとと……。君……あれ?男の子だったよな、今の今まで。
(流石に小学生に抱き着かれて狼狽えるほど拗らせていなかったが、それでも疑問は消えない。さてどうしたものか、と思案しつつ見下ろして、少年改め少女を観察する。)

ソラ > 【楽しそうに笑う。からかっているのか、それとも無自覚なのか。】
東雲七生 > なんか……まあ、良いけどさ。
(気にするだけ無駄な気がしてきて、苦笑をもらす。笑う少女の頭を軽く撫でようとしてみる。こちらからも、触れられるのだろうか、と。)

ソラ > 【特に何事もなくふれられる。髪はさらさらとしていてほんのり温かい。少し触れればなぜか体に活力がみなぎる感触が感じられるでしょう】
東雲七生 > ん……やっぱり、俺のイマジナリーってわけじゃ……ないのか?
(触れることが出来、体温らしきものも感じられた。そのことに安堵しつつ、それでも相手が不思議な存在である事に変わりはない。)
……それに、あれ?なんか体の怠さも和らいだ……ような?え?俺実は潜在的にロリコンだった?ないないない。

ソラ > 【再びにこりと笑うと飛び跳ねる。重力に逆らったようなふわりとした跳躍で屋根の上に座る】
東雲七生 > あ。
(宙を舞う少女の姿を追って顔を上げる。流石にもう何が起きても驚かない、といった風だった。というか、何が起こっても諦められる気がする、そういう場所なんだ、と思い知った。)
まあそれより、そろそろ何かしら話して欲しかったけどな……ま、いっか。

ソラ > 【少女は手を振るとふっと姿を消した。わずかな光の粒子があたりに漂っている】
東雲七生 > 消えた、ね……。
(はは、と苦笑しつつ辺りを見回す。不意に何処かからか現れるんじゃないか、と警戒したがそんな雰囲気も無く。)
………っ、……はぁぁぁ~。(そして、大きく息を吐き出した)

ご案内:「学生通り」からソラさんが去りました。
東雲七生 > 何だったんだ、アレ……実体がある、んだろうけど、いまいち自信無いというか……。
あれが俺の想像の産物だとしたらやっぱりカウンセリング行き……あそこ嫌いなんだよな。黙ってようかな……。
(少女が消えた屋根から、静かな通りに目を向けると、ふと思い出したように手の中のさいころを見る)
……で、結局このさいころは何なんだ……?

東雲七生 > ま、いーか……そろそろ良い時間だし、帰ろう。
(さいころをポケットにしまい、携帯端末で時間を確認する。寮生では無いので門限がある訳でも無かったが、ただ何となくだった。端末をしまってき研究区へと向けて歩き出す)
はぁ~……分かっちゃいたけど、ホント色んな人が居るなここ。

ご案内:「学生通り」から東雲七生さんが去りました。