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学生通り
2016/01/15 のログ
ご案内:「学生通り」に
蘆 迅鯨
さんが現れました。
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蘆 迅鯨
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「…………はァ」
雪の降る、夕刻の学生通り。
黒のフードを目深に被り、人目を憚るように歩きながら、少女は大きな溜め息を零す。
先日、教室内で突然両のサイバネ義足が駆動しなくなった迅鯨は、
搬送された先の保健病院で、ひとまずは義足の応急修理を受けることとなった。
とはいえ、すぐ以前のように歩ける体に戻ったわけでもなく、
現在はリハビリのため、借り受けた松葉杖をついて歩いている。