2016/05/22 のログ
ご案内:「学生通り」に輝柳院 志乃さんが現れました。
■輝柳院 志乃 > 「・・・はぁ」
一つ、深くため息。
また、やってしまった。決してわざとではないのに。
この『力』のせいで、人を傷つけてしまう。
わかってる。自分が力をうまく使えないからだってことを。
あの人は大丈夫だろうか。でも、保健室へは向かえない。
きっと、私を、こんな目に合わせた私を恨んでいる。
顔なんて合わせられない。
彼女は俯き、ずっと今日の失敗を悔いていた。
真っ直ぐ寮に帰る気もしない。どこに寄る気もしない。
道の真ん中で、立ち止まり、どうしようも出来ないでいた。
ご案内:「学生通り」に輝柳院 志乃さんが現れました。
■輝柳院 志乃 > ただここにいても仕方ない。彼女は只々、歩いてみることにした。
そうだ、たまには別の場所に行ってみよう。
気分転換になるかな、と思いながら
ご案内:「学生通り」から輝柳院 志乃さんが去りました。