2017/04/12 のログ
ご案内:「学生通り」に真乃 真さんが現れました。
■真乃 真 > 温かくなってきた昼の街を行く人が二人。
一人はおそらく新入生だろう真新しい制服を来た男子生徒だ。
そして、もう一人は
「いやいや、そんな事気にすることは無いさ!!
上級生として当たり前のことだよ!ああ、名乗るが遅れたね!!
僕の名前は真乃真!!4年生だ!」
異様に白く長いタオルを吹く風以上に靡かせて!
無駄にカッコいいポーズを取りながら新入生の男子生徒に名を名乗る!
男子生徒は少し、目を白黒させながらも真に案内の礼を告げるとそのまま去っていく。
「これからも困った事があったら何でも言いなよ!
近くにいたら助けるから!!」
そんな風にいつものような声をかけて男子生徒を見送ると次の困ってる人を探すために街を行く。
この時期は新入生が多く入り当然困ってる人も大量に発生する!
正直、風紀委員や生活委員なんかに任せればいいと言われたりするし自分でも思わない事は無いが
目の前で困ってる様子を見てしまえばどうしても体が動いてしまうのだった。
■真乃 真 > 「それにしても、なんかこの時期はいつも凄い疲れるな!」
それはそうだ普段の何倍もいる困ってる人がいる。
自分の環境も変わってやらなければならない事も年々増えていく。
自分の将来もあるのだから人助けもほどほどにと教師に言われたりもしている。
今まで通りに生活を続けて更に将来の準備もする。
普通にやれば時間がたりないだろう!今ですらギチギチで超充実している!
だが!何とか!頑張れば!全部やり切ることも可能!でも…いや!可能!!
…まあ、でもそれはともかくあれだ!今は困ってる人を探すことが大事だ!!
「さあ、どこかに困ってる人はいないかな!」
そんな事を言いながら辺りを見渡す。
その様子は真を知らない人から見れば明らかに変な人ではある。
■真乃 真 > 「…いないな!!」
どうやら、見える範囲で困ってる人はいないようだった!
うん!困ってる人がいないというのはとても素晴らしい!!
…見えないところで困ってる人はいるかもしれないが流石にそこまでは手が届かない。
もっと、みんな分かりやすく困ってくれたら手を差し伸べやすいのに…。
でも、それも悪い人に付け込まれやすそうな気もする。
「っと!そこの君!さては何か困っているだろう!?
いいや、困ってるね!さあ!どこに行きたいんだい!?」
そんな事を考えていれば地図を片手に不安げに歩く女子生徒の姿が!
真の忙しい日々はまだ続きそうだった!
ご案内:「学生通り」から真乃 真さんが去りました。