2018/07/16 のログ
ご案内:「学生通り」に修世光奈さんが現れました。
■修世光奈 > 静まり返った学生通り。
そこをてくてくと歩く女生徒の姿。
ふわふわと光球を身に纏い…今日も何事か探し物をしているようで
「ふふー♪こういう依頼は一層頑張らないとって思うよねー」
と、手元の写真に目をやって
そこには仲睦まじいカップルが映っており。その片方、女生徒の首にはあまり見ない形のネックレスがかかっている
今回の依頼は、そのネックレスに嵌っていた石の発見だ
「なんてったって、彼氏が自分で作ってくれたアクセサリーだもんね。まあちょっと重たいけど、愛だね、愛ー」
ふふー、とまた笑って幸せそうな写真を見る。中央に嵌った石から、チェーンの部分まで…この写真の彼が選び、組み合わせたり削ったりしながら完成させたものらしい
今日家に帰り、明日のデートにつけていこうと思った処、中央の石が嵌っていないことに気づいたらしい依頼主は慌てて探したものの見つからず
光奈に依頼してきたときは大変焦燥していたことを思い出す。彼女にとっても大事なものなのだろうと簡単に予想はついて
「さらなる進展のキューピッドにならざるをえないね、これは!」
びし、と暗い天に指を伸ばして決めポーズ
最後につけていた昨日夜の行動パターンは事細かに聞いている。その中で一番可能性が高いのがこの通りだと思い、捜索を始めた光奈
「それにしても、カップルかあ…あつあつ…うらやましい…」
にこにこ笑顔のまま、そんなことを
今までカッコいいと思う人にはあったことがあるがどうしてもそういう関係になることを想像できなかった
人並みに読む少女漫画のような燃えるような恋、というのを体験したいなあなんて思いつつ、今はただ目を皿のようにして…珍しい、蒼い色の石を探している…
■修世光奈 > そうしてその後、あったーーーー!という嬉しそうな叫びが静かな通りに響いたとか
ご案内:「学生通り」から修世光奈さんが去りました。