2018/10/31 のログ
ご案内:「学生通り」に鳳 悠樹さんが現れました。
鳳 悠樹 >   
「はいはーぃ、歩行者天国は此処までっすよー」

今日はハロウィン。
毎年恒例島の各所で開催される仮装パレードと
それに伴う交通整理のお手伝いでこうして駆り出されている訳ですが
実はこの島で初めて過ごすハロウィンということもあり地味に気合が入っている私です。
勿論全身に包帯を巻いているのは怪我してるわけではなくて仮装です。
誰だ胸が無いから簡単そうだねって言った奴。表出ろ。

「OKOK、そのまま直進―……っと」

地味にこの作業は慣れているので
誘導の合間にバトントワリングなんかしてたりする。
誘導棒を投げ上げて3回転程した後落ちてきたそれをキャッチ。
地味に聞こえてきている音楽に合わせてくるくる回してみたりして。
普段の交通整理なら人によっては怒られるかもしれないけれど
今日はむしろ観客なんかがいたりしてちょっと気分が良い。

鳳 悠樹 >   
「ほっと……わっわ……」

軽く回転させて投げた時一瞬掴み損ねてふら付いて
何とか掴んで冷や汗をぬぐうと
パフォーマンスの一種と思ってもらえたのか観客から笑いが湧く。
実はこの誘導作業始めてもう1時間以上。
疲れないのかって?体力には自信があります。
それに観客の笑顔が動力源です!
嘘ですちょっと疲れました。
欲を言うならスポドリとか飲みたい。
交代要員がそろそろ来るはずなのでそれまではがんばりますが!

鳳 悠樹 >   
「はー……つっかれたぁ」

そんなこんなで
交通整理をしていた交差点の近くの
双葉コーヒーの店内でくつろぐ私です。
交代要員と変わって珈琲を優雅に一口口に含む気分はまさにセレブ。
これSNSとかにアップしたくなるのわかります。
それにしても交代の人の狼男の仮装凄かったな……
それはもうふわっふわのもけっもけでした。
あれ?これ本物なんじゃね?と思うレベルの。

「いやー……平和っす」

窓から見える通りを眺めて独り言が零れます。
通りに並ぶ露店や仮装客、祭り特有のあの騒めき
多分日が変わるくらいまではこうしてみんな騒いでいるでしょう。

鳳 悠樹 >   
「っと、ぼーっとしてるとこんな時間っすね」

珈琲ついでにサンドイッチとスコーンとクッキー
それにショートケーキとマロンケーキを平らげて
パンっと手を合わせる。
軽く食べた程度だけれどそろそろ祭りも終わりの時間。

「ーっと、優先輩は確か珈琲砂糖とミルクたっぷりで、
 紗枝先輩は……多分チャイが飲みたい気分だろうからこっち。
 ティーちゃんは確か甘党で猫舌だし冷たいのが良いよね……」

自分と同じように警備の手伝いに出てきている風紀委員と
生活委員の友達、それとお世話になっている人の分も買って行こう。
両の手位の数にはなるけれど、全員ある程度の好みは覚えている。
出来上がりには少し時間がかかるのでたぶん丁度日が変わるくらいでちょうどいいはず。