2018/11/25 のログ
ご案内:「学生通り」に水無月 斬鬼丸さんが現れました。
水無月 斬鬼丸 > 時間はお昼にまだ少し届かないあたり。
真面目な学生はお勉強している時間。
だけど、真面目じゃない学生はこの時間でも結構学生通りをウロウロとしているものだ。
ようは単位が取れればいいのだ、単位が。
毎日真面目にケツで椅子を拭きつつ眠る必要はない。

「さって…小腹空いたなぁ…なんかくおうかなぁ…」

昨日は確かうどんだった。
今日は何を食べようか。
はっきり言えば仕送りもそんなに多いわけじゃない。
多いわけじゃないが、2日連続うどんとか流石に味気ない。

水無月 斬鬼丸 > ハンバーガーやらでもいいかもしれない。
やっぱ昼は肉だよ肉。
夜も肉だが昼も肉だ。
人間若い内は肉食ってなんぼだと誰かも言ってる。

「ぎゅーどん?牛……鶏…?」

ぶつくさいいつつ今度は肉の種類で悩む。
ついでにどういう食べ方がいいかも。
米と一緒にガッツリ行くか、フライドチキンのように肉アンド肉アンド肉の
肉の津波で腹を満たすか。
悩ましい。

水無月 斬鬼丸 > 「クーポンとかあったっけな…」

割引ができるならそれに越したことはない。
安いは正義。
うまいと安いならダブル正義だ。
そしてチェーン店の肉なら信用はできる。
ファストステーキチェーン店の割引クーポンを見つければ
肉に飢えた瞳がぎらりと輝く。

これこれ、こういうのでいいんだよ。

水無月 斬鬼丸 > せっかくだし奮発して600gとかいっちゃう?
クーポンあるし。
クーポンないときに頼むより、あるときにたくさん食ったほうが得だろ実際。

「いやー、はっは。夢が広がるなぁ、おい」

付け合せはオニオンとポテトのダブルだ!ひゅぅ、リッチメェン。
流石にこの後外をうろつくことを考えるとにんにくは控えたほうがいいかもしれないが。
ここまで考えが及んでしまえばもうステーキ以外にはありえない。
猫背気味の姿勢でニヤニヤしつつ肉欲に目がくらんだ男子学生。
その足取りは軽く、しかして決断的。
迷うことなくステーキチェーン店へとむかっていた!

水無月 斬鬼丸 > 昼から600gのステーキとか、王かよ。神かよ。選ばれし者かよ。
そう、選ばれたがゆえのこの神器クーポン券。
ピラピラと手の中で揺らめかせつつ、最寄りのショッピングモール…。
距離にして数百メートル。
確実な勝利(肉)が待っていると思えば、この微妙な距離もまたウィニングランのようなものだ。

肉600gで頼むじゃん?ソースたっぷりかけるじゃん?食べるじゃん?美味いじゃん?
ついでにごはんも炒めるじゃん?食べるじゃん?美味いじゃん?

「はー、やっぱ…ステーキって神のくいもんだな…」

想像だけで涎が出てくる。