2015/06/28 のログ
ご案内:「商店街」に磐野 州子さんが現れました。
磐野 州子 > ブィィィンとスーパーの自動ドアが開けばスーパーの雰囲気に似合わない白衣の少女が現れ、
自動ドアの音だけを聞いて客が来た事を店内にいる店員に知らせるようないらっしゃいませーの声が響く
いつもならパンや飲み物を片手に持っていく為かカートは疎かカゴさえも使わない州子だが今日は違う

ガラガラと沢山の客が使いこんだようなカートを引き出し、その上にカゴを雑に乗せて州子号は発進する。
メインターゲットは野菜は勿論、米や玉子。カレールーだ。
サブターゲットとして隠し味、調味料等も手に入れなければならない。

「いざ…征かん、です」
そんな大袈裟な事を言いながら袖越しにカートの取ってを掴んで店内を進んでいく

磐野 州子 > 最初にたどり着くは野菜のコーナー。
カレーと言えば人参玉葱じゃがいもの三種の神器をカゴに入れる。
一人で消化するには少し多いかもしれないが、二人分を作るのだから問題はないはずだ。

更にオムライスに入れる野菜…これは人それぞれだが、ここは自己流を貫くべきだろう。
三種の神器をカゴに入れた後はアクセントとしてパセリが入っている小さいパックをカゴに入れた後に州子は悩む
(オムライス単品ならともかくオムカレーにパセリを添えるべきなのです…?
 アクセントとして少量なら漬物的なものでしょうけど…あっ)
忘れる所であった。カレーと言えば福神漬けである。
コレがないと福神漬がないカレーとかちょっと…とか慧に言われる事になる。
但し野菜コーナーにはない為後々カゴに入れる事になるだろうか

一先ずは野菜コーナーでの材料はこれで最後だろう。次は精肉コーナーだ

磐野 州子 > 精肉コーナー。
所狭しと沢山の肉が並べられている。
スーパーのこの辺りを全く見ない州子にとっては一つ一つパックに書かれている○○用という字を見ていく事になる
「しゃぶしゃぶ用、焼き肉用、ステーキ用…」
そもそもカレーの入れられている肉こそ人それぞれというより家庭それぞれだろう。

州子は鶏肉を選択する。
理由は特に無いといえば無いが、甘口に合う物なら鶏肉の方が合うだろうといったそんな勝手な想像である
州子はしゃぶしゃぶ用の薄い鶏肉をカゴの中に入れる

次は主にバターやチーズがある乳製品コーナーへ進んでいく

磐野 州子 > 乳製品コーナー。
身長が伸びると信じて牛乳2L一日飲み切るとかそんな事をしていた頃があったなぁ、とか思いつつ牛乳を手に取る。
ただその量は500mlサイズ。オムライスを作る時やカレーの味の調整の時に混ぜれば牛乳の優しい風味少し含まれるだろう。
今回作るカレーは甘口な為、特に牛乳が大事になるだろうということで
200mlの小さいサイズではなく500mlのそれなりに大きいサイズを選んだ。

他にもオムライスの中身のチキンライスを作る時に作っている時に
空腹を刺激させる香りを出す事ができる魔法のアイテム、バターをカゴの中に入れて次に進む

海鮮コーナーはあるがそれを無視してスーパーの中心部、
いつも通っているおやつコーナー…ではなく、調味料コーナーへ進む

磐野 州子 > 「あ…ヤッハロポテトの新商品出てる…い、いや我慢です」
自分が欲しい物から目を伏せ、先へ進む。
客人を饗す心がきっとこれからの研究に活かせると信じて前に進む
全くと言っていい程活かせる気はしないが

たどり着いた先はカレールーやマヨネーズ等の調味料が並んだエリア。
これがなければオムカレーという形が作れないというものが多い

州子はおもむろに甘口アーメンドカレーの箱とマヨネーズ…ではなくカロリー控えめのラード。
そして希望に合わせる為にケチャップをカゴに入れる

後はホルマリン漬けにしてあるような印象を受ける福神漬けもカゴに入れる

その足でそのままレジの方へ

磐野 州子 > カゴに入っている物を確認する。
所謂慧に対する為の武器でもあるものの為、慎重にその中身を確認する

野菜コーナーより人参玉葱じゃがいも、オムライス用にパセリ。
精肉コーナーよりしゃぶしゃぶ用の鶏肉。ペラペラだが、カレーの味が良く染みこむだろう…恐らく
乳製品コーナーより500mlの牛乳とバター。この辺りは風味を整える物が多いだろうか
調味料コーナーより甘口アーメンドカレー、ラード。念のためにケチャップ。
そして福神漬け

「何か忘れているような……あっ、卵」
そう、卵。
卵が無ければオムライスは作れない。
州子は急いで卵を買いに走る。
店側が卵を切らすということはまず無いだろうが、もしもの事があってはいけない為にカートを走らせる。

磐野 州子 > スモール。ミディアム。ラージ。
「州子が選ぶのは……あ、でもLは高いですからMにするです…」
財布事情のことも考えると気持ち控えめにMサイズを選ぶ。
卵のLとMの値段差等20円ぐらいだろうが、そういうところで少し躊躇ってしまうのが州子の悪いところかもしれない

カゴに卵を慎重に乗せ、それを確認した後良しという声とともにレジにカートを走らせる。
店員から注意の声が飛んでくるがお構い無しである。

磐野 州子 > レジに辿り着けばよいしょ、と女子力があまりなさそうな踏ん張り声を出すが、袖越し故に余計に握力が必要な為仕方ない部分でもある

「お願いするですー」
客といえど1:1の取引の場。心象を悪くするのは良くない。
上手くすれば店員より何かおまけを貰えるかもしれない、そんな邪な感情を抱きつつ店員の値段を告げる声を淡々と聞く

『1853円ですねー』
まぁそのぐらいだろうと思いつつ2枚の野□栄世を料金受取皿の上に乗せる

『レジ袋はご利用ですかー』
『カードはお持ちですかー』
等と言った棒読みじみた店員の応対をそれとなく受け流して147円のお釣りを財布の小銭いれに入れてもらう。

『ありがとーございましたー』
ふぅ、とため息をつく。
ただ安心はしてられないこれから研究区へ持ち帰るべく袋詰めにしなければならない
ただ、それをするための袋。レジ袋はない。

磐野 州子 > しまった…そんな心の声が漏れそうなぐらいにその場で落ち込む。
ただ素直に店員に「レジ袋やっぱり必要ですー」って言ってしまえばいいのだが、それを言うには州子のコミュ力が足りない。

州子は現状を冷静に分析を始める。
今使えるものはこのぶかぶか白衣の至る所にあるポケット。
そして鞄。
そして作荷台に備え付けられているビニール袋

―――行けるか?

まず、ある程度グチャグチャになっても良いケチャップ・マヨネーズ・カレールー・福神漬・バター・じゃがいもを白衣のポケットに詰め込む
これらはまだグチャグチャになっても中身があるために突っ込んでも大丈夫なはずだ。恐らく

次にグチャグチャになっても困る物を鞄に詰め込む。
主に卵・人参・牛乳・鶏肉・玉ねぎ・パセリ
特に卵は帰宅途中に動かないようにするため参考書等を利用して出来るだけ動かさないようにする

磐野 州子 > それらの行動をした結果。
胸ポケットにじゃがいもを入れ、不自然な膨らみを見せて
何か小動物でも入れているかのようなポケットも異様に膨らんでいる。

ただそれらを鞄に入れればいいのかと言われるとそれは不可能である

鞄のファスナーを閉め切れないぐらいに一杯なのである。
無茶をすれば閉めれはするが、そうすると中に入っている卵の無事が怪しくなる上に一緒に入っている参考書も危うい。

ただこれで、何も事故が無ければ無事に物事を運ぶ事が出来るはず。

そして後ろから注がれる店員の視線を浴びながらも州子はそのスーパーを後にする
ただ州子の心の中はこのスーパーは袋を用意してくれない店だから二度と来ない、と固く心に誓った
そんな理不尽な事を考えながら州子は列車へと歩き出すのであった

ご案内:「商店街」から磐野 州子さんが去りました。
ご案内:「商店街」にチェシャさんが現れました。
ご案内:「商店街」に川添 孝一さんが現れました。
川添 孝一 > 商店街をブラついている時代錯誤なヤンキーファッションの男。
「あー、テストだりぃなぁ………」
嘆息しながらあちこちを見て歩く。
一応、真面目に勉強してはいるものの結果がついてくるとは限らない。
それがこの男、川添孝一であった。

チェシャ > お昼時の商店街は、様々に美味しい物の香りが風に乗り
鼻孔をくすぐりながら、幸せな誘惑に満ちている

その中を、日課のパトロールをしながら歩く白いぬいぐるみの様な一匹のこにゃにゃの姿
「今日も街は平和ねぇー」
等と言いながら、短いあんよでよちよちと進むが――……
今日は、見たことの無いヤンキーファッションの男を見れば
そちらの方に駆け寄って――……

「おにいちゃん見ない顔ねー? テストだるいのー?
じゃあふわふわと遊んでくれるー?」
と、言いながら ちょこんと川添の目の前に来て座る

川添 孝一 > 「…………………」
猫が目の前に座る。喋ってる。可愛いなぁ。喋ってる。ふわふわだ。喋ってる。喋っ……
「猫が喋った!?」
驚いて猫をまじまじと見る。
「異能猫か……? いやぁ、珍しいもん見たぜ……」
「ああ、いいぜ。テスト勉強以外だったらなんだってやる気分だ、遊んでやるよー」
「俺は川添孝一、お前の名前は?」
ヤンキー座りで視線を合わせる川添孝一。

チェシャ > 「うん、チェシャはねーお喋りこにゃにゃなの」
初めて会う人は、喋る猫を見ると大抵驚愕の表情をする
慣れているかのように落ち着きながら喋って

「異能じゃないけど似た様なものだよー
珍しいしふわふわはねぇー人が大好きなん!!
遊んでくれる人はねぇ、特に大好きなのー!」
遊んでくれると言われれば、嬉しそうに『やったぁ』と喜びをあらわにしながら
川添の足元の周囲をぐるぐると回る

「ふわふわはね『チェシャ』っていうよ。でもねー自分の事ふわふわって言う時もあるのー」
ぐるぐるを止めれば、ヤンキー座りする彼の前に来て座って、じーっと川添を見つめるふわふわ

川添 孝一 > 「そうか、喋れる猫なのかー……さっすが常世だぜ、なんでもありだ」
ヤンキー座りのままカラカラと笑う。
川添は基本的に可愛いものが大好きだ。

「なるほどなるほど、人懐っこい猫だってのはよーくわかったぜ」
「んじゃあお喋りするかぁ」
首元についているご飯代と書かれた貯金箱を指差す。
「それ、自分でメシの金を稼いでるのか?」
「俺もいくらか入れたほうがいいのか……?」

「チェシャ、もしくはふわふわか……覚えたぜ」
にへら、とだらしなく笑う川添。かなり不気味だ。

チェシャ > 「うんー!言葉が分かるからね、おりこうさんだよ、ちゃんという事も聞けるんだよー」
カラカラと笑う彼をじーっとみつめる
(この人は遊んでくれる優しい人だ!)
と、本能的に察しながら

「うん、あのね 人は遊んでくれるしご飯をくれるしお世話をしてくれるし大好きだよ
お喋りしよーねー、こういち君の事も聞きたいよー学校楽しい?」
等と忙しなく喋り、時には質問をして――……
貯金箱を聞かれれば
「これ?これはねぇー その通り。自分でご飯代を稼いでるよ
入れてくれると嬉しいん ふわふわはね、貰ったお金でご飯を買いに行けるんだよ」

「うん、どっちでもいいよ。ふわふわもこういち君覚えた!」
人からすれば少し怖い容貌と相まって、不気味かもしれない
けれど猫は、孝一から優しさを受け取って、ごろごろと喉を鳴らして懐くように身体を擦りつけるのだった

川添 孝一 > 「そうかー、おりこうさんか…桜井の奴が見たらぜってー喜ぶだろうなぁ」
「あいつ猫大好きだからなぁ………」
友人のことを思い出しながら、この奇妙な出会いを喜んだ。

「そうか、悪戯されたり嫌がらせされたら言えよ? そいつブッ飛ばしてやるからよ」
「学校はやること山積みでカッタルイこともあるけど、まぁ嫌いじゃあねぇよ」
ポケットから財布を取り出して、比較的大きな硬貨を選んで貯金箱に入れる。
「これで今日の飯を買いな。なに、遠慮するこたぁねぇ」

にっこり笑って財布をポケットに入れる。
「おっ、ひょっとして触ってもいいのかお前ー」
猫の背中を恐る恐る撫でる。喋る猫に触るなんて初めての経験だ。

チェシャ > 「桜井…?お友達なのー?
猫が好きな人はねぇ、チェシャも大好きだよ。いつか会いたいんねぇ……」
そういいながら、どんな人だろうと思いながら『一緒にいつか遊べるかな…?』と思う

「うん、ありがとう。この街は基本的に優しい人多いから大丈夫
……でも時々嫌な人とか、動物苛める人が居たら助けて欲しいん」
「学校はねぇ、面倒くさいってふわふわもちょっとだけ知っているよ、聞いたお話だけだけどね…?
けど、他に色んなお友達と出会えるから楽しいって言うのもちょっとだけ知っているよー
こういち君も学校が楽しいならよかったーん」
安心したようにくるくるして
大きい硬貨を入れて貰うと嬉しそうに
「うん!ありがとう……こういち君のお陰で今日は美味しい物食べれるんねー」
お礼を言う様に、こういちの指をぺろぺろと舐める

「うん、チェシャは触っていい猫だよ」
ごろん、とその場で横になれば 撫でやすい様に背中を向ける
きっと、触られれば手入れの行きとどいた艶のある毛の触り心地が気持ちいいでしょう

川添 孝一 > 「ああ、桜井雄二ってんだ。会ったらきっと仲良くしてくれるぜ」

「わかった、約束するぜ! 猫をいじめる奴は人間失格だ!」
「お、おお……さわり心地最高じゃねぇかお前…」
ゴクリと息を呑む。

携帯が鳴り始める。
「おっ、先輩からだ」
生活委員会の先輩からの電話に出る川添。
「えっ、今から掃除っすか!? は、はい……わかったっす、うっす…」
携帯を切る。
「わ、悪いなチェシャ。突然の呼び出しで今日はここまでだ」
「また遊ぼうぜ、んじゃあな!」

ご案内:「商店街」から川添 孝一さんが去りました。
チェシャ > 「ゆうじくんね?うん、名前は覚えたよー
会ったら一緒に遊びたいな。こういち君がね、紹介してくれたって言うのー」

「チェシャもねぇ、動物苛める怖い人は嫌いなの……
こういち君、気遣ってくれてありがとね。こういち君とっても強そうだし、とても安心なの」
「ふわふわはね、ちゃんと毛並みも綺麗なんだよー」
撫でられると気持ち良さそうに喉をゴロゴロと鳴らして
更に気持ちよくなれば、その身をだらしなく伸ばし初めて

携帯が鳴り、会話からお別れを知れば
「ううん、そんなことないよー
ふわふわと遊んでくれてありがとね、とっても嬉しかったよ
また遊ぼうねーバイバイね」
と、言いながら 彼の背中が見えなくなるまで見送った

ご案内:「商店街」からチェシャさんが去りました。
ご案内:「商店街」にジブリールさんが現れました。
ジブリール > 【女は青果店で足を止めていた。形状、"色"からして桃。網に覆われた下部を触り、においを確かめる。
 派手さは抑えているとはいえ、華美な服装の女は少々、奇特と見られそうなものを、特に気にした様子もない。】

「これはおいくらですか?」

【購入を決めた。"お小遣い"でそれを調達する。せっかくなので小分けしてもらった。曰く「サービス」だそうな。眼が見えないと判断したこの店主からのささやかなソレ。】

ジブリール > 【御付が見たら怒られそうな。けれどお嬢様とて羽を伸ばしたくもなる。特にこのような自由な場所では。
 表から裏まで自由に動き回る勝手な行為を、黙認されている状態とはいえ。】

「……」

【女は日傘を肩に乗せる。ビニール袋に詰められた桃の欠片を一口。やや甘い。少し時期が早いものだからイマイチ。家に帰ればもっと高価なものも食べられる。
 それでも買い物というのは得がたいものである。机に向かって勉強をし、家で詰め込みをする合間の"勉強"これはこれで良いものだ。
 指先に纏わりつく汁を唇で弄り、舌先を伝う。弧を描く口元。】

ジブリール > 【ハンカチで拭う。そうして日傘を片手に、杖を片手に。袋は腕に。野暮ったいけれど手馴れたものだ。】

「……少し面倒ですわ」

【暑い日差しが照らされる空。ぼやけた白より見上げていた。その奥の色までは認識できない。
 はたと息をつくと、出来る限り影の出来ている場所を探して歩き出す。】

ジブリール > 【――後に、迎えにこさせた御付にお灸を据えられることになるのだけれど、それはまた別のお話。】
ご案内:「商店街」からジブリールさんが去りました。
ご案内:「商店街」にシン・アルバートさんが現れました。
シン・アルバート > 少し、考えながら、買い物へ向かう。
食材とか、色々ふつうの買い物だけならば、特に悩む必要も無いのだが…

……包帯が足りないのである。
何のための包帯なのかはあまり説明したくはないが、
「ふつうのつかいかた」をするので少し言い難かったりする。
なによりこの先も長手袋でごまかすには少しきつかったりするし。


「ええっと、確か……野菜はまだ足りている筈…だったような」
「……流石に併設されている場所とかは、無いだろうな………」

シン・アルバート > 外の世界ならドラッグストアがある程度の食品を扱っているとかはあるが、
流石に郊外でもないし、商店街で勝負相手も多い場所でそういう薬局チェーンはないんじゃないか、と邪推する。

……薬局に至るまでに普通に食品を扱っている店の方が多いし、そっちで買い物したほうが早いと言うのは、事実過ぎる。
…そんな感じで、買い物に出るときは必要な物をいくらか纏めて買ってしまう癖があるのだろう、という青年は
薬局の方面へのんびりと進みつつ、買い物を済ませている。

「……いや、その、あの、…いや、揚げ物はさっき買って」
…何回か客引きかなにかに遭っているようだが。

シン・アルバート > 「…………何故、コロッケが3種類ぐらいに増えているんだ……」

お惣菜屋さんというか、お肉屋さんの対決に巻き込まれた模様である。
なお、この男はコロッケの細かい違いとか、分かるわけじゃなかった。

「……何処の店も違いが、あまり……美味しければいいと思うんだが、何故に……」
「大量に買っているわけではないが……、流石に揚げ物複数枚は日持ちしないだろう、な……」
断りきれなかった自分を恨むこと、本日何度目か。

シン・アルバート > 間髪入れずにお惣菜が分身しそうになっている。

(……ダメだ、夕方に来るのでは無かった!)

完全にお店の人にカモにされているようなされていないような。
薬局に辿り着くまで、これを何とか出来るのであろうか。
主に3枚以上になりそうなコロッケ(揚げたて)。

シン・アルバート > 「………もう、諦めて素直に処理(たべる)するか……」
商店街の脇道に逸れていく。

……もう、これ以上捕まったら夕飯不要なレベルになってしまうだろう。
本来の目的を達成するまでにはもう少し、時間がかかりそうだった……。

ご案内:「商店街」からシン・アルバートさんが去りました。
ご案内:「商店街」にライガ・遠来・ゴルバドコールさんが現れました。
ご案内:「商店街」からライガ・遠来・ゴルバドコールさんが去りました。
ご案内:「商店街」にライガさんが現れました。
ライガ > 「うーん……」

通りに面した雑貨屋、そのあるコーナーで腕組みをして考えている男が一人。
傍らには筒状に巻いた布やら、フェルトの束やらがマイバッグに入っている。勿論手製だ。

「これ全色下さい、ってわけにはいかないよなー」

視線の先には、一つの大きな棚。
そこに、ありとあらゆる色の糸束が置いてあった。
そう、ここは手芸コーナー。

ライガ > なぜこんなことをしているのか。理由は数日前に起きた戦闘にあった。
あのとき、ザデルハイメスが放った呪詛。圧縮粉砕か、重力操作に相当する魔術と推測したが、その手の護符は不運にも所持していなかったのである。
まさか街中でそういう魔術が使われるとは思っていなかったのが大きい。しかし、それはこの学園においては慢心だということが判明した。
では、どうするか。もちろん、護符を作るのである。しかし、圧縮粉砕等に対抗する効果の術式構成に難航していた。圧力や重力に耐性のある術式を組むことは、思いのほか難しかったのである。

「イメージとしては大地、暗い暖色系がよさそうだとは思うけど。
何か足りない気がするんだよなー」

ライガ > こげ茶、ブラウン、グレー、黒をベースに考える。

「引き寄せる力に対抗できるものとすると、同属性のが一番いいんだろうけど、あれ属性分からなかったしなあ。
風属性も組み込むかな」

20色ほどの茶色系の糸を買う。裁縫するにしても少々、買いすぎだが。
バッグの中身を見る。

「こりゃあ、図書館行って調べ物したほうがいいかな」

そうと決まれば、早速行ってみよう。

ご案内:「商店街」からライガさんが去りました。
ご案内:「商店街」にチェシャさんが現れました。
チェシャ > 商店街の隅で丸まって寝ている白い塊が一つ
日課のパトロールをしていて、どうやら疲れて寝てしまったようだ

チェシャ > 「にゃにゃにゃ……」
と、寝息を立てながら何か寝言を言っている

チェシャ > ごろーんと気持ち良さそうに寝がえりを打って
お腹を丸出しにすると気持ち良さそうにそのまま伸びた

チェシャ > ごろーんと気持ち良さそうに寝がえりを打って
お腹を丸出しにすると気持ち良さそうにそのまま伸びた

チェシャ > 「ふわふわはね、今日はお刺身を食べたいよー
まぐろさん!マグロさんがいいんねー」
等と言いながら、眠っている

チェシャ > 「ん~~~~~~~~」
ごろーん、と寝がえりを打つ
まるで半分起きているかのように寝言がうるさい

チェシャ > そのうち、ぱちっと眼を覚ませば
伸びをしてリラックスすると再び街中をパトロールし始めた

チェシャ > 「今日は何も無いかしらー暇ねー」
等と言いながら、今日もよちよち商店街をパトロール

チェシャ > 暫くよちよちと短いあんよで懸命に街中を歩いているが
何事もなく静かな街並みに満足すると
「今日も商店街は平和ね!」
といって、次のパトロール地区へと足を進め始めた

ご案内:「商店街」からチェシャさんが去りました。