2015/07/14 のログ
ご案内:「商店街」に御扇楓花さんが現れました。
■御扇楓花 > 兎のリュックを背負った楓花が一人商店街を歩いている。
「今日は水着を買いに来たのです。
ふーかに丁度合う大きさの水着あると嬉しいのです」
ご案内:「商店街」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「商店街」から天導 操さんが去りました。
■御扇楓花 > 水着が売っているお店の前に到着すると今年の新作と思われる淡いピンクチェックのバンドゥ水着を着たマネキンが立っていた。
説明しよう!
簡単にいうとバンドゥビキニとは、袖なし・筒状のノースリーブなビキニある!
通常のビキニより若干露出は控えめなのだ!
しかし楓花の体型は五歳児である。胸などあるはずがない!!!
「……無慈悲なのです」
悲しそうな表情と声で楓花は呟いた。
■御扇楓花 > 店に入りキョロキョロ見渡す。
最近のトレンドから定番の水着まで様々なデザインの水着がたくさん並んでいた。
「可愛い水着がいっぱいなのです」
可愛い水着を見て少し心が和らいだようだ。
■御扇楓花 > ちなみに一般的に可愛いと思う水着と楓花の好みはまた別物である。
「これも、これでもないのです」
楓花は自分の好みのデザインと丁度良いサイズの水着を探す。
■御扇楓花 > 楓花は悲しそうな顔をして呟く。
「……ふーかに合うサイズの水着はやはりないのです?」
ご案内:「商店街」に天導 操さんが現れました。
■天導 操 > 【職員寮に帰る道のりで、水着を売っている店を見かけて、思い出したように店の中へ入っていく女性の姿が…】
■御扇楓花 > 楓花は店に入ってきた女性に気づいたようだ。
「あ、天導先生、こんにちはなのです!
先生も水着を買いに来たのですか?」
■天導 操 > 【と、だらだらと水着を見ていた所で、声をかけられて反射的に背筋が伸び、そして声の主を探す…が、辺りを見回しても誰も…あ、視点を少し下に向けたら居た】
えーっと、貴女は…楓花さんだっけ?こんばんは
【見つけた姿に挨拶をして】
…えぇ、最近海開きしたから、新しく水着を探しに来たのよ 先生『も』ってことは、楓花さんもかしら?
■御扇楓花 > 「そうなのです。ふーかも新しい水着を買いに来たのです!すぽーてぃーな水着が欲しいのです」
「でも、デザインどころかふーかに合うサイズの水着が見つからなくて……」
楓花は少ししょんぼりした顔になった。
「先生はどんな水着を探しにきたですか?
ちなみに今年の流行は少し露出を控えた淡い色の水着らしいのです」
■天導 操 > (露出を控えた淡い色…メモメモっと)
【脳内メモに今のトレンドをインプットして、】
アタシ?まぁ、似合うのが有ればいいなぁ、って、そんな感じかしらねぇ…そうね、楓花さんに合うスポーティーな水着と言われると…
【軽く店内を見渡して…確かに、楓花の小さな身体にフィットしそうな水着は見当たらなさそうかなぁ、と考える】
■御扇楓花 > 「ほむほむなのです。
ちなみにすぽーてぃー……いわゆる競技用水着というやつなのです!
可愛いのだと更に幼く見えるので、すぽーてぃーでカッコイイのが欲しいのです!!」
ぴょんぴょん飛び跳ねながら少し興奮気味で答える。
そもそも楓花はレースのついたフリフリな服など可愛い服はあまり好きではない。
可愛いと思ってもそれは一般的にみて可愛いのであって、楓花はそれが好きか?と問われれば否である。
ご案内:「商店街」に天導 操さんが現れました。
ご案内:「商店街」に天導 操さんが現れました。
■天導 操 > スポーティーっていうか、思いっきりスポーツ用の水着だったわね
【スポーティーの意味をただ単に『活動的』と捉えていた彼女は、その彼女の謂わば『背伸び』ともとれる…いや、年齢を考えれば子供に見られたくないのも当然だろうが…発言を聞いて、困った表情をしながらも、内心微笑ましく思ってしまっているのである】
【だがしかし、そうなると、こんな小さな競泳用水着などそう簡単には売ってはいないだろうと覚ってしまうわけである】
■御扇楓花 > 「そもそも合うサイズすらないみたいなのです。
五歳児の体型なふーかには分かっていたです。
……なので新しい水着は諦めようかと思ってるです」
しょんぼりしながら答える。
淡い期待なのは最初から分かってた。けれどもそれでも……
■天導 操 > 単純に『飾りっ気のない』って言うので妥協出来るのであれば、もう少し対象年齢を下げた店を探せば無いことも無いだろうけど…
【そうは言うものも、目の前の生徒が困っているのを見て、ただ何もせずに妥協案を出して、それで満足してもいいのかと言う葛藤に襲われる…その葛藤も一瞬、しゃがみ込んで彼女と目線を合わせて言うには、】
…もうちょっとだけ、先生と探してみない?ここだけじゃなくて、別のお店とかも
【自らの異能【引力】が、もしかしたら引き合わせてくれるのではないか、というほんの僅かな可能性に賭けてみたくなったのである】
■御扇楓花 > 「先生、いいのです?ありがとうなのです!」
しょんぼりしていた顔が笑顔になる。
「このお店は、ふーかがほぼ探し尽くしたのです。
だから次のお店に行ってみるです!
そうと決まればれっつごーなのです!!」
■天導 操 > アタシも、いろんな水着が見れた方が楽しいけんね
【なんて笑いながら、楓花の進むままに任せようと】
さて、レッツゴーね!
【ノリノリである】
■御扇楓花 > そうそうと次の店にたどり着く。
今は夏だ。この季節なら水着などどこでも売っている。楓花はやる気満々だ。
「早速探してみるのです!」
■天導 操 > ふふっ…さて、アタシも探そうかしらね
【そんな彼女をまた微笑ましげに見ながら、自分の分と楓花の分、二つの水着を探すつもりである】
■御扇楓花 > 真剣な表情で探しながら突き進む。
「こっちは可愛いのです。あっちのは綺麗なのです。
ちなみに先生は綺麗系と可愛い系着るならどっちなのです?」
■天導 操 > アタシは、可愛い系よりかは綺麗系ね あんまり、そう言うものを着れる年齢も過ぎちゃったけん…あっ、アレ良いかも
【と、苦笑しながら、右や左の水着を見て、候補を幾つか目敏く見つけているのである】
■御扇楓花 > 「そんなことないのです!先生まだまだ若いのですよ!!
先生はきっとどっち着ても似合いそうなのです」
お世辞ではない心底羨ましそうな顔をして楓花は答える。
「どれなのです?あ、素敵な水着なのです!
先生試着出来るみたいなので着てみるのです!」
「!?」
丁度天導先生の真後ろにある水着に気づく。
「あ、競技用の水着なのです。合うサイズは……」
サイズを探し始めた。
■天導 操 > あら、そうかしら?
【と素直な感情を受けて満更でも無さそうに笑って、試着してみようかな、と想いを馳せていた所で急に顔色を変えた楓花…後ろを振り返ると、なんと競泳用の水着が!】
【だが、サイズは分からないので、彼女の必死の捜索を後ろで祈りながら見ているのである】
■御扇楓花 > 笑顔で水着を並んでいる場所から取り出し頭上に掲げる。
シンプルな紺色の襟付きで袖がなく、前にファスナーが着いているタイプの水着だ。
「あったのです!このサイズなのです!!」
先生が一緒に探してくれたおかげなのです。
ありがとうなのです!!」
楓花は神隠しに遭った5歳の時から成長が止っている。
悲しきことかな自分の衣類のサイズは間違えようもない。
「ふーかはこれに決めたです!次は先生の番なのです!!」
■天導 操 > あら、見つかったのね!!
【まさか本当に見付かるとは…驚きながらも、自分の事の様に喜んで、】
………って、次はアタシ?
【今回の主役は楓花…そんなことばかり思っていたので
本当に話をフラれるとは、と一瞬きょとんと】
■御扇楓花 > 「これでおみつさんに水着を送って貰わなくて済むのです」
ボソリとそう呟くと楓花は安堵した表情で水着を購入した。
ちなみにおみつさんは御扇家に仕える年配のお手伝いさんである。
普段は伯父の家にいるが、たまに来て家事などを引き受けてくれている。
「うぃなのです!先生もなのですよ!
先生はどの水着にするです?」
楓花はキラキラした目で天導先生を見つめた。