2015/09/23 のログ
由乃 廻 > おわっ……な、なんだよ?

(俺が迂闊な発言をしたんだけども、なんか若干目に暗い情熱が篭っていて怖いんですが……。
背もほんのちょーっとだけデカイからってビビる俺ではない……はずだ。)

独り者て……ござる?

(そんな漆黒の意思はひとまず脇に置いておくとして……なんか許された。
それよりも時代がかった発言が気になる。というか今日日ござるなんて言う奴が存在したのか。
いわゆる旧世代のヤンキーとかそういうものを見るような物珍しそうな視線が蒼介に向けられる)

落ち着け俺、こんな挑発に乗るんじゃない……!たまたま女子をお茶に1回誘えたぐらいで調子に乗ったら
その後は転がる石のように袖にされて最終的には頭をぶつけて死んでしまう!

(まぁ今は確かに一人だけども……。アレ?)

風間蒼介 > ござる
(肯定系で頷いた
 見ればほんのちょーっと、目測で1センチ、あ、いや2センチ!うん、それくらい低そうなので謎の優越感が気持ちを寛大にしていた
 今なら人類の半数は愛せそうなくらいに)

……は?
(は?と忍者の纏うオーラがどす黒く変質する
 七つの大罪のうち一つに数えられる嫉妬の力が彼に力を与えているのだ)

ナンパ…で…ござると?
くっ、チャラそうな感じで居ながらそのチャラさに紛れさせて気遣いとかしちゃったりしてうにゃうにゃっと心のスキマに滑りこむとか、そういうアレでござるか!?
お…おのれなんたる破廉恥…
コツ教えてください
(どす黒いオーラが掃除機のコンセントのシャッとするやつみたいな勢いで引っ込み、頭を下げる
 物影から先ほどの美少女がこちらに視線を向けて居る
 これはまさか…拙者が気になってたりしちゃってりしてないでござるか!?
 そう、冷静で的確な忍者判断力が言っていた
 これは…好機!好機にござるよこれ!)

美澄 蘭 > 「………」

2人の男子の間に交わされるわずかな身長差による優劣の機微も、「嫉妬」のオーラも、蘭にはよく分からない。
蘭に確認出来る事実は

『不審人物と風紀委員のにらみ合いかと思ったら、アホ男子会話だった』

ということだけであった。
少々呆れつつも、脅威判定を下げようと思ったら…不審人物の外見をした方の少年が、こちらに視線を向けている。

「………!」

緊張の面持ちで、一歩、後ずさった。

由乃 廻 > なんだかわからんが……まぁよし!

(時に男同士の会話に言葉はいらないこともある……あ、クソやっぱちょっと俺より背高いわこの人。
ではなく。そういう人なんだなということが言葉ではなく心で理解できたような気がした。)

げ……。まさかの低姿勢!?

(なんか殺…!って思念がビシビシと伝わって来て、思わず背中のバットケースに手が掛かりかける。
……が、すんでのところで争いは始まらなかった。)

いや、ガン見はマズい。こう……チラ見することであなたのことがちょっと気になってるんですけど
微妙に言い出せないシャイな男心届いて欲しい……。的なニュアンスをチラ見に込めるんだ。
見ろ、現になんかあそこのお嬢さん引いてんぞ……?

(蒼介の視線の先を見れば、日傘を差した深窓の令嬢……と言った感じのお嬢様がいらっしゃる。
なんだか胡散臭い理論をやたら実感がこもった声で蒼介に語りかける俺だった。
とは言えそんな感じでセンパイをチラ見したわけじゃなかったが。それはそれ、これはこれである。)

ちなみに俺はこれで女子をお茶に誘うことに成功した……。

(まぁ、間違っていないのだから情報を共有するのは同じ男子としては当然のことなのだ、多分。きっと。)

風間蒼介 > うむ、だがそれがいい
(拙者達は判りあえた
 時に男というのは万の言葉よりも雄弁に語り合う事が出来るのである)

む、熱視線と言うでござるが、ちと段階が早うござったか…
なるほど……さすが歴戦の男は違うでござるな…
その手管でどれだけのナンパを成功させて来たのか…
ちと下腹部に存在する臓器の機能失調させていいでござるかね?男特有の
(さりげなく、会話の中に毒を混ぜる
 これが忍者トークというもの
 気が付けばその毒は浸透しきり取り返しの付かない事態に)

なん…だと……
(成功の保証された戦術、それは万金に値する
 ツインドライブのうち片方で許しちゃおうかな…と態度を軟化させつつ
 チラチラッと物影に視線をおくる)

美澄 蘭 > (………どうしよう、風紀委員の人が変な人と意気投合してる………)

蘭の中で、風紀委員への信頼がほんの少しだが目減りする。
理屈の方では、組織ではなく個人の問題であろうと理解出来るし、風紀委員には女性もいるのは一応街を歩いていて知っているのだが。
中学時代の男子との関わりにいい思い出がない蘭は、この手の男子に苦手意識を持っているのだが…そんなことは、あそこで意気投合している2人には知る由もないだろう。

(………どうしよう、こっちを見てるけど、あんまり派手に逃げ出すと、それはそれでもっと酷い事になるかもしれないし…風紀委員の人も、意気投合しちゃってるから…どうしよう………)

表情をますます強張らせ、少しずつ、少しずつ後ずさりする。

由乃 廻 > そうだ、まだ早い……。
一節には真の熱視線とは睨んだだけで鉄骨溶かしたりも出来るらしいけどな。

(聞いたことがある……などとしたり顔で解説しそうになって止めた。
異能が常識になりつつあるんだからそんな異能もきっと誰かが持ってるんだろうけど。)

いや、そんなにチャラくないっつーか歴戦でもないっつーか……。ここ来たばっかりだしな。
男特有の臓器の機能って……タマか!?タマ取る気なんだな?!

(9月ぐらいから。と付け足しておくが、忍者トークは思いの外ダイレクトアタックだった。
しかし、何となく内股で対ショック姿勢を取ってしまうのは悲しい男の性だった。)

なんか、引いてるっぽいな……。だがここは敢えてタメを作ることで
やだ、視線が合わなくなっちゃった……。なんて気になったところで再びチラッ!これしかねえ!

(まぁ俺はそんなことやった事はないんだけどな。押してダメなら引いてみろという言葉もあるし、
無責任にも薦めてみる。)

風間蒼介 > マジでござるかよ熱視線ぱねぇ
アレでござるな、目で殺すというのはそういう奥義の事なんでござろうな…
抑止力的な
(恋の抑止力とかそういう、イケメンだけが使えるスキルにあるんでござろうな
 拙者取得不能なんでスキル一覧に出現せんでござるけど)

いや、判るでござるよ
おぬしアレでござるよ、狙った獲物は外すけど親切心で撃墜しちゃう系男子でござるよ、かー、マジ死ねばいいのに
貴様にそのような玩具は不要なり
(チャキッと、何かを構えるようなポーズをとる
 心得のあるものならそこにエア栓抜きを幻視する事でもぎもぎフルーツという言葉を連想出来るだろう)

なるほど…押しては返す波濤の如く
タメを作って一気に…あれ?あの人私に興味なくしちゃった?というところで、ズッキュン
これでござるな?
(ふっ…拙者判ってござるよ?と完全に背を向け、気配を探ることすらやめるノーガードモードである
 たぶん、今逃げられても気付けない)

美澄 蘭 > 「熱視線」についてなどのオバカな会話からするに、悪気はないのだろうが…その悪気のなさは、この深窓の令嬢然とした少女の警戒心を緩める方向には働かなかった。
男女の非対称性とは恐ろしいものである。

…と、(蘭から見て)変な人の方が、蘭から完全に視線を外した。

(…い、今のうちに…!)

派手に走り出して、逃げ出すような事はしない。
ただ、ただ、人の中に紛れようとするだろう。

日傘こそあるが、蘭の背は特別高いわけではない。
視線を外す時間が長いと、再びその姿を見つけるのは困難になってしまうだろう。

由乃 廻 > でもそういう力って、瞬き大丈夫なのかなって、すっげえ気になるんだ……。
いつでもお前を殺せるんだぜ……?ってなんか意味違わね?!

(力にもよるだろうけどだしっぱなら超ドライアイになんね?なんて割と真顔で聞いてみる。
そんなアホなニュースが流れたことは記憶にないので恐らくそんな事故は起こらないだろうし
起こったとしても発覚は恐らくしないだろう。)

そうかそうか……何その嬉しくねえ分析!?
(蒼介の手元、なんだか見覚えのある道具が朧気に見える……モギモギしたら……?
やはり対ショック体勢は解かぬままにしておいたほうが良さそうだ。気持ち空手で言う三戦の構えに似たポーズ。)

すげえなアンタ……!ってアレ?お嬢さんいなくない?
なんかさっきまでそこ居たんだけど……。

(すげえ、躊躇いもなく背を向けた……。男らしさは学ぶべきところがあると思う。
そんな感心してる隙に、件のお嬢様の姿が見えなくなっていた。
白い日傘は雑踏の中とは言え目立ちそうなものだが、すっかりその姿は俺には捉えることができなくなっていた。)

風間蒼介 > まあ、その辺は河豚毒で死なない河豚、舌を噛まない毒蛇、味身をしないメシマズ幼馴染みたいな感じでセーフティ働いてるんでござらんかな?
ハートを鷲掴み?みたいな
(ガシッ…と心臓を抉り取るような感じで五指を曲げて
 しかし異能の発達した昨今、ダーウィン賞の受賞者もさぞアクロバティックな死因になってるんでござろうなあ…と)

はっ、それでヤンデレでも撃墜して挿しつ刺されつヨロシクやってればいいでござるよ
(あ、でもヤンデレでもちょっと羨ましいでござるな…
 やっぱツインドライブ根こそぎいっとくでござるかなあ…と下腹部に集中する視線)

ふふふ、そう褒めてもなにも出んでござるよ…
ってなんと!?
(振りかえる、居…居ない…いや…)

居るでござるよ…
拙者達の、胸の中に
(ふっ…と目を細め、口元に笑みを浮かべる
 空を見上げれば半透明の彼女の笑顔が見えるでござるよ
 顔はっきりと覚えてござらんので手ごろなエロゲヒロインに置き換えてござるが)

美澄 蘭 > (今日の事は忘れよう…忘れなきゃ)

少々血の気を失った顔で、家路を急ぐ。
そう、学園祭も近い。やるべきこともたくさんあるのだ。
不審者の姿をしたアホ男子に怯えている時間の余裕など、蘭にはないはずなのだ。

もし、少年がスカーフ覆面でなければ、ここまで警戒をすることもなかったかもしれない。
しかし、そんな「If」には、もはや何の意味もないのだった。

ご案内:「商店街」から美澄 蘭さんが去りました。
由乃 廻 > あーなるほ……いや最後セーフティ働いてねえよ?!居たのかそんな奴が!?
やっぱ意味合いが違う……。

(納得しかけたところで聞こえたのは聞き流にはかなり難易度の高い話だった。トラウマでもあるんだろうか……。)

ヨロシクはしたいがなら何故俺の下腹部を凝視する……。
(仮定の話でもぎもぎフルーツされてしまってはたまらない。
後なんか絵面だけ見ると男が男の股間当たりを睨みつけてるあたりちょっと危ない物がある気がする。)

いや、なんか綺麗に締めくくろうとしてっけどキマってねーよ。失敗してっから。
あーっと……。俺、由乃 廻ってんだけど。

(何故か晴れやかな笑みを浮かべる蒼介にビシっと手の甲を軽く当てる。
原因の一端は、というか割と大部分が俺にあった訳だが、ツッコミは入れずに居られなかった。
……と、ここまで喋って置きながら名前も聞いてなかった事に気が付く。
気まずそうに頭をかきつつ自己紹介。)

風間蒼介 > 自己保存的には働いてるんじゃないでござるかねぇ…
居たらたとえ致死毒入っていようと根性で抗体生成して食うに決まってるでござろうが!
(くわっ!と目を見開いて怒りの波動をぶつける
 手料理とか…手料理とか!男の夢ではござらんか!)

失礼、ちょっと出たらいいなと思って
熱視線が
(男の股間とか凝視したら視神経が壊死起こしそうなのでそっと視線を外した)

だって…良く考えたら拙者……女子をナンパしても何話していいのか判らんでござるし…
選択肢と成功率さえ表示してくれれば行けると思うんでござるが…
(と、もじもじと恥じらいを見せる
 きっと女子が見てればこのギャップでイチコロだったでござろうに、惜しい話でござるよマブで)

あ、拙者は風間蒼介と申す
実のところ忍者でござってな拙者
(と、大胆かつ繊細に秘密を打ち明ける
 だって彼とは共に戦場を駆け抜けた戦友でござるし)

由乃 廻 > 抗体が必要なほどの料理とか想像したくねえな……。

(ヤバイこの人目がマジだ。そして恐らく本当に抗体生成して食うだろう。そう感じさせるだけの「スゴ味」があった)

あークソやっぱりタマ取る気マンマンだったんじゃねーか!

(飛び道具を使うというのならば、俺も「八双心刀流」を使わざるを得ないだろう。
ひとまずは股間の危機は去ったらしい。構えを解く。)

まぁそれは確かに……?趣味とか好きな物の話とかでいいんじゃねえかな。
っていや、それゲームとかの話だろ!?

(あからさまに自分も経験が少ないのがまるわかりだった。後結構タッパのある奴がもじもじとすると
気持ちわりぃんだな。地獄に落ちろ。と思うということがよく分かった。いつかグーで行こうと思う。)

あ、うん。
何となく分かるわ、それは……。俺は1年だけど……ん?カザマで忍者……?
(知ってた。とばかりに返す。でもアレ?昔、おばあちゃんからカザマシンなんとか流……って
聞いたことがあるような……?いや、でもこんな目立つのが……なぁ?そんなすげえ集団の縁者だなんて……
ないな。うん。)

風間蒼介 > 異能が世界に溢れている以上…何が起きてもおかしくないという心構えでなくば、この先生きのこれんでござるからな…
(そこに悪意がないのならば、そこにあるのが好意であるならば
 喰うだろう)

競合相手減れば相対的に拙者の勝率もあがるでござるし…
まあ報復が怖いんでやらんでござるが
滅多な事では
(報復の連鎖が広がり常世男子のおよそ三割が内股でオネェ言葉に
 そんな恐ろしい未来は…想像したくない)

ふむ…最近の女子はついてこれるでござるかなあ?
壇ノ浦で出会いを求めるのは間違っているだろうか、通称ダンまちの話題
(なお、内容としては南北朝に別れたやんごとないロリとロリの対立から始まる戦争の中で翻弄される若き武士の話であり
 18禁ゲームである
 無駄に戦術モードのシステムが凝っていて評価が高い
 蒼介は動画配信勢というやりこみっぷりであった
 HNはカザマンティス)

え、マジで?廻殿の推察力マジぱねぇでござるなあ…
ぬ?どうかしたでござるか?なんか風魔と勘違いされやすくてちょっとシメてやりたいと思ってる風間でござるが
(何かおかしいところでもあったかな?と不思議そうにしている
 この忍者すっかり常世の空気に馴染みすぎて最早隠す気すら薄れてきていた
 まあ大事な部分は本能レベルで隠しているのだが)

由乃 廻 > まぁ……そうなるな。例えば俺も誰かと……いい感じな関係になったとしたら……。
……味覚カットする魔法とか、ないかな。

(魔法に興味が湧いた瞬間であった。動機が不順に過ぎるが。)

あーでも俺もその先は分かっちゃうぜ。
相対的に数が減っても結局一部が富を独占しちゃうって奴だろ?
つまり偶にはやると……タマだけに。

(結局富は新たに分配はされることなく、もともと集中していた一部に更に拍車がかかるだけなのだ。
別に上手いこと言いたかったわけではなかったが、ちょいちょい目がマジなのでここは和ませたかった。)

あーそうだな!やっぱ好きな物の話題はダメだな!食いもん……いやそれも微妙だな。
あと戦場はあんまり出会い求めて行くようなモンじゃねえことだけは分かる。
(女子が好きなのはデザートだとかそういう甘いものであって、決して
焼き肉食い放題の店の話で盛り上がることはないだろう。流石に俺でも分かる。
ダンまちとやらの話はカードゲーム繋がりで知り合った奴がそんなゲームの話をしてたような気がした。
「マンティス氏の最小ターンクリア動画はなかなか面白いでござるよ。」だとか。あ、コイツござる言ってたわ。)

分析っつーか、今時ござるなんて使う奴初めて見たわ!
そういう世界でも勘違いされたりすんの?!

(さっきの自分の心の声を押し殺しつつ、マフラーは忍者ポイントなんだろうか……。
流石に忍者同士はないんだろうが、仕事の依頼とか間違って行く事ありえんのかな。
だとしたらちょっと面白いが、当人たちとしては洒落にならないのだろう)

ヤベ、食いもんなんて言うからちっと腹減ってきちまった……。
最近ここに来たばっかでさ。この辺でメシ食えるトコって、ある?

(思わず腹を手で押さえて。なんとなーく年上そうな気はするのだが、今更丁寧な口調で行くのもな……。
と思ったがタマを狙われていたので即座に思い直した。もちろん今日は男同士なので質よりも量である。)

ご案内:「商店街」にさんが現れました。
風間蒼介 > 服用後12時間ほど痛覚が鈍磨する代わりに味覚が消失する丸薬とかあるでござるよ?
痛覚というか全身の感覚鈍磨するのでぶっちゃけ対拷問用でござるけど
(要る?とドドメ色の丸薬を懐から取り出す
 ドブに十六種類のスパイスを入れて煮詰めればこうもなろうという香りがしていた)

うむ、つまり必要なのは革命でござる
富を独占する一部上流階級を駆逐して、それからなんやかんやして拙者達モテモテ
そういう筋立てにござるな
(勝手に目の前の男を下層階級に配置する
 たぶんこいつDTでござるな…と、勝手に決め打ちして)

む、なるほど食べ物…も微妙とな…
しからばいったいどのような話題を……
(難しいでござるなぁ、とスカーフの下の口元をもにゃもにゃとうごめかし、考え込む
 よもや複合型?好きなもの、好きな食べ物……真冬のアイスクリーム!?
 うむ、女子は甘いもの好きでござるし、これはきっと、いける!)

いやぁ、戦場で芽生える恋とかあるんじゃないでござるかなあ?
もしくは男装のしてる仲間を抱きとめてかばって、お前…女だったのか…とかそういう
(夢は果てない
 ちなみに最小ターンクリアのコツは自動操作ユニットである足利氏を孤立させて自滅させることで今後起こりえる様々なイベントを潰すことである
 難易度鬼のように上がるが)

いや…ほら、この島だと忍者ってだけでキャラが薄いでござるゆえ…
な?
(地元では普通に喋ってた)

うむ、そうでござるな
少し歩いたところにあるビルの食堂フロア、36階にあるんでござるが
そこのパスタがなかなか美味くて、窓際の席を確保できればイイ感じの夜景の中鉄道走って行くのが見えてなかなかイイ景色でござるよ
セットでピザかリゾット付くでござるし
(では行くでござるか、そこ
 と先導して歩き始める)

ご案内:「商店街」からさんが去りました。
由乃 廻 > あんまりお世話にはなりたくねえ丸薬だな……。
ってなんやかんやの部分一番大事なんじゃねえの!?

(漂う匂いにうっ、と思わず顔を顰めた。食欲失せそうな匂いが一瞬漂ったが、男子高校生の食欲を舐めてもらっては困る。即座に立ち直ってツッコミ。)

な、なるほど……。

(色々と苦労しているんだろうな……と思わせる重みがそこにはあった。
とは言え忍者でキャラが薄いって……。どうすっかな、俺。)

話題、話題……それこそ遊園地とか……?この島にあるのか?ま、いいんだけどさ。
だからそういうとこに女子連れてけばいいだろ?!

(この人、天才なのかおバカなのか分かんねえ……。
投げかける声は先に進んでいく蒼介の背中に飛んで行く。
慌てて後を追いかけるのであった)

ご案内:「商店街」から風間蒼介さんが去りました。
ご案内:「商店街」から由乃 廻さんが去りました。
ご案内:「商店街」に紅葉 椛さんが現れました。
紅葉 椛 > 空に赤さが少し残る黄昏時。
赤いカーディガンを羽織ったポニーテールの少女が、誰かを待つかのように佇んでいる。
辺りをきょろきょろと見回し、それらしい人が居れば反応するも、違うようですぐに肩を落とす。

「んー、バレないよね多分……後ろから驚かせるかな」

いつもは黄色いパーカーの少女。
今日はお洒落をしたようで。
その理由は、着ないのは勿体ないというのと、驚かせたいという子どもっぽいものなのだが。

ご案内:「商店街」に渡辺慧さんが現れました。
渡辺慧 > 「……………なにしてんの?」

唐突に。――という表現はまた無粋であろうが。自分にとっては、唐突、というほかなく。――呼び出し、もとい。まぁ呼び出しか。

それをくらってその現場に赴いてみれば。
落ち着かない動作で佇む一人の少女。
――以前見た時とはずいぶん様変わりしているようだが。

「……ん。やぁ、こんばんは。……新衣装のお披露目?」
そう言って。薄く笑って、小首をかしげた。

紅葉 椛 > 「ひゃいっ!?」

不意にかけられる声。
バレないだろうと思っていたが、存外すぐにバレたようで。
予想外の出来事に変な声が出てしまった。

「あ、あはは……すぐバレるとは……
 変装のつもりだったんだけど」

声の主の方を向き、苦笑を浮かべて頬を掻く。
いつも通りの白パーカー。
呼び出した相手で間違いない。

「いやさ、今も言ったけど変装ってできた方が便利じゃん?
 だから男装するための服を見繕ってもらえないかなって呼び出したんだよ」

至極真面目な顔で呼び出しの理由を話す。
傍から見れば阿呆な考えかもしれないが、彼女はとても真面目に考えていた。

渡辺慧 > 「んー…………」

その言葉に、しげ、と。その服装を見渡して。

「似合ってるよ」
恐らく。求めている台詞は違うのであろうが。
まぁ、感想位言ってもおかしくなかろう。

「便利かどうかは分からないけど。……変装が必要な日常に出会ったことはないなぁ」
ぼんやりと呟くが。――と、いうか。彼女が男装をしても、余計に目立つのでは。という考えも浮かぶ。
無粋そのものであろうから口は噤むが……。

それより、だ。
「……なんで俺?」
自分に頼むとは、よほど――手段に困窮していたように思える。

紅葉 椛 > 「あ、ありが、と……」

求めていた言葉ではないが、嬉しい言葉に頬が赤くなる。
夕焼けの色で隠されるか、それとも見えてしまうか。
たまには変装関係なく着てみるのもいいかもしれない。

「私は仕事が仕事だからさ。
 パーカーで気付かれたら不便だったりもするんだよね」

誰かの不審な行動を監視するなどの依頼が来た場合、間違いなく不便だ。
女だと思われているのなら男装すればなんとかなるだろうという安易な考えを、本気で名案だと考えている。

「え? だって知り合いの男で頼めそうなのが慧くらいだから」

当然といった様子で応える。
事実、男性との交流は殆どない。

渡辺慧 > 「うん。よろし」

何事も、素直に受け取れる方がいいのだろう。
人のことを到底言えないのを自覚しながら、だからこそ他人の――。

「しかしそれで男装たぁまた……」

極端から極端に走るそれで、彼女もまたどこかずれているような気もするが――。

「……ま、いっか」

しかしながら。彼女も気づくべきなのだ。
自分が、ほぼ。この格好――つまり。彼女が言うパーカー姿ばかりしていることを。
それ以上に。
その交流の狭さに、一つ。――ある意味同族としてため息をついた。

そしてやはり。此処で言う事でもないから。

「――ま、いっか」

「……んじゃ、いくか」
そう言って。――歩き出す。

紅葉 椛 > 「おかしいかな……名案だと思うんだけど」

真面目な表情で考え込む。
漫画でも変装は重要だと書いてあった気がする。
極端な発想は、漫画から知識を得ているかもしれない。

目の前の少年が同じパーカーばかり着ていること、自分と同じく交流が狭いことを完全に失念しているようで、とても期待しているような目で慧を見ている。

「うん、行こっか」

笑顔を浮かべ、後ろから着いていく。

渡辺慧 > 「期待すんなよ」

後ろへ歩く彼女の目線を想像して釘をさす。
こめかみを指先で叩きながらどこへ行くかと思案すると。
――まぁ、量販店でいいだろう。ある意味、変装、というならば。
一番特徴が出づらいだろうし。

休日の最後だからか――次第に人の姿は減りゆく。
人込みを紛れることにならなくてよかったと安堵するのか。
それとも、紛れられないことに不安になるのか。

軽快ともいえぬ足音を立てて目的地へ向かう足取りは。
向かう先は――。

紅葉 椛 > 「え? でもやっぱり男性の服は男性が一番だと思うし」

少年の行く先を見ながら着いていく。
辺りからは視線を集めているように見えるが、気のせいだろうか。
もしかすると、恋人同士のように見えているのかもしれない。
いや、兄妹だろうか。
なんにせよ、視線を集めているのは気のせいではないようだ。

「で、どこ行くの?」

少年の三歩後ろから着いていっている少女は、目的地がどこかすらもわかっていない。

渡辺慧 > 「君の世界は大分狭いみたいだな」

いや、違うか。
この場合ならば、知らない、という方が正解なのかもしれない。
自らに寄せられる視線なぞ、気のせいでしかない。

「……いけるとこに、かな」

見える先は誰もが一度は利用したことであろう、そんな服屋。
無難であり、一番無難からほど遠い。
だが、この場合なら。誰かの物を選択する場面で言えば――まぁ、無難足り得るだろう。

「ここ」

――少しだけ狭めていた歩幅を、少し大きめに踏み出すと。
開いた自動ドアの中にするりと入り込んだ。

紅葉 椛 > 「あー、そうかも。
 ここに来るまでは家から仕事以外で殆ど出てなかったし」

ふと昔を思い出すが、頭を振って忘れる。
今大事なのは服を買うことで、昔の話ではない。

少し歩けば、見たことはある衣類量販店に着く。
何かしらで見たことはあるが、何で見たかは覚えていない。

「ああ、見たことあるかも。
 利用したことはないけど」

そう言って少年の後ろから店へと入る。
思った以上の服の量に、感嘆の声をあげた。

「はぁ……すごい……」

渡辺慧 > 後ろの様子。
自分の視界外の様子。だから、それは。"知らない"のだ。

だから気にすることはない。

「…………ま、外は広いさ」

ただの量販店。
それに対しての、この反応に。いささか苦笑を漏らしながら。

「さて。……男物だったか」

……小さいサイズあったかな。
と少し疑問に思いながら、歩き出す。
ぶかぶかすぎるのも――いや、ラインを隠すという意味ではそちらの方がいいのだろうか。
いかんせん、変装などというのは。
余りに自分にとって日常ではないから、知識なんてあるわけもなく。

紅葉 椛 > 「だねー……服がこんなにあるのも知らなかったや。
 私が今持ってるのもこの服といつもの、それに洗い替えだけだし」

新しい物を見た子どものように、興奮した様子で辺りを見回す。
服にそれほど執着はないが、ここまで多いと興味が湧くのも当然だろう。

「ああ、そうそう、男物。
 胸はサラシで潰せばいいかなって思ってるんだけど……」

コルセットスカートのせいで強調された自分のそれを見て、また考える。
小さくは、ない。決して小さくはないそれを隠すにはサラシだけでいいのだろうか。
ラインを隠せるような上着も必要なのかな、などと思考を巡らせる。

「どんな服がいいかなぁ……」

渡辺慧 > 子供みたいだな。
無邪気な方の。
自分は――いうなれば、ガキ、の方だ。
サラシ、等という単語が出るぐらいにその変装に向かう気持ちは正しく本物なのだろう。
――無邪気、無邪気――?

「……」
流石にそれを不躾に見るのは色々な意味でまずかろう。
ため息をついて彼女から視線を外す。

もう秋だ。
長袖のシャツにアウターなどがいいだろう。
……多分。人様のコーディネイトなんてやったことはないから、恐らくでしかない。ブルゾンとか。
……でも女の子相手に地味すぎるのではないか。
いやしかし、男装……。

――流石に悩んでいた。

紅葉 椛 > 子どものように、色んな服を手に取っては元の箇所へ。
おかしな柄の服を見ては笑ったり、不思議なデザインの服を見ては首を傾げたり。
楽しそうに辺りを歩き回っては服を触る。
店員に声を掛けられそうになると、すぐに他の場所へと逃げて、服を見ては逃げて。
楽しそうに、とても楽しそうにしていた。

少しすると、少年の元へ近寄り

「よさそうなの、あった?」

先ほどまで見ていた服は全て元の箇所へ。
自分が見ていたのは面白いからであって、男性の服など全くわからないのだ。
全て任せた、と言わんばかりの笑みを浮かべて少年を見つめていた。

渡辺慧 > 近づいてくる少女を横目で見て。
自らが見詰めていた先にまた視線を戻した。

こめかみを再び。指先で叩く。

緩やかに。思考が止まっていく。

「――――――なぁ」
そう言うと、歩き出す。
その際に、彼女の手を引いたかどうかは定かではないが――。

その場所は。ついてしまえばなんのことはない。
女性物の服売り場。

「………………まぁ、男装とかよか」
「女の子らしい服装の方がかわいいんじゃないですかね」

そう言って、冬物のワンピースを、ふと引き出して。
「これとか」

……趣旨がずれているのは分かっている。
分かっているが。元より、趣旨じたいが盛大にずれていたのではないか。
という部分に言及してしまえば、きっとこれが正しい選択、だと。
言い訳というか詭弁というか。――流石に、男装に対する服装を選べるわけもなかった、というだけの話なのだけれど。

まぁ。嘘は言っていないので許してほしいところ、ではある。

紅葉 椛 > ふと手を取られ、別の売り場へ。
着いた先は、女性物の売り場。
男装のつもりだったのだが、相手はそれをよしとしないのだろうか。

「女の子らしい服……その方が変装っぽいかな?
 今回みたいにすぐバレたらダメだと思うんだけど……」

少年の取り出した冬物のワンピースは自分に合うサイズで、とても可愛らしい。
まぁ、この少年がそういうのなら多分そうなのだろう。
男装の服は本で調べて買うとして、今日はこの服を買うことにしよう。

「それなら今日はこれにするよ、ありがと!」

ワンピースを受け取り、胸に抱く。
渾身の笑顔を、慧へと向けた。

男装を諦めるつもりは、微塵もないように見える。

渡辺慧 > 「………………」
最後まで、多分自分の言葉の意味を理解することはなさそうだ。
まぁ。――別にかまわないのだけれど。

「大丈夫でしょ」
「きっとバレ/ないさ」

似合ってるしね。――気づくことは、ないだろう。

「うん。……どういたしまして」
それが彼女にとっての普通なのだから、それに何をいうか。

その笑顔に対する返答は。
ゆるい、ふわりとした笑みだった。

紅葉 椛 > 「大丈夫ならいいんだけど……
 まぁいいや、慧を信じようかな」

にこにことワンピースを抱いて。
きっと、相手の意図などには気付かないのだろう。

「へぇ、そんな笑い方もするんだ……」

向けられたのは、いつもと違う、ふわりとした笑み。
珍しさからか、じぃと見つめてしまった。

「あ、それじゃあ会計済ませてくるね」

見つめた事が気恥ずかしくなり、少年に背を向ける。
スカートを揺らしながら、レジへと駆けていった。

渡辺慧 > 「……なにさ」
見つめられたことに不思議そうに問いかけた後。

「あいよ。……いってらっしゃい」

そう言って。駆けていく少女の後姿を横目で見ると、その壁際に目を閉じ乍らもたれかかった。
腕を組んで、一つ、息を吐くと。

「……ま。……後はよろしく」

そう、誰か。誰かだ。
誰かなのだ。
それが伝わることはないだろうけど。

そうして。会計から戻ってきた彼女と。
横に連れたってか。もしくは、来た時と同じように。
先を、歩いて、か。

どちらにしても、彼女の依頼は完遂したのだろう。
――貸し、と呼ぶべきか迷いながら。

家路は、そう遠くなかった。

ご案内:「商店街」から渡辺慧さんが去りました。
ご案内:「商店街」から紅葉 椛さんが去りました。