2015/12/24 のログ
ご案内:「商店街」に真乃 真さんが現れました。
■真乃 真 > イルミネーションに囲まれ輝くモミの木。
それを正面から見える位置にあるベンチの真ん中に腰を下ろしたサンタの服を着た男が一人。
その左右にはそれぞれケーキの箱ともう一つ袋が置かれていた。
……クリスマス。
そのイベントについて真乃真は嫌いではなかった。
こっちに来るまでは家族でクリスマスを過ごしてた。
このときしか食卓にでないチキンやケーキを家族で囲んで食べていた。
去年この島で過ごした初めてのクリスマスは風紀委員の活動中で同僚の愚痴を聞きながら
夜遅くまで働いていた。
かなり寒かったが今となっては懐かしい思い出である。
今年は一人。真乃真の人生初の一人で過ごすクリスマスだった。
■真乃 真 > サンタの服を着てケーキを売るというアルバイト。
バイトが終わり余ったケーキをタダでもらい、せっかくだからチキンも買って
そういえば、ここのイルミネーション明日までだったかなと見に来たのだ。
よし冷めないうちにイルミネーションでも見ながら鳥食べるかと思っていたところだった。
学生街の本通りに立った立派なツリーに見惚れる人は多くてもこのツリーの前に留まる人は少ない
確かに綺麗だがここから少し足を延ばせばもっと立派なツリーが見えるのだ。
なんならベンチに座っているサンタ服の恰好の男の方が目を引いているくらいだった。