2016/11/24 のログ
セシル > そんな感じで、香水のチェックをし(結局拭き取り用のコットンも借りた)、良さそうなものにあたりを付けて。

「それでは、これを頂きます」
『ありがとうございましたー』

会計を済ませると、セシルは化粧品店を後にして風紀委員の職務に向かうのだった。

ご案内:「商店街【常世祭期間中】」からセシルさんが去りました。
ご案内:「商店街【常世祭期間中】」にニコラスさんが現れました。
ニコラス >  
――なんだここ。

(山を降りる頃にはもう日は落ちかけていた。
 辺りは暗く、足元はおぼつかない――ことは無かった。
 火でも魔術でもない明かりを放つ街灯や、光る看板。
 そもそも道の両側にある店が既に明るい。
 その光景に、思ったことがつい口からこぼれた。
 見慣れない服装は旅をしていれば珍しいものではなく、むしろ自身の住んでいた国のものに似ている気はする。
 しかしその作りは比較にならないほど丁寧でキッチリ作られている、ように見える。)

なんだ、金持ちの街か……?

(そんな中をマントを被って弓を背負って歩いていれば、嫌でも目立つ。
 周囲の視線に晒されながら、通りをキョロキョロ見回しつつ歩く様はおのぼりさん丸出しだろう。)

ご案内:「商店街【常世祭期間中】」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 常世祭りも残り大体一週間大分落ち着いては来たもののそれでもやはり普段よりも人は多く。
当然、困っている人も普段より多い!過酷な出店でのバイトと普段より多い人助けこの二つを両立できるのは
真の人一倍ある体力のお陰であるといっても過言ではないだろう!!

そんな事を思いながら、ああ、明らかに自画自賛しながら道を行けば明らかに困ってそうな人がいる!!

「おっと!!どうしたんだいそこの君!ああ、マントをつけてるそこの君だよ!
 さっきからキョロキョロ、キョロキョロと!何か探している物でもあるのかい!?」

勢いよく話かける男。
首から異様に長く白いタオルを靡かせた男である。
困っているなら助けねば!たとえ困っていなくても!それはそれで良い事だろう!

ニコラス >  
(キョロキョロしていたら声を掛けられた。
 そちらの方を見て、自分を指差す。)

――俺?
あぁいや、何か探してるわけじゃねーんだけど……。

(強いて言うなら自分の知っているものを探している、と言ったところだろうか。
 しかし彼の服も丁寧でしっかりした仕事がされている。
 やはり金持ちの街か、と考える。)

なあ、一体この街はなんなんだ。
街中滅茶苦茶明るいし、魔法使ってるわけでもなさそうだし。
建物だって、こんなデカくてキッチリしてるし。

(辺りの建物を見渡す。
 自分の居た世界――まだその自覚は無いのだが――では、どんな都会でもこんな街は見たことが無い。
 どうやらこちらを助けてくれそうな雰囲気の彼に尋ねてみる。)