2018/07/27 のログ
ご案内:「商店街」に修世光奈さんが現れました。
修世光奈 > 「ふっふー♪」

と、と、と…という軽快な足音を立てながら商店通りを歩く姿
今日は特に依頼もなかったため、賑やかなこの通りに散歩しに来ていた

『あ、コーナちゃん!この前ありがとねー!デートに間に合ったー!』

「おー。それはよかった!あつあつになれたー?」

以前の依頼人とすれ違えばぶんぶんと手を振りつつ、相手にやだーもー、とか言われつつ分かれて


『おう、コーナ!あの角曲がったとこ、美味いカキ氷屋が新しくできたらしいぜ!』

「わぁ!本当?行ってみる―!」

人当たりがよく、誰の探し物でも快く探す彼女には知り合いも多く、こんなお得な情報も飛んでくる

「よし、今日はかき氷食べて―、それからあのアクセサリーショップ行こうかなー」

鼻唄混じりにスキップしながら。暑さに負けない輝きを振りまいている

修世光奈 > そのまま、休日を堪能したそうです
ご案内:「商店街」から修世光奈さんが去りました。
ご案内:「商店街」にヨキさんが現れました。
ヨキ > 商店街の中程に位置する小さな公園。
日が傾いて空気が冷え始めた夕刻、その木陰のベンチで一休みするヨキの姿があった。
傍らに置かれた紙袋は、すぐ近くの画材店のものだ。

「ふう」

買い物中の一休み、ということらしい。
ペットボトルの緑茶をぐびぐびと煽って、Tシャツの裾から風を仰ぎ入れる。

ヨキ > 間近の往来は、夕食の支度と帰宅の途に就く人々とで賑やかだ。
それらの声をどこか遠いもののように聞きながら、スーパーに寄ったら桃を買おう、だとか、
馴染みの雑貨屋を冷やかしてゆこうか、などと、取り留めもないことを考える。

飲み掛けのペットボトルといえど、首筋に宛がうとひやりとした感触が心地よかった。
魔術師のように、自分だけ涼しい空気を纏うという芸当は出来ようもない。

ヨキ > 休憩するうち、熱に浮かされた頭が徐々に冴えてくる感覚がある。
知らず知らずのうち、よほど火照っていたらしい。

見れば太陽は街の向こうへ沈んで、視界には徐々に暗がりが迫っていた。
額の汗を拭って、ベンチから立ち上がる。
このまま買い物へ戻ってもいいし、どこか寄り道をしたっていい。
公園を出て、通りをぐるりと見渡す。