2018/07/30 のログ
ご案内:「商店街」に一色 白羽さんが現れました。
一色 白羽 > 弟妹やら兄姉たちがほとんど家から出て、寮で生活するようになってしまって
正直少しばかり逆に忙しくなった。
騒がしさは鳴りを潜め、広くなった我が家であるが、今家にすむのは小さな末の妹と自分しかいない。
つまりは家事のお鉢が回ってきたのだ。
今までは、自主的にそれを行おうとしてきた者に任せきりでいたが…流石にそういうわけにもいかない。
というわけで、足りないものの買い出しに来たわけで。
かといって、ここにやってきて一年目…あまり勝手もわからず、商店街をウロウロとしていた。
学校は…自主的に休みだ。万が一食事を遅らせるわけにも、帰りを待たせるわけにもいかないのだ。
家を守る役目を任された以上は。

「夏だけど…青椒肉絲かなにかにしようか…」

メニューを考えつつ八百屋だか肉屋だか…スーパーやらを物色しようとしている。

一色 白羽 > かと言って妹も女の子だし、そうそう味のこいものを何度も出すわけにもいかない。
中華料理は嫌いではない部類の味付けだが、それはあくまで自分の好み。
夏といえば冷たい麺類でもあるわけだが、それも続いてしまえば手抜きでしかなくなる。

「冷製パスタ…ビシソワーズ…いや、冷たいものばかりでも…」

なんだかんだ、毎日メニューを考えていたこがねぇはすごかったのだなと感心する。
さて、まいった。
授業が終わる前には家に帰っておきたいのだが…中天にあったはずの太陽も少し傾いてきている。
早めに決めなければなるまい。

ご案内:「商店街」から一色 白羽さんが去りました。