2017/05/30 のログ
ご案内:「古書店街「瀛洲」」に暁 名無さんが現れました。
■暁 名無 > 古書店街なんて来たのは何年振りだろうか。
少なくとも、学生の時分にこの辺りを訪れた事は無い。
本を読む様な事柄は全て図書室で済ませ、校門から一歩出るや否や頭を使う事は全部止めてしまう。
そんな学生だったから。
「いや、成長してる気はさらさらねえけどさ。」
それでも、こうして昔は近づかなかった場所に足を運ぶようになった、というのはそれなりな進歩にも思える。
美女か美少女同伴なら言う事無いんだけどな、ほんとな。
■暁 名無 > こうして馴染の薄い路地を歩いている理由。
それは、単純に大変容以前の文献資料集めだ。
古来より世界中に点在していた幻想生物、それらに関する文献をなるべく多く入手したい。
出来れば大変容によって彼らの存在が公に認知されるより以前に出版されたものが望ましい、のだが。
「案外無いもんだ。つーかそもそも店に入れねえとは。」
火気厳禁にも関わらず銜え煙草の俺に非があるのは重々承知してはいるが。
それでもそこはほら、何かこう上手い事インチキして防火加工の魔術とかさ、使えば良いんじゃねえのって思うんだ。