2017/08/15 のログ
ご案内:「古書店街「瀛洲」」に御剣夜霧さんが現れました。
■御剣夜霧 > 授業終わりの夕刻。人づてに聞いた書店にて開くのは、この世界の歴史に関する本。
授業で現在のことについてはある程度知り得たが、歴史的な部分については知らないことばかり。
というわけで、少しでも調べようというのが、本日の目的で。
「ふむ…」
年表や簡単な解説が書かれた本を読むこと数十分。
一つ分かったのは、元居た世界と比較的近い道筋を辿ってきたということ。
そして元居た世界は、江戸時代初期くらいの文化レベルであったということだ。
そして、歴史上の人物の名前は明らかに違うのに、要所では似たような出来事が起きている。
「どの世界においても、人に大差などないのかも知れぬな」
一人悟ったように呟くと、さらに解説を読み進めていくのだった。
■御剣夜霧 > さらに時間は経ち、辺りが暗くなり始めた頃。
その手にあるのは、歴史関係の本ではなく、料理のレシピ本だった。
「この"ぱんけぇき"なるものは実に美味だった。店主も食べたことはあるか?」
長居になっているせいか、すっかり店主との会話にも花が咲く。
自分が食べたものがいかに美味しかったかを散々語った後、
結局歴史本とレシピ本の2冊を購入し、店を後にする。
「これは作るための道具も揃えねばならぬな…」
軽くニヤけながら、軽い足取りで自室への帰路についた。
ご案内:「古書店街「瀛洲」」から御剣夜霧さんが去りました。