2015/05/31 のログ
ご案内:「常世公園」にエリンさんが現れました。
エリン > 「…………」
カランカランとカウベルを鳴らしながら、周りをキョロキョロ見渡して歩いている。
片手にサンドイッチを持っており、ベンチを見つければそこに座る。
時刻はお昼ごろ。

エリン > 「ここなら、気持ちいいかな」
風が髪をなでる感覚に微笑みつつ、サンドイッチをいれた袋を開ける。
イチゴジャム、たまごとレタス、そのほか諸々のサンドイッチを膝上に広げ、手を合わせる。
「いただきます」

エリン > 小さな口にもそもそとサンドイッチを詰め込んでいく。
たまに、主人の意志を代弁するかのようにカウベルががらん、と音を立てる。
さらさらと風が吹き抜けていく。

エリン > やがて食べ終われば、また手を合わせる。
「ご馳走様でした」
ぱっぱっ、と膝のパンくずを払い、ゴミを片付ける。

ご案内:「常世公園」にジップさんが現れました。
ジップ > 「バーガー、バーガー! 美味しいバーガー!」
下手な歌が聞こえてくるテレビのCMで聞いたことのあるバーガーショップの歌詞が聞こえる。
いかにもごきげんな様子で紙袋を抱えている。

エリン > おなかがいっぱいになり、若干うとうとしていたところに聞いた事のある曲が聞こえてきてびくっと顔を上げる。
キョロキョロと見渡し、曲が流れてくる原因の人を見つめる。

ジップ > 「ヘイ、ガール! ごきげんな飯日和だなぁ!」
生徒だと気がつくと気さくに声をかけてくる。
その怪しい見た目は警戒心を煽りそうなものであるが。

エリン > 「はい、こんにちはお兄さん。
今日は暖かくて過ごしやすいご飯日和ですね」
警戒心がないのか、警戒する必要がないと判断したか。
ふにゃ、と柔らかく笑って返事を返す。

ジップ > 「グッド、スマイルガール! 飯済み、飯済み? 良かったら一緒にどうだーい」
無節操に座っているベンチの隣に座る。
「俺はこれからごきげんなバーガァー……タイムだぜ!」
袋から取り出したバーガーの包み紙にはパーガトリーバーガーのロゴが。
なんの肉を使っているのかよくわからないがとにかく美味いといわくつきの店だ。

エリン > 漂ってくる匂いにちょっと苦笑しつつ
「ごめんなさい、私はつい先ほど食べ終わってしまって……」
膝上のゴミを見せる。

ジップ > 「そいつは残念だぜ、でも折角だから話をしようぜ。 俺はジップ・ロック、学園の二年生だ。 ジップとでも気軽に呼んでくれよな!」
バーガーの包み紙を開くとそれまで閉じていた顎の部分が開いて口の奥へと突っ込む。
見ているには異様な光景だがそのヘルメットらしき奥に口があるようだ。

エリン > 「ジップさんですか。私はエリンといいます。
同じ二年生ですので、もしかしたらどこかで会ってたかもしれませんね」
同じく名前を明かし、微笑む。
……が、ジップの食べ方。主にそのヘルメットの中に興味があるのか、不思議そうにジップの食べ方を見ている。

ご案内:「常世公園」に軍ヶ浦 十乃さんが現れました。
軍ヶ浦 十乃 > 「いい天気っつぅか、あっちぃなぁ……」

 暑そうに服をはたつかせながら、公園を歩く少年。やや長身。

ジップ > 「オーゥ……参ったね! 俺としたことが同学年の女子を忘れるなんてさ!」
あっという間にバーガーを平らげると袋からコーラとまたバーガーを取り出して食べ始める。
「ハッハッ! 気になるよなぁ、でも珍しくもねぇと思うぜここじゃ見た目なんて気にしたら負けなんだからよ!」
この常世学園においては異界などからあらゆる個性的な人々が集まる。 ジップもその一人のうちにすぎない。
「でも、こう見えても俺は人間だけどな。 見えねぇだろうけどよぉ! ハッハッハッ!」

エリン > >軍ヶ浦十乃
前を通りかかる少年に目が行く。
金色もそうだが、その中に桃色のある髪が少し面白く感じ、少しの間だけ見る。

>ジップ
「大丈夫ですよ、私はあまり人と会うことがないので、もしかしたら会ってないかもしれませんし」
くすくす小さく笑い、
「そうですね……失礼を承知で言えば人間にはみえませんが……そういう姿もかっこよくていいと思います」
その程度を偏見したり奇異に思ったりはしたりしない。

軍ヶ浦 十乃 > 「……んあ?」

 見られていると気付けば、視線を返す。
 一瞬何か困っているのかとも思ったのだろうが、良い雰囲気のやりとりを見ればそういうことはない、と察した。

エリン > >軍ヶ浦十乃
視線が合えば、一瞬気まずそうにするが、すぐににっこりと笑みを返し頭を下げる。
少し離れているせいか、声を張り上げることをしたくないためにお辞儀だけしたのだろう。

軍ヶ浦 十乃 > >エリン
 そのえみと会釈により、気が和らいだのだろう。
 ふっと軽く笑い、エリンへと会釈を返した。

ジップ > >エリン
「ハッハッハッ、言うねぇエリン! かぁー、ここじゃそう言ってくれる奴はなかなか居ねぇからなぁ!」
ストローを口の奥へと突っ込んでコーラを飲む、つまりそうしないと飲めない不便さが伺える。
「お世辞でもありがたいぜ、俺もこの顔はあまり気に入ってないからなぁ!」
素直な言葉をお世辞と受け取りながらその手には三つ目のバーガーがあった。

>軍ヶ浦十乃
エリンの視線がそちらに向いたので釣られて向いた。
なぜか十乃にむけてサムズアップを送った。

軍ヶ浦 十乃 > 「お、おう。」

 サムズアップが視界に入る。
 思わず、困惑と感嘆の声が漏れた。

「……今日の昼飯はハンバーガーにするか。」

軍ヶ浦 十乃 > 【そして、そのまま通り過ぎた】
ご案内:「常世公園」から軍ヶ浦 十乃さんが去りました。
エリン > >軍ヶ浦十乃
立ち去る少年にひらひらと手を振る。

>ジップ
「そうなんですか?それは……お気に触りましたら申し訳ありませんでした。私はかっこよく見えたものですから……」
失敗した、みたいな顔をしてジップに謝る。
てっきり気に入っているのかと思っていたが、そうではなかったらしい。

ジップ > 「好き好んで着けてる訳じゃねぇしな! 別にいいぜ、よく勘違いされることだからよ! シット! こいつが外せれば今頃モテモテだったんだろうによぉ!」
ようやくすべてのバーガーを食べ終えたのか包み紙を紙袋に突っ込んでいる。

エリン > ジップの物言いにほがらかに笑う。
「ジップさんのお顔はきっと綺麗だったんでしょうね……。そのヘルメットは、なにかあったんですか?怪我をされたとか……」

ジップ > 「ん、んっー……そうだなぁ」
少しだけ言葉を濁し。
「悪の組織に改造されちまってなぁー! ハッハッハッ!」
嘘と真実が混ざった答えを軽快に返した。

エリン > 「……ごめんなさい、ジップさん。
まさかそんな事情があるとはおもわなくて……」
真に受けたのか、本気で落ち込んだような顔でぺこりと頭を下げる。

ジップ > 「んんー……、純真無垢って結構心にクルもんだねぇー。 あぁ、こっちの話。
ノープロブレム! 今は十分たのしいからそれでいいじゃねぇかよ!」
紙袋を潰して遠く離れたゴミ箱へと投げ入れる、見事に吸い込まれていく。
「ナーイスピッチ! そろそろ時間だ、授業に遅れないように早く行こうぜエリン」
立ち上がり促す。

エリン > ジップの投球には小さく笑みを浮かべ、軽く拍手をし
「あ、もうそんな時間…。
そうですね、今日は楽しかったので授業にでることにしましょう」
まるで普段は出ていないかのような言い方で、ジップと共に立ち上がる。

ジップ > 「えーっと、次の教科はなんだったっけ?」
エリンと共に教室へと足を運び始めた。

ご案内:「常世公園」からジップさんが去りました。
エリン > 「この時間帯はたしか……」
ジップを少しおうように、歩き出した。

ご案内:「常世公園」からエリンさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に白崎玲刃さんが現れました。
白崎玲刃 > おお、ちょうど、今は、人が居なくて静かだな。少し休憩するにはやっぱりここが良いな【焼鳥を持ちながら、ベンチへ向けて歩いていく】
白崎玲刃 > うん、まずは塩だな。うん、シンプルでいい味だ。次に、たれだ。しょっぱさと甘さが丁度良く絶妙な味だ。そして、砂肝、うん、いい歯ごたえだ。
【ぶつぶつと何か呟きながら、焼鳥を食べている】

白崎玲刃 > よし、食った食った。少し、休むか。【焼鳥を食べ終えると。串を公園のごみ箱に捨てた後、ベンチに寝転がった】
白崎玲刃 > しかしだ、今は全然依頼ないな。まあ、今までの蓄えである程度は生けてけるだろうし問題は無いが、むしろ、去年の様に、依頼が長期間かかって単位取れなくて留年する方が問題か。【ベンチに寝転がりながら、思考する】
白崎玲刃 > まあ、なるようになるか。よし、十分休んだし。また何処か適当に行くかな。
【気楽に思考を終わらせると、ベンチから起き上がり、また何処かへと適当に歩いて行った。】

ご案内:「常世公園」から白崎玲刃さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に山田スミスさんが現れました。
山田スミス > ふぃー、一服一服っと。(慣れた様子で公園のベンチに腰掛け、異能の力で透明化しか何かを取り出す)
山田スミス > よっこらせっと。(山田が口元でカチッと指を動かすと、何も無いところから火と煙が現れ、それを吸っては吐き出す)
山田スミス > はぁ・・・ほんま近頃、面倒な仕事増えて嫌になるわーやってられんっつーねん(愚痴を呟きながらベンチに深く腰掛け、空に向かって煙を吐き出し、指は時折とんとんと何かを叩き灰が零れる)
山田スミス > (ふと視線を向けた先にあるゴミ箱の中身に気が付く)お・・・?あそこのゴミ箱の焼き鳥の串みたいなの入ってるやん。ええなぁ・・・今夜は焼き鳥とビールでぐいっと一杯やろうか。
山田スミス > おっと、もうしまいか。ほな、そろそろお仕事再開しますか。(ベンチから立ち上がり、公園を立ち去る男の姿は次第に薄れて、消えていった)
ご案内:「常世公園」から山田スミスさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にさいこさんが現れました。
さいこ > 「うふふ、大漁だよぉ……」

 早朝の公園の池でヨクワカラナイ魚を釣り上げた。
 今日の朝ごはんはこれにしようと、ビニール袋に魚を入れて歩いている。

さいこ > 「……公園で火気は怒られちゃいそうだけどぉ……どうしようかなぁ?」

 周囲を見渡す。火を使っても怒られなさそうな所を探している。
 彼女の行動範囲はまだ広くない。

さいこ > 「……とりあえず、処理だけしちゃおうかなぁ。」

 手頃な岩の上に魚と木の板を置き、魚を載せる。
 ややバランスが悪いが、この際仕方がない。

さいこ >  スチール缶を引き裂いて形にしたナイフを取り出す。
 そのナイフを持って、ざくり、と、魚のえらから中骨、首、延髄を断ち切り、血を抜かす。
 とてもではないが、テーブルの上では出来ない。

「よい、しょ。」

さいこ > 「……虫が怖いけどぉ」

 魚の頭を下にし、血が抜ける様にビニールを引き裂いて作った紐で吊るす。
 ビニール、万能。

さいこ > 「血は抜けたかなぁ……
 ……ううん。この暑さじゃすぐにダメになっちゃう。
 怒られちゃうかもしれないけどぉ、火で焼かせて貰おっかなぁ……」

 吊るして血を抜いた魚の鱗を丁寧に落とす。
 その後、締めた魚をビニール袋に入れなおし、火をおこせそうなポイントを見繕う。

「ここかなぁ……」

さいこ >   支柱になりそうな枯れ枝と、蔦、落ちてた新聞紙を合わせて簡単な焚き火の骨組を作る。
 そこに拾ったライターで火を付け、魚を別の木の枝に刺して投入する。

 しばらくすれば、焼きあがる。

「んっ、完成かなぁ。うふふ……♪」

さいこ > 「いただきまぁす。」
ご案内:「常世公園」からさいこさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にカエラムさんが現れました。
カエラム > 「……ggg」

池の中をじぃっと覗き込んでいる巨体。

カエラム > マフラーを緩めてみると、骸骨の部分が露になる。
水面に映る自分の顔を見て、巨躯は溜め息をつくような動作をした。

カエラム > マフラーを巻き直して、その場を離れる。
ご案内:「常世公園」からカエラムさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > (時は夜…ではなく放課後。自販機に隣接しているベンチに座っている生徒が一人)……(たまに通りすぎる学生に声をかけてはまた座ってを繰り返している)
佐伯貴子 > 見まわるより座っていたほうが楽だな。当然か。(人通りが少なくなってきたので缶ジュースを買い休憩)
佐伯貴子 > (ちなみに銘柄は「あずきコーラ」)誰も通らなくなってきたな…本でも持ってくるんだった(携帯デバイスを取り出しいじり始める)
ご案内:「常世公園」に来島宗仁さんが現れました。
来島宗仁 > (何やら籠を背負って公園に現れる。楽しそうに花壇の方へ)
佐伯貴子 > 来たな…(人影を見つけると後を追った)私は風紀委員会のものだが…ん?(少し考えて)先生ですか?(授業を受けたことはないが見かけた顔だ)
来島宗仁 > お……?(くるりと振り返る。風紀委員の制服を認めると)
風紀委員の子か。俺は来島宗仁、薬草学の教師だ。
(一度籠を置き、近づく)

佐伯貴子 > 来島先生ですか。2年の佐伯貴子といいます(頭を下げる。丁寧な仕草)
薬草学は受講したことがないのですが、ひょっとすると薬草を採りに?

来島宗仁 > 佐伯君か、よろしくな。(軽く会釈して)
あぁ、いや、花壇の世話だよ。たまに雑草を抜いてやってるんだ。時々面白い草なんかも見つかるしな

佐伯貴子 > こちらこそよろしくお願いします。
学校外でそんなことをされるとはご趣味でしょうか…しかしこの島は植物もどこかおかしかったりするものなのですか?

来島宗仁 > まぁ、趣味もあるんだが……仕事の一環でもある。(ふっと少女の方を見る。少し考えた後)
君は風紀委員か。なら、話しておこう。
(そう呟くと、懐から箱を取り出し、中を見せる。
そこにはいくつかの萎びた草が入っている)

佐伯貴子 > 仕事…?
(相手の言葉にただならぬものを感じて姿勢を正す)
まさかこの草は…

来島宗仁 > (ひとつ頷くと触らないように注意し)
魔術的に危険な草、それに麻薬の原料に分類されるものだ。
たまーに変な場所に生えてたりするんだよな……
自然発生したものか、それとも違反学生なんかが植えたものかは分からんがね

佐伯貴子 > (当然手を出すはずもなく)
やはり…(魔術的、という部分は思い浮かばなかったが、麻薬という言葉には反応した)
しかし…そのような植物が意図的に栽培されているのでしたら、被害者が出るのではないでしょうか?
私は寡聞にしてそのような噂を聞いたことがありません
(当然この島の「安全な」地域にしか行かないからだが)

来島宗仁 > ――ちょっときつい話になるが、聞くか?
(溜息をつくと、手近にあったベンチに座る。そして懐からタバコを取り出し……貴子を見て、再びしまう)

佐伯貴子 > …仮にもこの制服を着ている身です。お聞かせいただければ
(タバコに関してはどうぞ、と。少し距離を取り、相手の顔が見えるような角度で座る)

来島宗仁 > あー……ほれ。
(写真を一枚見せる。ガリガリに、最早骨と皮しかない15歳くらいの少年が、虚ろな目で保健室のベッドに座っている様子。
胸がムカムカしたのか、結局タバコを出し、火をつけた)

佐伯貴子 > ……これは?
(大体の想像はついたが、あえて聞いた。煙草の煙など気にならないくらいには集中している)

来島宗仁 > 保健室に運ばれてきたガキだよ。
まぁ……知らないのも無理はないけどな。
公式にゃぁ「居ないはずの」生徒だ
(ふぅっと煙を吐く。手製の紙巻から出るそれは、どことなく甘い臭いだろうか)

佐伯貴子 > 二級学生ということですか…?
(その呼び名を、知ってからはじめて口にした。正式な呼称かどうかもわからなかったので)
だとしたら…「彼ら」はそんなにも…
(餌食にされているのですか、とかすれた声で言った)

来島宗仁 > 昔からよくある手口さ。
弱いヤツにヤクをばら撒いて、自分たちの言いなりにする。
そして非合法な仕事なり実験に使って――生き残れば、再び薬を与える。
(そしていつまでも抜け出せない。
心底不機嫌に呟いた)

佐伯貴子 > ……この島はそんなにも腐っていたのですか…
(正義感から始めたわけでもない仕事だが、責任感がないわけではなかった)
ですが私には…いえおそらく私達が束になっても…掃討するのは愚か発見すらできないでしょう…
(悔しさで握りしめた手のひらからは血が滲んだ)

来島宗仁 > ――じゃあ、何もしないか?
(タバコを携帯灰皿にねじ込む。答えはわかっているが、あえて問うように、少女の顔をまっすぐ見た)

佐伯貴子 > するに決まっています
(相手の目を見てまっすぐに。心の底から言葉を発した)
今は…「何を」すればいいのかわかりませんが…

来島宗仁 > ――ま、そんな肩肘張るな。
今は別にいいんだよ、お前のやりたい事をしてな(ぽんっと軽く肩に手を置いて)
こういう腐った奴の相手は、大人の仕事だ

佐伯貴子 > 先生…こう言ってはなんですが…
ここは学園都市なんです。学生の始末は学生でつける。そういう場所なんです。
もし「犯人」が違反学生だとすれば私達の仕事です。
(立ち上がって言った)

来島宗仁 > ――なるほどな。(感心したように頷いた。
自分も学生の頃は、あんな風に意地を張って生きてきただろうか)
もし、困った事があれば保健室に来い。俺に出来る事なら手伝うからよ(立ち上がるのを見送りながら)

佐伯貴子 > ありがとうございます
(深く礼を返す。そこではじめて自分の表情を知った。自分はこんなにも怒れるものだったのかと)
先程も言いましたが私達では力不足です。お力を借りる時が来るかもしれません。その時はどうか。失礼します
(何度も頭を下げ、力強く振り返ると学園中心部に向かって歩き出した)

ご案内:「常世公園」から佐伯貴子さんが去りました。
来島宗仁 > ――おう。
頑張れよ、佐伯
(少女、佐伯貴子を見送った表情は満足そうだった。
腐った世界だが、ああいう若者が居ると思えば、教師という職も遣り甲斐がある)

来島宗仁 > ――って、ちっ、呼び出しかよ(緊急呼び出しの電話を取りながら慌てて立ち去る)
ご案内:「常世公園」から来島宗仁さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に月陰ミツキさんが現れました。
ご案内:「常世公園」から月陰ミツキさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に月陰ミツキさんが現れました。
月陰ミツキ > ふわ……広いなぁ
月陰ミツキ > (きょろきょろと周囲を見渡して、本を3冊ほど抱えて戻ってくる。
月陰ミツキ > この島の成り立ちに関しては入学時に学んだ以上の事は解りそうにないね……
月陰ミツキ > 【彼女の手にはこの世界が異世界や超常といったモノと関わった歴史の本や、この世界へきた者達が纏めたこの世界への移動の切っ掛けなどを纏めた本が携えられている。
月陰ミツキ > 「元の世界とこの世界を行き来する手段だなんて贅沢は言わないけれど……せめて交信手段位は欲しいのよね。この学校では表向きその手段を見つけきれて無いし……私にどうにかできる筈も無いのだけれど……知りたくなるモノよね……」
月陰ミツキ > 「困ったわね……まずは今のこの世界に冠する状況や技術その他をきちんと理解する事から始めるべきかしら……どうせ私が何した所であの世界に関わる時が早まる訳では無いし」
月陰ミツキ > 「まずは関係ない魔法でもいいから魔法を覚えるべきかしら……帰還呪文が作り出されたとしても、魔法が使えない状態から覚えるのは骨よね」
月陰ミツキ > 【彼女の独り言が延々と続いていく……どうやら望む成果を得られなかった……というより何を望むべきか優先順位さえつけられない状態なのだろう。
月陰ミツキ > 「ふー……異世界への行き方に関する考察本や、この世界へ着たモノ達の体験談本に事欠かないのは在り難いね……尤も世界転移に関してはほとんど何も解ってないのが現状って感じみたいだけど」
月陰ミツキ > 【それまで読んでいた本を片付けると、入れ替わりに魔法の本を持って着席する。
月陰ミツキ > 「どんな魔法を覚えようかしら……私みたいな獣人種なら肉体強化系なら相性良さそうな気がするけれど……それだとできる事が増えるわけじゃないしなぁ」
月陰ミツキ > 「でも何にせよ戦闘力は欲しいのよね……異能を一切持たない極々普通のこの世界の成人男性位なら数人相手にしてもギリギリ勝てるだろうけど、異能犯罪者相手だと勝てない可能性が高そうね……火の球やら雷の槍投げてくる相手には手も足も出無いし」
月陰ミツキ > 「例え異能が無いこの世界の人間でも……格闘のプロ相手となると1対1でも難しそうだわ……女性のこの体と肉体強化系の生態能力だけじゃ……チンピラ数人相手が限度だものね」
月陰ミツキ > 「本を幾つかパラ読みして想う部分も多々あるけれど……先生に相談するしかなさそうね……」
月陰ミツキ > 【そういうと彼女は図書室を後にしました。
ご案内:「常世公園」から月陰ミツキさんが去りました。
ご案内:「常世公園」に月陰ミツキさんが現れました。
月陰ミツキ > 【PL御免なさい操作ミスしてやらかしました。近くの図書館から本借りて公園で読んで、本交換して公園で読んだという事でお願いしまス。
ご案内:「常世公園」から月陰ミツキさんが去りました。