2015/08/15 のログ
烏丸 九郎 > 「変なことっつーのは…それは…なんだ……子供は知らなくていいんだよ!」

この手の話題にはてんで弱い。
悪い笑顔のままぶりっこしてる少女から目をそらし、少し赤くなった顔を拭う。

「身体賭けられても…なんだ、扱いに困るぜ…。
まぁ、俺も負けるつもりはねぇけどな。」

少し赤い顔のまま再び満月を見上げる。
ほんとに綺麗な月だ。
今そばにいる自信たっぷりな少女は確かに美少女ではあるが…
自分も、こんなところで足踏みしているつもりはない。

「へっへ、いいぜ、そういうことにしといてやるよ。
っと、俺は九郎。烏丸九郎(からすま くろう)だ。
音界の覇者になる男だぜ。覚えておいて損はねぇ。」

少女の自己紹介に返す形で、こちらも名を名乗る。
少女の指を注視しながら首を傾げる。

「お前、おとり捜査ってやつか?危ないからやめとけよ?この島は特にアブねぇんだからよ。」

昼奈 > 「えー、えー、つまんなぁい。赤ちゃんをコウノトリが運んでくるために必要な男女の営みなんて知らないからぁー♪」
クッソ悪辣な笑みが更に凄みを増した。ちゃぁんと全部知ってて弄くり倒す。もはやセクハラで訴えたら勝てるレベルだった。

「ふーん、……クロウ、クロウね。名前で読んでもいー? 敬語って苦手なの。私のことはひなでもひな様でもお姉さまでもなんとでも呼んでいいからさ。」
腰に手を当てて、普通に言葉を返す。その上で、彼の自己紹介を茶化すことはしなかった。
その音楽がどれだけ素晴らしいものかもわからないし、音界の覇者とやらがどれだけのレベルなのかもわからなかったけれど、それを本気で望んで、誇りをかけていることは理解した。
そこに砂をぶちまけるほどに、阿呆ではない。

「しねーよ、流石にしねーよ。治安をなんで私が守んなきゃいけねーのさ。
いや、越してきたばっかだしさ、危ないって聞いてたから、逃げ道の一つ二つちゃんと覚えて置かないとやばいじゃん?
だから、自分家の周りを散歩して覚えてたってわけ。」
そしたら、思ったより広くて帰りが遅くなった、ってこと。と続けて、自販機の前に立って缶を改めて買う。

「……特にアブねぇって、例えば?」

烏丸 九郎 > 「このやろ…そういうことは、友達に聞け!友達に!」

親に聞けと言わなかったのは、その後の気まずさを考慮してのことであった。
少女に親があるか否かは知らない。
少年は自身の口元を手で覆って、大きくため息を付いた。

「ああ、構わねぇぜ。俺も昼奈って呼ばせてもらうからよ。
っていうか、お姉さまはどこからきた。どうみたってお前…子供だろうが。」

様付けに対してはあえて言及しない。
少年には子供に様をつけて呼ぶような…そういう特殊な趣味はない。

「そうだよな、そりゃそうだ…。そんなコトする奴には見えねぇしな。
まぁ、それで襲われちゃ元も子もねぇが。
アブねぇっていうのは…そうだな、異能者とか怪物とかだな。
この島にはどっちもありふれてるもんだからよ。
なんなら送ってくぜ?頼りにゃならねぇかもしれねぇがよ。」

自販機でジュースを買う少女に声をかけながら、立ち上がる。

昼奈 > 「来たばっかで友達もいねーもん。一人で来たしさー?」
両手を広げて、はっはん、と鼻で笑う。全く寂しさの欠片すら感じさせないクソガキ的態度だった。

「そういう憧れだっての。わっかんないかなー!」
そんなことを口にしつつも、当然の結果を理解していたのか、にしし、と笑顔を向けるだけ。子供と言われて怒る…ことはない。
言及をせずスルーされても、当然気にした素振りもない。迷惑な投げっぱなしである。


「………ふぅん。」
呟く。 そういやぁ、夜だったな。 月明かりを背中で受ける。
缶を左手でもって、右手を閉じたり、開いたりしながらその話を聞いて。

「……美味そう、じゃん。」
背中を向けたまま、ぺろ、…っと唇を舐める。ふ、しゅぅ……っと吐息が漏れて。先ほどまでせわしなく動きまわってきゃんつくとしゃべりまくっていた少女が、黙る。

ああ、喉が渇いたな。オレンジジュースを喉に通しながら、思考がぐるぐると頭を回って、回って。
喉が渇いたけどそれは危険で。それが危険なのはお腹が空くからで、お腹が空いたら食べちゃうわけで、食べちゃったら食べちゃったら。
思考がぐるぐると、ぐるぐると渦を描いて。


「ねー、帰り道に歌ってよ。歌ってくれたら、ちゃんと帰れそう。」
くる、っと振り向けば、に、っと両方の頬を持ち上げて笑顔を見せた。

烏丸 九郎 > 「何だ、お前…一人かよ。しょーがねぇなぁ。スマホか携帯持ってるか?」

連絡先の交換。暗に友達になってやるってことなのだが、それはなんだか言い出すのは照れくさくて、恥ずかしくて。
こんなぶっきらぼうな物言いになる辺り、少年もまだ子供なのだろう。

「憧れか、なら、まだお姉さまは早いな。
立派なお姉さま、になったら考えておいてやるよ。」

ケタケタ笑いながら、少年はギターを担ぎ歩み寄る。

「?」

突如黙る少女。なにかまずいことでも言ったか?と思うが…
すぐにけろりとこちらを向いて笑す少女を見れば、その考えもすぐに吹き飛んで。

「ああ、いいぜ。どんな歌がいい?リクエストにくらいは応えてやるよ。」

少女をいこうぜ、と促し、少年は公園の出口へと歩き出す。

昼奈 > 「無いけど、出来たら電話すっから番号教えて。しょーがないなー、ナンパに乗っかってやるかぁ。」
んっふふー、っと笑いながらのウィンクをぱちん。赤毛を揺らして、ほい、とそこらのコンビニのレシートとペンを差し出す。
相手のその行動は茶化しながらも、意図は十分に汲み取って、へへへ、っと笑って。

「おー、言ったな。お姉様になったらそん時は思いっきり言ってもらうからなー。
そん時に音界の覇王とかになってたとしても言ってもらうかんなー。」
んっふふ、と笑う。笑いながら少しだけ視線をそわ、そわと彷徨わせ。

「さっきの。」
言った。視線は、せわしなく。

「さっきのがいい。歌だけでいいから。」
ちょっとだけ、甘えた声を出しながら急かして。公園を歩く。
きっと歌を聞いてる間は、他のこと考えなくてもいいと思うし。
ちょっとだけ遅れながら、覚えるように歌いつつ、横を歩いて公園を出て…………しばらく歩けば、立ち止まって。


「……あー、歌に目覚めちゃうな。私。歌でも天下取っちゃうなこれ。
…んじゃあ、すぐそこだからさ、そろそろだいじょぶ。
クロウも気をつけてよ? 夜道に美少女に襲われたら大変だしさ?」
ぺろ、っと舌を出して笑う。手を、ひらひらと振った。

烏丸 九郎 > 「へいへい、ありがとよ。っと、ほら。大事にとっとけよ。」

見た目に通りに少し荒々しい筆跡で書かれた電話番号。ペンと一緒に差し出しながら笑顔をうかべる。
揺れる小さなツインテール。つい目を奪われてしまう。

「へへへ、ああ、構わねぇぜ。
そんときゃ俺の負けだ。いくらでも言ってやらァ。」

少しそわそわとしている少女の様子に内心首を傾げながらも軽口を叩く。

「ヘヘ、気に入ってもらえたみてぇだな。
ああ、いいぜ。なんなら一緒に歌ったっていい。」

歩きながら、歌い声を重ねれば拙いもののハーモニーとなって公園に響く。
立ち止まる少女に、一旦視線を送って、その言葉を聞けば
嬉しそうに

「へっへ、ならライバルってやつか。負けてらんねぇな。
っと、そうか。んじゃ、またな、昼奈。
美少女ねぇ。ま、お前も、気をつけろよ。」

こちらもひらりと手を振り、少女の見送る。

昼奈 > 「へっへ、んじゃまた電話するから。……おっぼえとけー。この私が負けっぱなしでいると思うなよぅ。」
んじゃね、っと指にレシートを挟んだまま、その手で銃を作って……ばぁん、と口で銃声を一つ。……相手を撃つ仕草をして。
その上で背中を向けて走って行く。 走って走って、角を曲がって………。
少女の姿が、闇の中に消えていく。



………歌が無かったら、危なかったなぁ。

月を見上げながら、そんなことを思う。
今日は、きっと音の力に完敗。 ちくしょー、なんて、口に出さないけどさ。

ご案内:「常世公園」から昼奈さんが去りました。
烏丸 九郎 > 「負けっぱなしねぇ…。」

少女の不可視の銃弾に撃ちぬかれつつも、笑いながら頭をかく。
始終振り回されてたのは自分なような気もするが…まぁ、勝ちということにしておこう。

少女の姿が消えたなら、少年も再び歩き出す。
仮の住まいへと向かって。
ここから未開拓地区は…遠い。

ご案内:「常世公園」から烏丸 九郎さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に葵 桃花さんが現れました。
葵 桃花 > (暑さなんて何のそのっ傍から見るに汗だくなのだが少女の笑顔は一向に曇らない。)

「やっぱりラジオ体操は気持ちイイの!!。」
(ラジオ体操用のハンコ付けて貰う髪を首にぶら下げて運動をする。 同じように朝のラジオ体操につきあう少年少女達 朝と言う事もあり、まだまだ涼しい中だがみんなだらだらと体操をしているが、妙に元気いっぱいに運動をしている少女)

「もうっ みんな元気にやろうよ~ 気持ちいいのに~~~」

運動を終えると待ったね~っと友達とも手を振る

葵 桃花 > そして公園のフェンスに若干低めの所に張ってある紙に気がつく。
「わっ、桃花これ読める!!」
普段はってある紙には読めない漢字が一杯書いてある為、所々しか読めないのだが、その紙は全部読めるじで書いてある。 指を指示しつつ 

「・・・えっとえっと、『28日、よるの~』 わぁ~ 一杯読める!! 」ちびっこ花火大会開催のチラシを読みつつ

(わぁ~ 花火大会!! お家でやる花火よりも一杯の花火が見れるのかなぁ。 みんなとやる花火楽しそうなの。 うきうき)

「そ、そうだ友達友達にも、教えるのっ」
ラジオ体操をやっていた友達にも教えようと左右を見るが、もう帰っている。

「うぅ~~ もう、かえちゃっているのっ」

葵 桃花 > 「でも、よる8じって眠くなる時間なのっ 桃花起きてられるかなぁ。
28日っていうと何時だろう? 夏休みの最後の金曜日なのか~ 桃花それまでに、宿題やらないと、ママに連れて行ってもらえないかも」
残っている宿題は、8月から描かれていないアサガオの観察日記が彼女の肩に重くのしかかる

(うぅ~~ あさがおさん7月に咲いていたんだけどなぁ最初のうちは楽しかったのに)

葵 桃花 > 「よォ~~し みんなを誘っていくのっ わたあめと、かきごおり・・・お小遣い足りるかなぁ? 後でお家のちょきんばこをあけてみるしかないのっ!!」

彼女はまだ財布なんていうものは持っておらず、毎年郵便局か何かで貰えている干支の貯金箱に適当に入れている為、自分自身も幾ら持っているか分かっていない。

「どれ位お小遣い持って行ったらいいのかなぁ・・・楽しみ~~」

葵 桃花 > 「どんなはなびがあるんだろう~ 大会っていうんだから、一杯競争するんだよね!! 花火の競争ってどういうのだろう~~ 

花火で戦うんだからぶんぶんとふりまわすのかなぁ? でも、花火って、人に向けちゃダメっていっていたのに?? 火が危ない気がするの」

大会と言うのがどういうものか全く分かっていないのか少女は指をくわえて花火大会に夢見る

葵 桃花 > 「よぉ~し、 宿題をやってがんばるのっ 掛け算や、動物さんまっているの」

(残っている宿題を絶対28日までに終わらせるの!!・・・じゃないと絶対連れて行ってもらえないのっ)

と、宿題をやるべく少女はお家に駆けていく

ご案内:「常世公園」から葵 桃花さんが去りました。