2015/08/20 のログ
クレアルト > 楽しみの行方はクレアルトの膝上に転がるように訪いを告げる。
少し、意外そうに眉が上がる彼女だったけれど直ぐにそれは納まって
昼奈を額に手を置く事となる。

「案外夢見が悪かったりするかもよ~?なぁんて……と、私今年で幾つだったかしらねえ……まだ50にはなってないと思うんだけど……
 あ、でも故郷の村長さんとかは700歳とかだったわねえ。でもあの人特別長生きだったし、大体は500歳くらいまでいけば大往生って感じかなあ。」
杖は回収して、また柵に立てかけられる事となり、クレアルトの手持ち無沙汰な手先が昼奈の髪の毛を紙縒りにするように柔らかく動く。

「そうそうなっちゃんは今お幾つなの?というか、学園に通っているのよね。私もこの間から通っているのだけど、あそこも色んな人がいて面白いわねえ。
ライカンスロープ《獣人》の先生までいるんですもの。吃驚しちゃったわあ。」

昼奈 > 「……ぁ。」
額に手を置かれて、優しく撫でられると目が細められる。
以前も感じたのだけれど、こうされると、胸の中がぽかぽかして、言いようのない不安と心地よさに包まれ、やめて欲しいのにやめてほしくない、という変な気持ちになってしまう。
太腿もやらかいので、ふわふわとこっちもいい気分に………

「700!? ………なんだそれ、ホントに?」
びっくりして現実に引き戻された。 どんな最長老よそれ。
頭を撫でられながら、まるで猫が喉を鳴らすかのようにんー、っと頭を動かして撫でられ。

「……? ぁー、えー、13くらい、じゃねーかな。……通ってはいるんだけど、何にも分かんないから困ってるとこ。」
すごくぼやっとした答えを返す。なんか13とか書いた気がする。
ついでに、授業もよく分からない。はぁぁ、っとため息をつきながら、…………

………!

「………レアちゃんも通ってんの?」
これ、もしかしてすげー強い味方じゃねーか、と思い当たる。

クレアルト > 「おうわっ……こーら、急に動いたら危ないでしょう。この枕の上では大人しくしてて頂戴な?」
諌めるように宥めるように、両手で猫をあやすようにクレアルトの指が緩やかに昼奈の顎下を撫でる。
もう片方の手は耳裏を擽るように撫でている所からして、完全に猫扱いだった。

「あと本当よ~。でも私達は樹木が一定の姿になるまで急速的に姿を変えて、後の大半は同じ姿であるのと同じように……
 こう、姿が殆ど変わらないの。だから村長さんも髪の毛は白くなってしまっていたけど、見た目はお兄さんって感じだったなあ」
ただ、当の村長の物言いはすっかりと迂遠で物々しさを含んだ代物で、喋るたびに何処か面白かったのだがそれは一先ず。

「そう13くらいなのね。判らないなら好きな時を誕生日に出来て、何時でもお祝い出来て素敵でいいと思――」
己の事を棚上げて、昼奈の誕生日や年齢について言葉を溢すのも一先ず。

「――あら、だってなんだかトントン拍子で手続きは済んじゃって、お金もガンちゃん調べさせてあげたら結構くれたし
 おまけに色々教えてくれるだなんて至れり尽くせりだもの~あ、でもお家はね、寮じゃなくて別の所なんだけどね。ああ言う所、ちょっと落ち着かなくって。」
諸々の先の手前にあるのは簡素簡潔な身の上話。学園の一年生であること
今は異邦人街の小さなアパートに住んでいること、部活動とかはまだ参加していなくって学校帰りは買い食いしてふらふらしていること、等々が続いた。

昼奈 > 「……へへぇ、はぁーい」
顎の下を撫でられると、ちょっとくすぐったいので顎を突き出すようにして、んー、っと声が漏れる。
耳裏まで撫でられれば、んふふふふ、っと笑ってしまう。すごくくすぐったい。
柔らかい太腿、あやすような手の動きに、とろん、と表情が緩んで。

「………ふぅん、じゃー、レアちゃんもそんなに変わんないんだ? じゃあ、いつか私のほうがセクシーになっちゃうかもねぇ?」
ケッケッケ、と笑いながら見上げる。くそう、セクシーで勝つにはこのでかさに勝たねばならんのか。
目の前の膨らみを見上げて遠い目になってしまう。

「私は寮に部屋は取ったし、そこで寝泊まりはしてんだけどさー……………ふーん? 実際何処? 折角だし、遊びに行ってあげるって。」
んっふっふ、と笑って指を振って、偉そうに言ってみる。
勉強を教えて貰えそうだし、何よりこうやってふかふかの膝枕でごろごろできるわけだし、自分に取ってはいいことしか無い。

クレアルト > 「うーん……400年もすれば髪の色が白っぽくなるかもしれないけど……あと、なっちゃん。その、余り体型の事は言わないでおきましょう?」
先だって転移荒野で会った時の仕返しかと察し、頬を幾許か含羞に染めたクレアルトが身を屈めて昼奈の顔をプレスし言論封殺。
――何がどうプレスされたのかは省略。

「ふんふん……なっちゃんは寮なのねえ……ああ、私のお家は……えーと、4丁目の5番地で、直ぐ傍にすっごい背の高い、ゴーレムみたいな人がやっているパン屋さんがあるから直ぐ判ると思うわあ」
封殺後は昼奈を揺れる指をはっしと掴み、手を開くようにして掌に住所をなぞるようにして教え

「で、なっちゃんは寮のどのお部屋なの?私もその内遊びに行くかもしれないし、良かったら教えてくれるとレアちゃんは嬉しいなって。」
次には手をぱしん、と打ち合わせて首を傾げて視線を落としておどけてみせた。

昼奈 > にっひひ、と笑う。頬をちょっと染める姿は可愛………

「んむぅっ!? んんーーー………っ!?」
こ、これはっ! 持たざるものにとっては精神を壊滅的にまで蹂躙するという古来からの技……っ!!
まあ、ストレートに胸で潰されてじたばたともがく。
超やらかいです。畜生。いつかもぐ。

「………あー、じゃあ、わかると思う。そこ、通ったことあると思うし。」
素直に、ひょい、と教えてくれることに安心する。多分大丈夫だろう、とは思っていたけれど、ここで断られたら少し寂しい。

「ん、別にいーけど、私昼も夜も多分いないかもよ。夜うろつくの好きだしさ。」
言いながら、自分の部屋番号を告げる。……その上で、どーせ分かんないだろうから後で一緒に行こうか、とも付け加える。若干の失礼さが交じって、ケケケ、と笑い。

「…んじゃ、携帯のアドレスとか………わかる?」
ギターの人との出会い以降、すぐに携帯を手に入れた彼女。
特別機械に強いわけではないのだけれど、とりあえずメールくらいは使いこなせる。自然と尋ねてみたのだけれど………この人使えるのかなあ……みたいな視線になってしまうわけで。

クレアルト > 「あら、判る?それなら良かったわあ。私結構道に迷い易くって、そのパン屋さんが無いとまだお家に帰れない気がするのよねえ……」
唇に人差し指を添えるようにした思案顔をしていると、下から突き上げるような方向音痴扱いの言葉。

「む……たーしーかーにーわーかーらーなーいーけーどー、知らない事は恥では無いから、いいのよ~」
かくん、と首を傾けて零れ出るは歌うような取り繕う言葉。
無知は恥ではなく、無知を恥じない事ことこそが恥であると、理解した上で取り繕うくらいにはクレアルトにも見栄が存在した。

「ただ夜にうろつくのって危ないわ?この街、夜でも明るい所が多いからいいけど……でも、あんな場所に居たくらいだし、とっても力持ちだったし。なっちゃん実は強かったりしそうねえ」
あんな場所、とは転移荒野の事だ。加えてクレアルトは昼奈の、その体躯からして尋常ならざる腕力を身をもって知っている。
だとしても夜は危ないから気をつけて、と言い続けるのだろうけど。

「……で、ケイタイのアドレス?」
思案に傾いだクレアルトの首が困惑に変わる。島全体にかかった翻訳魔術は昼奈の言葉の意味をきちんと彼女に伝えたが
それは「携帯」の「番号」であって、クレアルトの脳内に合致するものが無かったからだ。

「んーと……御免なさいね。ちょっと判らないの、どういう奴か教えて?」

昼奈 > 「いーっていーって、私もわかんねーけど、来てから一週間くらいずーっと歩きまわってたからね。」
ヒヒヒ、と意地悪な笑顔。頬の片方を持ち上げながら、つんつくと取り繕う相手をつついてやる。
むしろ、何もかも超然としているのかと思ってしまっていたから、そういう面があって安心した、というのもちょっとだけある。

「あー、………いまんとこ、私より強そうなのは一人くらいしか出会ったことねーな。後は分かんねー奴か、雑魚ばっか。……強いよ―、私は。」
ぱちん、っとウィンクをしながらニヤニヤと笑う。
実際、どれだけ強いかどうかはわからないけれど、わからないからこその無鉄砲。
誰が教えてくれるのか、まだそれはわからないけれども。


「……やっぱし。 ……あー、ええと。 電話はわかる?」
なんだろう、この時代を感じる会話。

クレアルト > 「むう、自分も同じだったのに私を苛めるなんてなっちゃんは悪い子ね。」
突かれる度に頬が風船のように膨らみ、それが限界まで達した所で
思いっきりタイヤキの匂いがする息を吹きかけて仕返し。
それが済んだら袋からすっかりと冷めたタイヤキを取り出してかじりつく。

「んー……そっかあ。なっちゃんは強いのね。でも、こう……私は強いぞーってしていると要らない敵が出来てしまったりもするの。
 相手が意思の疎通の出来ない魔物であるとか、そもそも此方を襲う気の野盗であるとか、そういう時は別なんだけど……避けられる時は避けた方がきっと素敵だと思うわあ。」
だから甘い言葉が零れて、眉が困ったように歪んでしまうのかもしれない。

「あ、デンワってあれよね。ボタンを押して使う道具。遠くの人と御話が出来るとかで、学校の人が使ってるのは視た事あるわ?」

昼奈 > 「………悪い子だもーん? って、わぷっ!?」
ヒヒヒ、っと悪そうに笑ったところでタイヤキブレスを受けてぬあー!ってなる。

「しかもまた食べてるし!?」
ツッコミを忘れない。そりゃそうだろう、何匹目だそれ。
平和に食べる姿はとても癒やされるというか、なんだろう。今日は一度も荒れた気持ちにならなかった気がする。

「………ふーん、………まあ、聞いとくけどさ。」
今までの会話で一番気のない返事を返す辺り、まだ、危険を求めているのだろう。
困ったようにする彼女の気遣いをマトモに受け取らない、という選択肢を選んでしまって、ふん、と鼻を鳴らして………。


「……いや、いいや。 今から家で教えてあげるよ。 私の家でいい?」
ひょい、と起き上がる。……どう考えても電話のことについても、携帯についても、目の前でやってみせるのが一番だろう。言葉で説明するのが苦手な彼女の判断は早い。
ぱ、っと立ち上がれば、おいでよ、なんて笑いながら先に立って歩き始めて………

タイヤキ食べる二人組が、家に向かって練り歩く。きっと電話の使い方とかを教えるのだろうけれど、それは後の話。

クレアルト > 「そりゃあおやつですもの……あ、なっちゃんもまだ欲しい?なら……」
立ち上がり、突っ込みを居れる昼奈の手にまだ幾許か暖かみの残るタイヤキ入りの袋を渡し、自らは銀色の長杖を取る。
そうなれば互いに片手が空くものだから、意図したものかは知れないけれどクレアルトは昼奈の手を握って彼女の後ろに続く。

「ええ、教えて貰っちゃうわ?なっちゃんの話、ちゃあんと聞くから、私の今のも聞いておいてね。きっとよ~?」
それは、親猫に添って歩く子猫のようだったかもしれない。

ご案内:「常世公園」から昼奈さんが去りました。
ご案内:「常世公園」からクレアルトさんが去りました。
ご案内:「常世公園」にギルゲイオスさんが現れました。
ギルゲイオス > ふむ、『らーめん』というモノも、中々悪くないのであるな。
(男子寮への帰り道、満たされた腹を摩りながら歩く魔王様)

少々、値段の割に量が足りないのが難点であるがな。
お陰で色々頼み過ぎたのである……。
(少しと軽くなってしまった財布の事は、余り考えない事にしよう。
軽い足取り、夜の公園を歩きながら周囲を見渡す)

暑さも、一時に比べれば和らいだ気がするの。
あそこで夕涼み、でもするか。
(視線に止まる、ベンチ。
ややと足早となれば、近づいていく)

ギルゲイオス > よっこらせっと
(爺むさい一言ともに腰を降ろせば、空を見上げ、ゆっくりと息を吐き出す)

なんだかんだで、此方の生活にも慣れて来たのであるな。
まだまだと、分からぬ事も多いには多いのだが、困る程ではない。
(放り出した両足をゆらゆらと揺らし。
背もたれに、ぐっとみを預ける)

ご案内:「常世公園」に織一さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に葵 桃花さんが現れました。
葵 桃花 > (元気良くかけてくる少女。)

「あれ!? 凄い剣なの!? 」
あからさまに巨大な剣を背中に背負っている男の人を見つけた様だ

巨大な身体に、物おじせずに、駆けてくる明らかに小柄な少女

葵 桃花 > 巨大なお兄さんの前に立って元気よく跳びはねながら、少女は嬉しそうにといかける
「ねぇねぇ~~、 お兄ちゃん凄い剣なの。 お兄ちゃんも正義の味方なの!!」
大人の人がでっかい剣を持っている様は中々見た事がないのか凄く興奮気味に手をぶんぶんとしている。

ギルゲイオス > (半分魂が抜けたように、ぼけーっと空を見上げていた、訳であるが)

うぉっと!?
(突然として、恐らくはこちらに向かって掛けられてきた声に、ビクッと肩を跳ねあげ。
魂がスルスルと本体に戻ってこれば、駆け寄ってくる小柄な人の姿を見やり)

うむ、凄い剣であるぞ。
これは代々の魔王様が使っていた剣でな、同時に凄く古いモノでもある。
(よっこらせっとまた爺むさい声を上げれば、鞘に入ったままのソレを膝の上へともってくる)

正義の味方、どうであるかなー?
正義の味方とは違うかもしれぬが、良い子の味方ではあるな。
(僅かに双眸を細めると、此方からも手を振りかえす)

織一 > (ぱしゃん、水面が波打つ音)

(自身の「水」の権能、そして「蛇」の性質による高い水泳能力を駆使し、織一は常世公園の池の中を泳いでいた、
「再生」の権能のおかげで息継ぎもそこまで必要ないが、やはり長く潜ると息が苦しくなる、
なので息継ぎに水面まで上がってきたら、ベンチの二人の男女が目に止まった)

(ベンチは池と近い位置にあるし、なんとなくベンチの近くを観察してみる、
ちなみに、長い髪が水で肌に張り付いて遠目からだとお化けに見えなくもない)

葵 桃花 > 「そうなんだすご~い剣なんだね!!。 魔王の剣なのか! 魔王から奪ったんだね!! お兄ちゃん凄いの!! 魔王に勝ったんだ」
と目の前の人が凄い人なんだと尊敬のまなざしで見上げる。 (ベンチに座っているのにそれでもなお彼女の視線より若干上の様だ)

「 桃花も魔王やっつけてその剣貰うの!! 凄い古いんだ? 伝説の剣ってい奴なんだ」

「わぁ~、良いこの味方!? 桃花よい子だから仲間なの!!(手を出されると握り返して振り回そうとする)」

葵 桃花 > 「桃花のこの剣も凄いんだよ~ 桃花のマジカルパワーで一杯一杯悪い奴やっつけるの。」
 と明らかにオモチャの剣を握りしめぶんぶんと振り回す。
(桃花のマジカルパワーは変身してからじゃないと使えないから見せれないのっ うぅ~ん 見せたいけど、服忘れちゃったの)

「ん? 今何か後ろで音がしたようなの?」
( パチャンという音に不思議がって振り向く ぅ~~んっ どこだろうっ きょろきょろ

ギルゲイオス > ………
(少女の言葉を聞いて、視線が右と左と上と下に移動する。
自分が魔王と名乗るべきか、否か。
いや、少女の希望を砕いてしまうのは、大人として如何なモノか。
いやしかし――などと考える、1秒弱)

うむ、そうであるな。
我は異世界にて、世界を侵略しようとした凶悪な魔王を倒し、平和を取り戻したのである。
その証として、この剣を手に入れてきたのである!
(胸を張って堂々と言う『魔王様』
歴代の魔王様ごめんなさい、と心の中で付け足しておく)

だが魔王とはとてもとても強いのである。
桃花も沢山体を鍛えて、大きくなってから挑まねばならぬぞ?
(人差し指、一つと立て)

はっはっは、元気であるなー。
良い子であれば、それをいい人に向かって振り回してはいけないのも分かっておるよな。
……っと。

んむ?
(聞こえてくるのは、何か、水の音。
泳ぐにしては、この池でというのも妙な話だ。
魚か何か、と思って視線を其方へと、向け)

……………何であるかな、アレ。
この国の化け物、妖怪、という奴であるか?
(なんとも怪訝そうな、目線。
ベンチから腰をあげると、少女を守るような位置取りをしつつ様子を伺う)

織一 > (目線を察知すれば瞬時に沈むが、少しして安全を確認したのか浮上する、
ひょい、と軽やかな動作で陸に上がると、無表情で言う)

「……妖怪ではないぞ」

(そう言って、ぶるるっと震えて水分を飛ばした)

葵 桃花 > 「ん? どうしたの?」
明らかに目が泳いでいるお兄ちゃんを見つめ不思議そうに首を傾げている

「すご~い!! 異世界の勇者なの!!!
すご~い 本当の勇者なの!! テレビで見た勇者よりも凄く大きくて強そうなの!!」

パチパチパチと手を叩く

「うん。 魔王は強いの!! だから魔法少女の桃・・・じゃない、マジカルピーチにしか倒せないんだよ!! みんなを護るために桃花、すっごく頑張るの!! 」

同じく指を立ててビシッとしたようだ。

「桃花元気なんだよ~ 桃花の剣は悪い奴にしか振るわないの!! 」

(と後ろから弾かれる水分に背中に当たってびっくりしたか)
「ひゃぅ・・・ つ、っめたいの!?」
(ぶるぶるっと震えてやっと気がついたように)

「あれ? 何時の間に来ていたの

ギルゲイオス > まぁ勿論、魔王を倒せたのは我だけの力ではないのである。
仲間の協力もあって、やっとの事だったのであるよ。
て、テレビ? 他の異世界の勇者がこの島に来ておるのかな?
(何かあって出演したのかな?と思いつつ、思案気に顎を撫でた)

ならば何れ、その願いは叶えられるであろう。
しかし、全ての魔王が悪いヤツとは限らないのである。
もしも目の前に良い魔王様が現れた時は、仲よくせねばいかんぞ?
(魔王倒すき満々の様子に、ちょいと、笑みを浮かべつつも。
しっかりと自分の身の安全も確保しに掛かる魔王様)

(ディーフェンスディーフェンス)

噂に聞く、KAPPA(カッパ)であるかな……?
(沈んだ直後に、そんな声一つ、と)

うぉ、上がってきたのである。
(一瞬ビクッとして、後ろに一歩と下がる)

妖怪ではないのか(ほっとしたのも、つかの間)
――いや、創造神やら破壊神の居るこの島で、妖怪位どーって事ないと気付いたのである。
(今更、という奴だ)

葵 桃花 > 「そっか~ 桃花も友達の魔法少女作らないとイケナイの!!
うん。テレビによくやっているんだよ!!。 異世界の勇者がやっつけるの。でっかい剣や槍とかでやっつけるの!!」
(ぶんぶんと、両手でびしばしっとやっているのを格好いい感じでやっつけるの!! とぴょんぴょんと手足を広げたりしつつ格好いいんだよとアピールしている)

「え? 悪い奴が魔王じゃないの? 良い魔王っているのかなぁ?? 桃花知らないんだよ?」
(子供の読む絵本や本では、良い魔王などと言うモノは出てこないようだったが・・・暫く考えてぴょんっと嬉しそうに跳ねる)

(あっ、そういえば、もっともっと悪奴にせんのーされて仲間になるのあったの)
と納得したように少女は大きく頭を上下に振るう。
「 仲良くするんだよ!! 桃花悪くない魔王は仲間にするの」
Vサインで答えるっ

織一 > 「いつのまに、か」

「この公園に来た時間を指すなら1時間前ぐらい、池で泳いでいた時間を指すなら40分前ぐらい、池から出た時間を指すならつい先ほど、だ」

(そう流暢に感情の無い声で告げながら、確かな足取りで二人に近寄る、
瞳には野性的な生命力を感じさせる光を宿し、こうして見ると幽鬼の類いには見えないだろう)

「見慣れない者がいたから観察していた、恐れさせたのなら素直に詫びよう」

(そう言って、鋭い目を二人に向けた)

葵 桃花 > 「40分も泳いでいたの!? すご~~い!! そんなに泳いでいたら、25mを何かい泳げるんダろう?」
彼女も水泳は学年にしては得意でこの年にして25mは泳げる子の様だがそれ以上はプールから一度出ないと泳げない様だ・つまり……ターンは出来ない

「お兄ちゃん恐がりなの~ 桃花が一緒にいるんだから安心していいんだよ(ぎゅっと傍らのお兄ちゃんの手を握った)」

そしてにぱっと満面の笑みを浮かべる
(そして鋭い眼には全く気が付いておらず微笑みかけている。)

ギルゲイオス > 一人ではできぬ事も、皆と協力すれば為せるのである。
しかし、力を欲する余り、妙な取引を持ちかけてくるヤツと契約などしてはいかんぞ。
特にこう、『僕と契約して』云々とか言ってくるヤツとかな
(サギ的なアレに引っかからないか、純粋そうな少女の事が少しと心配になる)

あぁ、なるほど、そう言う事であるな。
我も今度、他の勇者がどのような活躍をしているのか、参考に見てみる事としよう。
(恐らくはTVのアニメか、特撮か、そういう部類のモノであろう。
相変わらずとぴこんぴこん跳ね回るのを、楽しげに眺める)

うむ、世界は沢山あるのでな。
全ての魔王が悪、とは限らないのであるよ。
(もっともらしく頷く、魔王様)

仲間っ!?
あぁ、うん、そうであるな。
桃花が悪い魔王を倒しに行くとしれば、良い魔王様もきっと協力してくれるのである。
(魔王は仲間になりたそうに見ている……なんかそんな光景が脳裏をよぎっていた)

ギルゲイオス > む?ははは、そうであるな。
それに勇者が怖がっていては、良い子も不安になってしまうのであるな
(小さく笑い声を上げると、握ってきた手を、軽くと握り返し)


この時期なら、海で泳げばいいと思うのであるがな。
まぁ良いさ、ここに居た、という事は妙な事を考えている訳でもないであろうしな。
(ちょっと変わった人、位の認識であり、そのレベルであればこの島には幾らでもいる。
やってくるのを暫しと眺めていたが)

――……
(水で濡れているせいか、服から漂う、生臭い、鉄の臭い。
僅かと顔を顰め)

謝罪は、いらぬが……外に出るなら、その服は着替えた方がよいな。
余計な警戒をされるでな。
(ちょいと、肩を竦めてみせた)

織一 > 「なに、酸素で体を動かすのではなく魔力で体を動かせば、場所によっては1時間ぐらい泳げるぞ」

(実際地脈の質によっては24時間泳げるらしい、試したことはないが
少女の警戒心の無い笑顔を見て「コイツ自然で生きていけなさそうだな」と思いながら、無表情で言う)

(男の顔と掛けられた声を気にする様子は無く、男だけに聞こえる声で囁いた)

「これ以外の服は制服しか持っていない、着替えるのは難しいな」

「__それに、街の中ではこの匂いは落ち着くからな」

葵 桃花 > 「うん。 勇者は、恐がらないから勇者なんだよ!! 良い子の見本になるの!!」
笑いかけられれば、嬉しそうに微笑む。 大きいお兄ちゃんだと言うのに物おじは全くしている気配はない様だった。


「すご~い マジカルパワーで身体を動かす!?。 お兄ちゃんも魔法少女何だ!? 一時間も泳いでいたら桃花つかれちゃうんだよ」
羨ましそう青年を見上げる~ 
「いいなぁ~ 桃花もどうしたらそう言う風に泳げるのかなぁ? 桃花のマジカルパワーが使えたらなぁ~

ねぇねぇ~ お兄ちゃん桃花にもマジカルパワーの使い方教えてよ。」と屈託のない顔で見上げた

ギルゲイオス > 新しい服を買うか、あるいは制服を着るのをお勧めしたいのである。
とくに街中ではの。
この島には鼻が利くヤツも多いであろうし、妙な疑い掛けられても我は知らんぞ。
(一つ息を漏らすと、顔を横に振る。
血染めの衣服とか、風紀にでも見つかろうモノなら、何かしら聞かれてもおかしくは無さそうだ)

大体の人は、落ち着かん臭いであるがな。
なんだろう、えらい血生臭い所で生活しておる…あるいはしておったのだな……
(想像をめぐらすと、やや眉間に皺が寄る。
血の臭いが落ち着くというのも、余程ではないだろうか)


いやいや、桃花よ、勇者は怖がらないから勇者、なのではない。
勇者も怖いモノは怖いのである。
だがしかし、その恐怖を克服し、勇気を持って挑めるから勇者なのである。
怖さを感じないのは、ただの無鉄砲であるよ。
(顔を横に振ってから、少女を見やりつつ言葉を告げる)

葵 桃花 > 「うん。一人で出来ない事をみんなで一杯手伝ってやっちゃうの!!
え? もう桃花、大きなお兄ちゃんに、『魔法少女になりたいのなら、この剣を使ってマジカルパワーでみんなをやっつけちゃうとイイよ お兄さんとの約束』とか言う話しで約束してもらったのよ」

っとってもいいの兄ちゃんだったのと託された剣を見せつけながら少女は語る

ロリコンっぽいお兄ちゃんからこの剣を託されたようだった。

「うん。他にも一杯一杯いるんだよ。 桃花が結構前に見た奴だと、鎧をガチャんガチャンってくっついて、殴ると凄く敵が飛んでいく勇者を見たの 格好よかったなんだよ」

「世界は沢山あるんだ~ 良いなぁ~ 桃花まだ世界見た事がないンだよ。 お兄ちゃんの元々いた世界だとどんなのがいたのかなぁ? ドラゴンさんとかあった事あるのかなぁ」
ワクワクとした表情で両手を顎に乗せて見上げているっ

「良い魔王を友達に連れて行く前にまずは倒す魔王を見つける方がさきなのっ」
ちっちゃな拳をぎゅっと握りしめて

織一 > (使い方、と聞かれて少し考えこむ)

「使い方、か……特に無いな、感覚だ」

「一時的に力を貸し出すことも出来るが……お前には難しいだろうな……」

(高い水泳能力は「水」と「再生」の権能の合わせ技であり、貸し出そうと思えば貸し出せる、
しかし「水」の権能は生半可な捧げ物では貸し出せず、捧げられたとしても体に強い負担が掛かる、
「再生」の権能だけでも、少女の肉体では負担が掛かるかもしれない)

「……買おうにも、服を買う金が無い」

(結局のところ、織一が甚平と制服しか持っていないのは買う金が無いからだ、
親に言えばそれくらいのお金はポンと出してくれそうだが、親とはあまり話したくないし、服に関心が薄いのもある)

(あと、街中に出るのがめんどくさい)

葵 桃花 > 「そうなの? 勇者って恐いもの知らずだと思っていたのに~!?
恐いモノを克服したから勇者何だ!? 桃花怖いモノがないから勇者じゃなくて無鉄砲なの!?」
ショックのあまり青ざめた表情で地面にマジカルソードでツンツンと突っついている。

ギルゲイオス > 『みんなを』って所に凄い不穏を感じるのである。
まぁ、桃花は『悪い人にしか使ってはいけない』ってのを知ってるから、大丈夫そうではあるが。
(妙に大きな剣、おもちゃではあるが。
それでも少女が振り回すには、幾分大げさにも見える。
何か危険な作用がないか、少々とは気になる所、ではるが)

それよりも何よりも、余り危ない事はせぬようにな。
桃花が強くなる前に怪我をしてしまっては、皆心配するでな。
お兄さんとの約束である。
(ロリコン、ではないが。
気をつけるよう、と言い含める)

我がいた世界、であるか。
そうであるな、でっかいドラゴンもおったし、小人もおったな。
こう、羽根が生えて飛ぶ人もおった。
(ありていに言ってしまえば、剣と魔法のファンタジー世界。
何となく懐かしくなったのか、ややと視線が遠くを見て)

ぬっ!?
(まさかの反応に、ややとたじろいで)
いやいや、まだまだ桃花の知らないモノは、きっとたくさんあるのである。
勇者も、全てを知っている訳ではないのである。
やがて桃花の目の前に恐ろしいモノが現れ、それを克服出来た時、真の勇者になれるのであるよ。
(大丈夫大丈夫、とばかりに口元には緩くと笑みを浮かべた)

葵 桃花 > 「感覚!? すごいなぁ~ 桃花もそう言う風に言いたいの!!
ぶぅぶぅ~~難しいって言われると妙に羨ましく思うんだよ!!」
力って一時的に貸したりできるんだすご~い と水の滴っているお兄ちゃんを見上げている。

「お、お金ないんだ? 桃花お金持っているよ!! お祭りに使おうと思っていたけど、お兄ちゃんに上げるの。 どの貯金箱から開けようかなぁ。迷うの」
(にぱ~~っと満面の笑みを浮かべた)

ギルゲイオス > 特に感覚で使ってるような力は、他人に渡すとロクな事にならん場合が多いのである。
まぁその判断は妥当であるな。
(織一に対して、こそこそと小声で)

ぬぅ……そうきたか。いや、金か面倒かどちらかが出てきそうな予感はしたが。
(或いは両方、というのが正解かも知れんが)

葵 桃花 > 「うん。 悪い奴にしちゃ使っちゃいけないの。 桃花は正義の味方だもん。 マジカルソードはピカーって光って、大地をどっか~んとはかいして、えっとえっと、海を裂くんだよ!! マジカル少女にしか出来ない必殺技なの」
(えっへんとウスイ胸を逸らして自信満々に答える。

「危ない事?? 当然するんだよ!! 悪い奴と戦ってみんなを護るために、危ないけど頑張るの!!当然なんだよ。だからお兄ちゃんとの約束守れないの」
最初のうちは勢いよくいうが、守れないっていう所ではしょんぼりした表情でそう語る

「わぁ~ いいなぁ~~ ドラゴンさんに乗った事とかあるのかなぁ!? 小人!? 靴を作ったりするんだよね 桃花知っているのと」
 ファンタジーの世界の話しを羨ましそうに聞いているもっともっと~とせがんでTシャツの裾を引っ張ったりしているっ

「桃花が知らないモノ? どんなのがあるんだろう?
聞いた事がある奴だと、割り算っていうのはまだ教えてもらっていないんだけど」(と学校で学んでいるばかりのモノを答えたが論点がかなり違っている)

「うん。恐ろしいモノを見つける旅をしないといけないんだね。 お兄ちゃんいい事を教えてくれてありがとうなの!!」

(にぱ~っと満面の笑みを浮かべて勘違いしている

ご案内:「常世公園」にアーヴィングさんが現れました。
アーヴィング > うーっす、桃花…と……濃いな、おい
武装と血の匂いと和気藹々とした雰囲気がおもくそミスマッチなんだが事件性ねーよなこれ?
あ、俺一応風紀のもんな…
(あからさまに怪しい光景だが悪意とか危険とかは感じられない
 がそれでもやっぱりあからさやまに怪しいので一応言うだけは言っておく
 風紀と言っても嘱託委員なのでそれほど権限は無い荒事専門といったところなのだが)

お前も大概……友達多いね
(そうして、よ…と少女に軽く手を挙げる
 見知った顔を見かけたので足を向けると血の匂いが香り
 慌てて駆け出したらこの光景にぶつかった、という流れであった)

葵 桃花 > 「あ~っ マジカルナイトのお兄ちゃんだ~~ こんにちはなの!!」(ぴょんと久しぶりに会ったお兄ちゃんにダイブしつつ

「友達百人作るの!! ひゃくにんつくったら世界のなかでわっはわっはって笑うの」

織一 > 「……まあ、お前が大きくなって体力も付いたら貸し出せるかもな」

(貸し出せないのは少女の非力が理由であり、このまま少女が大人になって権能に負けないだけの体力が付けば貸し出せる、
まあその時まで待て、ということだ)

「いや、必要ない、金品は自分で使え、くれるなら蝉とか鳩とかそういうものにしてくれ」

(これが下心のある大人なら適当にむしるだけむしって権能の負担で潰していたが、
さすがに物を知らなさそうな少女からお金を貰うのは嫌らしい)

(そしてギルケイオスからの言葉には)

「両方だな」

(そう素っ気なく答える、視線は既に新しく来た男に向けられている、
幼い容姿に見合わぬ鋭さで目付きの悪い男を見据えながら、冷静に観察)

アーヴィング > うおっ…っと
おう、騎士な?騎士、それでもいいけどよ……
あ、お前に進められた日曜朝のあれ、見たけどなかなかおもしれーな
(ダイブされれば柔らかく受け止め
 両手で支えて掲げるとぐるぐるっと回ってから下ろしてやる)

百人ね…桃花ならあっという間な気もするなぁ…
そんときゃ祝ってやるよ
(と、ぽんぽんと軽く頭を叩いて)

値踏みすんなら直接聞いてみちゃどうだ?
基本的に隠し事はしねーぜ?俺
(こちらを見る視線に気付けば、鋭い目付きの少年に、挑発しているのか面白がっているのか、そんな笑みをニッと浮かべ)

ギルゲイオス > 大規模破壊っ!!
うむ、凄い技、であるが……街中で使ってはいかんぞ?
皆に迷惑が掛かってしまうでな。
(薄い胸を見て、の後に頷く。
流石にロリコンではないので、特に反応はない模様
……うん、違う、はず)

当然と言われてしまったのである。
そうであるかー……うぅむ
(どういおうかなって感情がありありと表情に浮かび出る)
ならば、どうしても駄目だ、って思ったらちゃんと助けを呼ぶのだぞ?
魔王を倒したり、もっと悪いヤツを倒すのに、桃花が怪我で動けなくなってしまっては、余計に悪がはびこってしまうのでな。
そういう時は、ちゃんと皆と協力するのである。

ドラゴンに乗った事はないが、飛んでるのを見たり、話したりしたことはあるな。
後は危険なドラゴンが出て、それを倒した事もあるぞ。
(腕を組んで、ちょっと自慢げ。
此方はノンフィクションとなっております)
靴を作るのも得意であるし、色々な小物も良く作っておるの。
あとは、一つ目やら石の巨人。
耳の長いエルフ、大きなハンマーを担いだドワーフなんてのもおったな。
(故郷がどんどん懐かしくなってきた模様)

割り算……うむ、そうであるな。
そういうのも怖いモノである。
故にそういう怖いモノから逃げず――割り算なら、ちゃんと勉強して克服するのが勇者である。
(勘違いした方向を拾い上げて、教育にもっていく魔王様)

葵 桃花 > 「大きくなったら? 桃花、まだまだ3人みたいに大きくなるんだよ かけっことかも得意だから桃花体力あるよあるよ!!」
(ぴょんピョント少しでも大きく見せる様にジャンプをしているがやっぱり小柄の少女だった)

「蝉とか鳩? カブトムシだったら、桃花お婆ちゃん家で取ってきたんだけど、カブトムシじゃダメ?」
(と少女はカブトムシならいいのかなぁと小さな首を傾げていう。)