2015/09/12 のログ
ご案内:「常世公園」に由乃 廻さんが現れました。
■由乃 廻 > なんつーか……物騒だよなー……。
(時刻は放課後、帰りがけに缶コーヒーを自販機で買ってベンチに直行。
どかっと腰を下ろすとカバンとバットケースを横合いに放り投げて
大きく伸びを一つ。)
どんだけ恨み買ってんだよ風紀委員会……。
(夏休み明けからの転入となった学生生活も少しばかりは慣れてきた。
が、所属している委員会は悪い意味でその名前を聞かない日はなかった)
つーか、目立つもんなあのカッコ……。
(ぐびり、とコーヒーを一口。まだ入ったばかりだからなどと言って
のらりくらりと制服の着用を躱してきたが、そろそろ年貢の納め時
なのかも知れない。大人しく着用に甘んじるべきか、委員会の変更を
願い出るべきか……?)
■由乃 廻 > もう腕章とかだけでよくねえかな……。
(いっそ服装の規定を申請するべきだろうか……。
しかめっ面のまま人の居ないブランコを眺めて。
いわゆる「取り締まり」にしてもバレバレもいいところである。
あんまり締め付けがキツいのも自分としても望むところではない。
自分が加入したのも取り締まる側なら注意されることもないだろう、
という若干の打算もあった。)
刀はともかく、アレは使わないに越したことはねえだろうし……。
(一部の人間には着用しないでもいいらしい、との話もある。
だれともなくつぶやくと、勘のいい人間であれば、夕日に照らされ
影を落としている服の下で、何かが少し動いたように見えただろう)
■由乃 廻 > ま、一先ずは着てない時の言い訳でも考えておきますかね。
(缶コーヒーを更に一口。この甘ったるい中に、辛うじてコーヒーと分かるような
少しだけ苦み走った味わいが気に入っていた。最近のヒットである。)
もっとユルくていいんだけどなぁ……おばあちゃんも男なら決めるところだけは決めな!って言ってたし。
(独り言も飽きてきたので、カバンから先日入手したセンゴク・スピリッツという
カードゲームのデッキを取り出しいじり始める。ベンチに誰も居ないと言うのは、こういう時に気楽だ。)
ご案内:「常世公園」に由乃 廻さんが現れました。
■由乃 廻 > やっぱシンプルにランマー・ゴーレムを挿して……っと
そろそろ帰るかな。
(コーヒーを飲み干すと、手早く荷物をまとめて、
後ろにあるゴミ箱に缶を投げ込んだ。
缶は綺麗な放物線を描いて……)
っし!
(小さくガッツポーズ。コーンと澄んだ音とともに公園を後にした。)
ご案内:「常世公園」から由乃 廻さんが去りました。