2015/09/13 のログ
ご案内:「常世公園」にギルゲイオスさんが現れました。
■ギルゲイオス > (夕暮れ迫り子供達の声も無くなった、常世公園、その一角。
備えつけられたベンチに腰をおろし……)
あ゛ー……
(腰をおろしというか、思言いっきり身を任せてダラける魔王様)
最近ちょと、連続で体力やら魔力を大量に使い過ぎた気がするのである
(ぐったりとしたまま、傍らに置かれた紙箱に手を伸ばして。
取り出し、口に運ぶのはドーナッツ。
チョコレートのたっぷりと掛かった、如何にも甘そうなヤツだ)
■ギルゲイオス > …………もんのすごい甘いのである。
(体力と魔力回復を兼ねて糖分増し増しなのを選んだのだが、甘すぎたようだ。
微かに眉が動くも、そのままモッシモッシと食べ突ける)
ま、此方の世界の食べ物は、全体的に美味しいし、そう気にはならんのだがな。
(ふんわりとした食感のドーナッツ生地は言うに及ばず、このチョコレートという物体。
初遭遇時は真っ黒な謎物体で何事かと思ったが、食べてみれば風味も味わいも非常に良かった)
しかし、これは喉が渇く。
何処かに自動販売機でも、あったかの?
(視線を周囲に動かすと、それらしき物体を探す。
自販機についても――いうまでも無いだろう。
物凄く驚いた)
■ギルゲイオス > コーヒーでも先に買っておくべきであった!!!
(魔王様痛恨のミス。
つまり、見当たらなかった。
少しと歩けば有るのだろうが、動くの面倒臭い感の板挟みに葛藤しつつ――ドーナッツを食う)
そして減らぬ、買い過ぎたか……
誰か見つけたら、適当に押し付けてくれようか
(紙箱の中には、まだ5つ程、これまたやたらに甘そうなドーナッツが。
正直、食べきれる気がしない)
ご案内:「常世公園」にカミューさんが現れました。
■カミュー > 小旅行帰りといったようすで、軽い土産片手にのこのこと異世界人らしい格好をした人物が公園を通る。
夏休みも最後とまたしばらく何処かへのんびりしていたようだ。
「ここの様子も久々だ、さて何か腹に入れて帰るでござるか…おや。」
夕暮れ…すぐに闇夜が来るだろう時間帯、子供もいなくなった公園のベンチに長身の男性が一人いるような気がする…不審者だろうか。
正面を通りがかったところで足を止め、様子を伺うそぶりを見せた。
■ギルゲイオス > おや……
(目と目が合う瞬間――なんて事は無いのだが。
互いの動きが止まると、相手の観察ついでに似た様な言葉を口にして)
鎧姿の女性を見たのは、これで二人目、であるが。
中々変わった格好、というか……?
(観察混ざりに首を傾げ、小さくと呟く。
羽織っているモノがマント、にしては形が妙であるし。
それに付け加え、何故胸に装甲がないのであろうか、とか。
そんな考え過るなか、一つ息を零せば口の端を上げて)
お主、甘いモノは好きか?
少々買い過ぎたの、だが。
良ければ食べぬか?
(ドーナッツの入った紙箱を持ち上げれば、相手へと示した)
■カミュー > 「変わった格好…とは、由緒正しい衣装にかっこいい羽織でござろう。
そちらこそ変な格好で、こんな場所になにしてるでござるか。どうみても人間ではなさそうだが…。」
気安げな様子に、不審なものを見る目でぐるりと相手の周囲を回る。
剣で武装しているようだが、格好はラフだ…背中の文字はベンチだと見えるのだろうか。
「甘いものは好きではござるが、時間帯としては夕食時ではないでござるか。
普通はこんな時間に男一人喰うものじゃないはずでござる。飲み物もないようだ。」
いろいろとちぐはぐというか、奇妙と言うか。
へんな勘違いをしたようにその様子を伺いつつ、ひとまず遠慮しておく。
■ギルゲイオス > はは、あぁいや、申し訳ない。
知り合いに、訳あって常時ずんぐりむっくりな鎧を着こんでいる女性がいてな。
鎧姿で歩いている人を見ると、少しと思い出してしまうのだ。
(小さくと笑みに喉を鳴らせば、軽くと頭を下げ)
変、であるかな?
なるべく此方の世界一般の衣装に合わせた心算、だったのだが。
(ちなみに、新しい魔王Tシャツは前後共に『魔王』と書かれている)
ふむ、何を以て人間、というかは人によって基準が変わるであろうが。
その通り、見た通り、異邦人であるよ、我はな。
(不審がる視線に微かと目を大きく開けば、ちょいとばかし首を傾げ)
確かに……少々買う時間を間違えた感はあるの。
われながら、後悔しているのである。
ま、理由あっての購入、ではったのだがな。
(もぐもぐと、一つでも減らすべく口に運ぶのだが。
やはり甘いのと飲み物が無いのが少々と辛いらしい)
■カミュー > 「それはそのずんぐりむっくりも変わった格好と言っているようなものじゃないか…。
ともあれ謝罪は受けるでござる。こちらこそ変な格好と…
似合ってはいる…のだろうがその剣と、
その容姿で魔王と描いてあるのは勘違いされたら洒落にならんでござるよ。」
公園で武装していることと、魔王と勘違いされてしまうことについて心配するようにそう説く。
本当に魔王とはまだ思っていないようだ。
「ふむ、では拙者と同じでござるな。
名乗りが遅れた、カミュー・アズーリンでござる。」
騎士らしく丁寧な仕草で、礼を取りつつそう挨拶する。
「…夕暮れに、公園でドーナツ小脇に通りすがりに声をかける、とか不審すぎるでござるよ。
この時間を通るような人はだいたい家路を急ぐものだと思うが。おぬしは家に帰らんのでござるか。」
不審さには見た目も含めて、と言うところはあえて黙っておく。
■ギルゲイオス > 我の世界では、余り視ない形の鎧だったのでな。
まぁ、最近ではそのズングリ丸い形状が可愛らしくも見えてきたが。
――あ、本人には内緒にしておいて欲しいのである。
(肩が小さくと上下に揺れた)
剣、については、言われた事もあるが。
これは手放す事が出来ぬのでなぁ……何か美味い事持ち運ぶ手段があれば、と思っておるのだが。
お主は良いのか?
(相手のごっつい、剣を、チョイチョイと指さし)
ふふん、勘違いも何も。
我は異世界の魔王、であるからな。
別にコレ自己紹介しているだけであって、変な事もなかろう?
(むしろ堂々と、胸を張り)
という訳で、改めて。
異世界の王、魔王ギルゲイオス・ホッドケーテ、である。
親愛と畏怖を込めて、ギル、と呼ぶがよい。
(胸元に手を当てて、何時もの口上を告げた)
不審なのか……そうだったの、であるか…………
(なん、だと。
とばかりに愕然とした表情を浮かべると、手を小刻みに震わせる。
この魔王がまさか、不審者、であるとっ)
もうしばらくとすれば、帰る心算、ではったのだがな。
この時期、日もくれれば涼しく随分過ごしやすいのであるよ。
(ヒラヒラと、手を振る。
夕涼み、とでもいったところか)