2015/09/16 のログ
ご案内:「常世公園」に『ハンター』さんが現れました。
■『ハンター』 > 「夜の公園に、俺登場ぉ!
ひゃーきゃっはっはっはっは!
いくぜ、いくぜ!
今日もはりきって射殺数記録更新していくぜえええ!!
さぁって、誰を射殺するか」
馬鹿みたく笑う『ハンター』が常世公園に現れる。
そして滑り台の上で弓を構えた。
夜という時間という事もあって、人は疎らにいる程度。
「あいつにきーめたあああああ!」
異空間より剣を取り出し、そして矢の変わりとして弓を引く。
『ハンター』が狙っているのは、通りすがりの女性であった。
ご案内:「常世公園」に唐沢響さんが現れました。
ご案内:「常世公園」に猫谷凛さんが現れました。
■猫谷凛 > 「なんかぶっ飛んだ奴が居るにゃぁ…」
人のいないであろう時間を考え公園に訪れていたが
なんだか騒がしい奴が滑り台の上で叫んでる
今時珍しい変人さんを一瞥し
「まぁ、別にいいにゃ。特訓特訓…」
女の人が弓を向けられているが気のせいとベンチに座る
ありえなさ過ぎて遊びだと勘違いする
ご案内:「常世公園」に飛銀・エインズワースさんが現れました。
ご案内:「常世公園」に平岡ユキヱさんが現れました。
■唐沢響 > 「…あれは!」
今日も任務を終えて帰路の途中公園による
そしていつもどおり公園のベンチに座り飲み物を飲む
これが日常であった
しかしそのいつもどおりの日常は彼によって阻まれる
狂ったような男の笑い声
それを聞くと通りすがりの女性が狙われていることに気がつく
通りすがりの女性の前に立ち弓を引いている男の足元めがけてけん制と言わんばかりにナイフを投擲
■『ハンター』 > ターゲットの女を狙っていると、また別の唐沢響がその女の前に立ちはだかる。
「また誰か俺の邪魔すんのかよおおおおおお!」
そしてそいつは『ハンター』に目掛けてナイフを投げつけた。
『ハンター』は避ける素振りすら見せない。
そのナイフは、唐沢響の足元に突き刺さる。
「宣戦布告ってわけかあああ?
いいぜ、いいぜ、テンションあがるぜえええ!
お望み通り、てめぇから射殺してやるよおおおおお。
射殺数記録これで二つ更新できて、ラッキーだあああああ!
ひゃーきゃっはっはっはっは!」
『ハンター』は大笑いしながら、唐沢響へと剣を放つ。
弓から放たれた剣が高速で唐沢響へと迫っていく。
「おまけだあああああ!」
その剣には魔術がかかっている。
まず毒だ。当れば、毒が唐沢響を襲うだろう。
そして回避行動はほぼ無駄となる。
なぜなら、この剣にホーミング機能を付与したからだ。
■飛銀・エインズワース > 常世公園に立ち入り、いつものように見回りをしていたら、奇妙な「線」が見えた。
敵意と悪意、恐怖心に彩られた、おおよそ公園に似つかわしくない「線」をたどって来たのだが……
「……この前報告されたものか」
滑り台の上、報告書に記載されていた通りの姿をした男が弓を構えていた。
素早くヤツの意識の「線」を把握、通りすがりの女性に確かな敵意と殺意を向けていた。
「私の前で……集中するなど無駄なことなのだよ」
そう呟き、自身に向けられる注目の「線」を遮断。
同時にヤツの意識の「線」をめちゃくちゃにずらしまくろうとする。
短時間だが、前後不覚になるほどの強力な掻き乱し。
はたしてヤツに効くかどうか……
■猫谷凛 > 「猛き風…我が…なり……だーー!!うるっさいにゃぁぁ!!」
滑り台の上から大声で叫ぶ男に向けて叫ぶ
魔導書を読んでいてもここまで騒がしいと何も頭に入ってこず
「だいたい射殺数記録ってなん…の……にゃ?」
男が投げたナイフが別の男を追いかけるのを眺める
とても非日常的な風景を見ながら首を傾げ
■平岡ユキヱ > 「全員動くな! 風紀委員であるッッ!!」
いつもの怒号、いつもの闘気、いつもの足音。
深紅の強化風紀制服に黒いプロテクタ、刃体加速装置と完全武装の平岡ユキヱが現れる。
「こうして網を張っていれば…。猟師が罠にかかるとはお笑い草だな! ハンター!」
いつぞや斬った奴がまたピンピンしている。
ならばやる事はただ一つ。押してダメなら、もっと押すッ!!
見知った顔にニヤリと笑い、見知らぬ顔にあれは共通の敵だとアイコンタクトする。
■唐沢響 > 「軌道を操る異能か?いずれにしろ遠距離ではあちらに分がある…ならば間合いをこちらの有利なものにする」
投げたはずのナイフが足元へと落ちる
そこから推測するにあの男は射撃等の軌道を操る能力なのであろう
とすれば遠距では危険。さらに男は弓で剣を放とうとしている
回避は不可…かわしても軌道を変えられて文字通り射殺されるのがオチ
ならば
「感覚操作…陽…」
剣を放つ瞬間ルーン魔術を発動
感覚…動体視力が驚異的に強化される。
交わしながら飛んできた剣の柄を掴んで止める
いちかばちかではあったが成功
剣には毒が塗られているのか
冷静に分析する
いつのまにか人が集まってきたと内心淡々と分析して
掴んだ剣を念のため地面に突き刺すと
異能を使い、槍<ドライツェーン>をその手に持ち構える
■『ハンター』 > 「うるさくして何が悪いいいいいい!
こっちは、盛り上がってるところなんだよおおおお!」
滑り台から凛を見おろしながら、叫んだ。
「射殺数記録ってのはなぁ。
生涯どれだけ射殺したかの記録だよおおおおお!
射殺するだけ増えていくぜ!
今どんどん更新中だぜ
ひゃーきゃっはっはっはっは!」
最後に、やはり馬鹿みたいに大笑いした。
そこで響く『動くな』という聞き覚えのある声。
この前『ハンター』の胸を斬って重傷にしてくれた女、ユキヱがそこにいたのだ。
それを目にした『ハンター』の目は、飛び出る。
「あ、あの女は……
ひいいいいいいいいぃぃぃぃ!!」
情けない声をだしながら、ヘタレな『ハンター』は明らかにユキヱにびびっていた。
「な、なんでまたてめぇが出てくるんだよおおおおおおおお!!」
あの時斬られた恐怖が、一気に蘇ってくる。
恨みよりも、怖い……怖い……あの女、怖い……。
そんな時、奇妙な感覚が『ハンター』を襲う。
な、何事だああああああ?
正常な意識を失う、そんな感覚だ。
「ぐわあああああっ!」
『ハンター』は自分の頭を押さえた。
ホーミング機能と毒は魔術によるものだ。
こんな状態では、まともに魔術を行使できるわけもない。
故に剣に付与されたホーミング機能と毒の効果は消え去っていく。
だが、放たれた矢である剣が止まる事はなく、そのまま唐沢響に向かっていく。
撃ち放った剣の柄は、唐沢響によりキャッチされてしまう。
弓から放たれた剣の柄を掴むのだから、相当な動体視力だ。
■猫谷凛 > 「え、えっと…集中できないのにゃぁぁ!!」
一度叫んでしまったのだからもう遅い、気おされないように大声をあげる
だが言葉を聞けば聞くほどぶっ飛んでるという感想しかわいてこない
そしてそこに新たな声、自分の知る声が
「あれは……ユキヱ様にゃ!ユキヱ様~♪」
風紀委員の平岡ユキヱ
自分を救い(傷を)癒してくれた白馬のナイトをみて
キャーキャーと声をあげる
■飛銀・エインズワース > ブーツに仕込んでいたファイティングナイフを取り出し、手に持つ。
同時にハンター以外から向けられる「線」を通し、こちらの存在を周りに伝える。
周りからしたら、突然飛銀がそこに現れたように感じるだろうか。
「平岡くん、私はキミの援護に回る、存分に暴れてくれ」
完全武装の頼れる後輩にそう伝え、戦場から少し離れた位置に待機。
ここからなら戦場が見通せる、自身の異能は敵に効くようだし、後輩の援護に回ろう。
誰が誰にどういう「線」を向けているのか、それを全て把握し、適格な援護が行えるように構える。
■平岡ユキヱ > 「言わなかったか…? この島での狼藉は常世の学園に風紀あるかぎり、『絶対無理』と思われよ!」
島民のみなさんのための交通整理! と叫ぶと同時、モブな主計隊が影のように走り、
周囲の閉鎖作業と一般生徒たちの退避勧告を開始する。
「飛銀センパイ、感謝いたします!」
非常時故、敬礼を返せないのが惜しい。
あまり同じ作戦を遂行することがなかったのが、余計に悔やまれる。
言葉だけで答え、一歩前へ。
「猫谷か! ここから先はちと過激になるぞ。腕に自信があるなら協力してくれ!
無理なら…ニヤリと不敵に笑っていろ!」
伊達で言っているわけではない。相手の遠距離攻撃から守れる範囲るとなると、むしろある程度近くにいてくれたほうが助かるからだ。
「唐沢センパイ…そいつは心ばかしの謝礼になりますが。討って構わない、この島の敵です」
いつか自分を『負かした』相手に、そう信頼を置いて述べる。
■唐沢響 > 「君はユキヱ?丁度いいこの男を倒すのに十分」
自分とハンターという男のほかには
少し離れたところから見ている男。発言からユキヱの知り合いなのか
どちらにしろ後方支援はありがたい
そして声を上げる少女。
彼女もユキヱの知り合いなのだろう
その手には魔導書が握られている
「さて覚悟してもらおうか…」
討ってもかまわない
そう言われると是非もなし
槍を構えてハンターの間合いからこの槍の間合いへと距離をつめる
その際に注意すべきことは射撃武器
いつでも迎撃できるように異能をいつでも使えるようにしていて
■『ハンター』 > 「てめぇが集中できねぇとか、俺の知った事かああああ!
そうだぁ、てめぇが死ねば、もう集中する必要ねぇよなあああ?
てめぇで射殺数記録更新してやるぜええええ!!」
『ハンター』は凛を威嚇するように声を上げる。
正常な意識を失っていく感覚にも慣れていくしかねぇ。
こんな所で、射殺数記録をストップさせるわけにはいかねぇ!
相当不利な戦いを強いられるが、抗うしかねぇ!
『ハンター』は今、霊化を解いたばかりであった。
それがどういう事かというと、『霊化』とを解けばクールタイムを挟まなければ再発動できない。
つまり、今回は『霊化』できるまで時間を稼ぐのは不可能である。
逃亡に『霊化』を頼る事ができないのだ。
「俺一人の悪行ぐらい見逃せよおおおおおおお!
見逃してくれよおおおおおおおお!!
俺は射殺数記録伸ばしてぇだけなんだよおおおお!!
人間を殺したい、ただそれだけなんだよおおおお!」
もはや、ユキヱに懇願しているように惨めに吠えている状態。
そのわりには、まだ射殺数記録を伸ばす事を口にする。
唐沢響が槍を構えて、『ハンター』へと急接近。
飛銀の異能により正常な意識が保ちづらい『ハンター』には、次の矢を放つのには時間がかかってしまう。
「こっち、くんなやあああああああ!」
だがそれでもなんとか異空間から次の武器、槍を取り出す。
だが取り出して弓に手をかけようとしたところで、先程の剣の柄を掴む程の実力者に、槍の間合いにまで距離をつめられた!
ま、まずい……!?
「仕方ねぇ。
死ねええええええええ!!」
槍の間合いまで近づかれたという事は、こちらの槍の射程圏内という事でもある。
『ハンター』は取り出した大斧で、唐沢響を突いた。
■猫谷凛 > 「む、誰にゃ?」
不意に視界に移った男を見て首をかしげる
だが次の瞬間には意識は別の方へ
「了解しましたにゃ♪」
不敵に笑えと言われ不敵に笑い、加勢しろと言われれば本を広げる
「まだ色々不安だけど、為せば成るにゃ♪」
正直言えばこの本も全て使えるようになったわけではないが、そんなのは関係ない
ぶっつけ本番女は度胸、何より憧れのユキヱ様にいいところを見せると一人勝手に意気込む
「私はまだまだ生きてたいから嫌にゃ!えーと……
あ、アイススパイク!」
キーワードを発せば魔導書の文字が光つららの槍が出現、そのままハンターに向けて一直線に飛来する
なんとなく叫んでみたがやはり自分は本番に強い
そう持参しなばがひとまずユキヱの方へ近づく
■飛銀・エインズワース > ハンターが唐沢に突きを食らわせようとした瞬間、奇妙な語尾の少女が何かを唱えた。
すると氷柱の槍が生み出され、ハンターへと一直線に向かっていく。
「来た!」
ハンターから氷柱の槍に向けられる意識の「線」を切り、攻撃に合わせ支援する。
これでハンターは氷柱の槍を認識できなくなったはず、さてどうなるか……
■平岡ユキヱ > 「封印された異世界の存在…ハンター。悪事に快感を覚える。
霊化・実体化の切り替えに関しては再使用までの準備時間があり、連続しての使用は困難…」
風紀の仲間たちが、調べて繋げてくれたことを静かに述べる。
重心を低く、声さえも低く、冷たく変わる。
射殺数記録と吠える相手の声に、心底無念だというように小さく息を吐いて。
強力な浄化の異能、魔術の力を持つものがいれば、あるいは彼も変われたのだろうか。
だがそれは…。
「今はどうだ、ハンター? 霊化までの時間の貯めは十分か?
…。あっても切り替える前に斬るがな」
もはや過ぎたことだ。平岡ユキヱにとって、只今がその時、その時が只今なり。
めらり、と極大の青白い炎が体全体を覆うように吹き上がり、周囲に嵐のように吹き荒れる。
漆黒の刃体加速装置に右手がかかった。
「よし、皆! あいつを空に打ち上げてくれ! この攻撃、空に向けなければ街に被害が出る!!」
他の協力者に希う。その間、キィィィィィンと不吉極まる不協和音が鞘から漏れ出して。他の隊員たちが耐衝撃態勢だの、退避ー! だのと叫んでいるが、その中心にいる当事者たちはもう遅いか!
■唐沢響 > 「っ?同系列の能力か?」
射撃においてもそうであるが
白兵戦においても別空間から武器を取り出してその武器を駆使して戦うのか
近接戦闘では自分と酷似した戦い方であると判断
ならば勝負を決めるのは使い手次第
「射撃武器以外の武器の扱いにはなれているかな?殺人鬼?」
発言から察するにこのまま見逃せば犠牲は増える
正義の為ではないが奴を倒せばしかるべき報酬はもらえるのだろう
そう、あくまで正義や大儀のためでなく自分の為。
相手の突いた武器を自身の槍<ドライツェ-ン>で受け流す
そして自身の槍を軸にして棒高跳びの要領で空中へと逃げる
このままタイマンでやるのもよしとするが折角なのでチーム戦を有効活用する
宙に逃げればかわす手段はない
しかし同時にそれは敵意は自分に向けられ、ほかの皆にとってはチャンスである
宙にへと飛翔した響は槍の変わりに新たな武器を出す為に異能を即座に発動できるようにし
■『ハンター』 > 凛の持つあの魔導書から呪文を唱えたのか。
つららが現れ、『ハンター』へと向かってくる。
「こ、こいつ、魔術師ってかああ?」
やべぇよ、俺ちゃん!
放たれた瞬間のつらら自体は、まだ認識可能。
唐沢響に槍を向けていた『ハンター』は咄嗟に回避行動を取ろうとする。
あ、あれ……?
飛銀の異能によりつららを認識できなくなってしまった『ハンター』はやや首を傾げる。
だがつららの槍が『ハンター』に迫ってきているのは事実であり、そのまま左肩へと命中した。
「ぐわあああああっ!!」
痛みによる『ハンター』の叫び声が公園に響き渡る。
もはや、その声すらやかましい。
どうなってるっていうんだよおおお、さっきから!
つららが認識できなかったぞ。
痛みになんとかと言った感じで堪えながら、ユキヱの質問に答える。
「んなもん、十分じゃねええええええよ!!
やべええええええええええ!!
次に霊化できるまで、すげぇ時間あるんだよおおおお!
助けてえええええええ!!」
命乞いをしていた。
ここで助かれば、まだ射殺数記録が次の機会に更新できる!!
そんな思いであった。
唐沢響の質問に対して、『ハンター』は一瞬息を飲み込む。
「弓程じゃねぇが、慣れてるぜぇ」
『ハンター』の突きだした槍は、《ドライツェーン》により受け流される。
「な、なにぃ!!
こんちくしょおおおおおお!」
槍が防がれると、再び叫ぶ。
唐沢響は槍を棒高跳びのように扱い、そのまま空中へ。
『ハンター』の意識は、空中の唐沢響へと向いてしまう。
■猫谷凛 > 「やったにゃ!」
見事左肩に命中したのを見れば満足げにガッツポーズ
そしてなんだか周りの風紀委員どもが喧しい
「うっさいにゃぁ…退避ってなん…」
ユキヱ以外の風紀委員はまだ好きにもなれないしどちらかと言えば嫌いだが
その声を聴きなんだか妙な不協和音がユキヱの方から聞こえれば
急いで離れ耳を塞ぎ目を瞑りしゃがみ込む
なんだか嫌な予感がする
■飛銀・エインズワース > 「了解した、出来る限りのことをするのだよ」
ユキエの叫びにそう答えながら、ハンターを見据える。
そのまま一直線に駆け抜け、身体強化の魔術を起動。
セット
「起動__強化三段!」
自分が使える中での全力の強化、反動こそ酷いが、出力は相当なものだ。
滑り台を一直線に駆け上がり、ハンターへと肉薄し__その胴体を思い切り蹴り飛ばす。
完全な不意討ちからの一撃、直撃すればこの滑り台の二倍は高い位置まで吹っ飛ばせるはずだ。
最後のダメ押しとばかりにハンターの意識の「線」をめちゃくちゃに掻き乱しながら、全力の一撃を放つ!
■平岡ユキヱ > 「…笑え。散り際に微笑まぬ者は生まれ変われないぞ?」
騒ぐハンターにただ一言。
-カチッ
鞘につけられたトリガーを一回だけ引く。刃体加速装置、制限解除。
「風紀執行ッッ!!!」
音より早く飛び出して抜刀したのか、先に青白い閃光がハンターの胴体を横切ったか。
次いで特大の爆弾を投下したかのような、ユキヱが踏み出した地点を中心に衝撃波が発生し、
砂塵を起こして中心に何もかもを引き寄せるように荒れ狂ってキノコ状の雲を形成する。たまや。
斬撃の衝撃派はというと、夜にかかった雲やら排気ガスやら一切合切を突き抜けて吹き飛ばし、
空に満点の星を形成した。今宵は局地的に晴天なり。
星々を背景に、宙を飛んだまま黒い刃体を鞘に納める。
「南無!!!」
数百m程公園に火花を散らしながら、着地。加速装置の刀身部分がバラバラに砕け散った。試作品故、強度が足りない!