2015/09/27 のログ
唐沢響 > 七英霊…モンクとの戦闘からそれなりに日数が経った
その戦闘で大怪我を負い、入院するが今日退院し、その帰り道にある


傷が癒えたとはいえ体の違和感が消えるわけではないので
その違和感を気にしつつ歩いていく


公園には屋台が止まっている
珍しいと思いつつそちらの方をみるとなにやら見知った顔がいるようで


「ユキヱ?なにしてるんだ?」

意外にもその人物がユキヱであったことに驚きつつも声をかける

平岡ユキヱ > 「んー? おお…唐沢…センパイだったわね。確か」
暫く! と堂々と挨拶。

「夜食なり! よければつきあってちょーだいな?」
学園の寮から抜け出るなど容易いこと! となぜか
フフリと笑いながら自分の横の空いている席を示す。

唐沢響 > 「…最近は病院食ばかりだったのでな。いいだろう」


少し考えた後に相手の提案を承諾
そういいつつユキヱの隣に座る


なにやらわけありなのかつい最近まで病院にいた
といった発言をする

注文は昆布や卵を頼むことにして

平岡ユキヱ > 「…」
唐沢の所作を見る。いや、見るというよりは鋭く観察するというべきか。
そして当人からの発言を加味したうえで、ふむと小さく頷きながら、
底が深めの皿に注がれたつゆをすすり。

「歩き方が最初に会った時…いや。ハンターとやらを討伐した時と違う。
 なんかあったんですか?」

戦士の勘とでも形容すべきか、いつもとちょっと違うなと感じた事を率直に尋ねた。

唐沢響 > 「…2つ。」

まず短くそう言う
昆布にからしを少量つけ一口食べる


「1つは自分の体に異変というべきかな?自分が自分でなくなってしまうような感覚だ
 2つ目は…まぁ、七英霊のモンクと戦った」

淡々と話す
ユキヱの観察力に脱帽したのかあっさりと打ち明ける


能力の使いすぎなのか違和感があるのと
ニュースにも流れていた商店街でのモンクとの戦いを話す

平岡ユキヱ > 箸を持つ手がぴたりと止まる。
唐沢の方を見て、まず二つ目の話題から。

「奴か…。いや、あったこたぁないですけど。その後の片付け、私も出てたんで」
ひどい事件だった。と眉をしかめながら。大根を割って。

「その後、件の『モンク』とやらの音沙汰がないのも不気味ですが…。
 唐沢センパイの異変っていうのは…。検査とか何かは受けたんですか?」
放っておくと、私みたいになるかもですよ。と
自身の青白く発光する毛先を一房つまんで見せて。

唐沢響 > 「あの事件は私もなんとかやってみたがそれでも犠牲はでた」

ハンターとは比べ物にはならない
つまりそれほどの相手だったと

と、卵を半分にして口に入れる


「そういえば最近英霊共から動きは感じれないが…
 異変か…検査は受けたが問題はない。ただ自分が人間でなくなるような…。まぁ、もう手遅れだろう」

ユキヱの発光する髪は人間のそれではない
外見こそ変わらないにしろいずれユキヱのようになるだろうと話して

平岡ユキヱ > 「…ハンターの件は、唐沢センパイは勿論ですけど
 けっこー猫谷とかいう奴の変わった力で助かった部分はあるかと」

自身が対峙したわけではない以上、モンクなるものの厄介さは
耳にしているとはいえ想像の域をでない。
が、自身の所属する特攻課が赤服で出るという決断を下したということは、そういうことだ。
それだけ危険で厄介ということである。

「人間でなくなるて…。いやー私は、人間ですよ!?」
てかその進行ヤバいじゃねーですか! 問題ありまくりでしょ!
と言いながら、あ、ジャガイモ! と注文したりすごくうるさい。

「具体的には…何か、異変以外に自覚症状とかあるんですか?」

唐沢響 > 「…あの魔術か、あれは相当大規模な魔術だった」

ハンターでの戦い…
ほかの英霊に劣るとはいえハンターの最後の足掻きはとてもではないが手がつけれないものであった


それを止めるほどの大魔術であったと言うことで


「む、すまない。どうにも私の周囲には人間離れしたのが多くてな」

戦闘してくると、人外やそのハーフなどとどうにも最近その類と会う機会が多くそのようなジョークを言う



「症状か…。武器もほとんどは使えなくなっている。異能のほとんど使用不可。あと魔術も使えなくなった。逆に身体能力と使える武器のキレは異常なほどに上がってたな」


症状を淡々と話す
身体能力の上がり幅にもよるが話の流れからして人外もしくはそれに近いものになっているものであることが分かる

と、ここで響もハンペンと大根を追加で注文し

平岡ユキヱ > 「私はこう、ガードはちょっと…苦手で。自分の身一つは守れても、
 ああまで広範囲にやられると、どうにもならないです」
そこが風紀のつらいところよー。とナハハと笑いながら、水お替り。

「わー…そりゃあまた。一点特化になってきてるって感じですか?」
話を聞いて、あれと思う。でもそれって…。

「それ、異変かもしれないけど、確かに問題じゃないかもですね。
 すいません、唐沢センパイにとっては不本意かもしれないですけど…」

百冊の本を知っている奴より、ただ一冊しか本を知らない奴の方が強いこともある。
ニヤリと不敵に笑うと、特に荒事ではねと片眼をつむった。
あれこれできるからと考えている内に、ただ一つの技しかしらぬ相手に討たれてはお笑い草だ。

唐沢響 > 「自分の身を守るだけでも十分だ。犠牲は出るだろうが元より自分が死んでは意味はない」


風紀委員。
住民が危険に及んだ際には助ける義務がある。それは正しい

しかし身に余ることが起きた際は自分の身を最優先で守るべき
かつて傭兵として戦場を何回も越えてきた響からしたらその考えは当たり前と思っていて


「一点特化というよりもそれに近くなったというわけだ。補助魔術や物量で押せないが戦法はあまり変わらない」

一点特化には近いがそれでも複数の武器を扱うことに変わりはないので訂正する


「最も体の内側にいるような得体の知れない化け物がいるような感じはするがそれさえ気をつければ…。ユキヱもそういうことはないのか?」


ハンペンを食べたと同時に爆弾発言
ユキヱの発言を前言撤回させれるような発言である

ユキヱもあのような力を出していたのだから体の中に化け物を飼っているのだろう?とやや無茶な質問をして

平岡ユキヱ > 「そりゃごもっとも」
まず自分を守れぬものが、どうして人に手を差し伸べられようか。
そんな事を嘯きながら不敵に笑った。

力なくば正義も大義も絵に描いた餅、机上の空論。何の役にも立たぬガラクタである。
グラスを飲み干し(*水だ)、ちくわ、と注文。

「ばっ、化け物ォ…!?」
そりゃ病院だよ! と箸を落としそうになるが、踏みとどまって。
すこしばかり真剣な顔つきに。

「化け物…ううん、私の力を自分で制御しきれてない感じはありますけど。
 もっと無機質というか…。まあ、容赦ないというか」
ただ現象として、あるがまま。魂をすりつぶす歪な形での異能の発現にすぎない。
そう、化け物並みに無慈悲で自動的な現象です、と、乾いた答を返す。

唐沢響 > 「守ることなぞあまりやらなかった私に言う資格はなかったかもな」

相手の様子をみて
ちょっと言い過ぎたかもなと心の中で呟きながらそう言う


「ある意味では似ているな…。その異能と向き合うか、それとも。どちらにしろ結果は同じになるのかもな…」


その化け物じみた異能と正面から向き合って使いこなそうとするか
それとも、みなまでは言わなかったがその力をただただ振るうだけか

しかしどれを選んでも結末自体はさほど変わりないのかもしれない
同じになるかもしれないがどの道を選ぶか、と

平岡ユキヱ > 「フッフッフ…選ぶ道は、
 このユキヱさんの中では既に決まっていますよー」
はっはー! と立ち上がり、椅子に片足かけて堂々と。
 
「長生きだけを願うなら、人は獣と変わりなし!
 王道進むは天上天下の民のため!」
文句がある奴はかかってこーい! とがははと腕を組んで笑う。
うるさい飲み屋のような雰囲気が、近所迷惑だと店主の人にらみでアスイマセンと静まった。

「…結末の保証なんて、人の身にゃー、あまりますよ。
 だからせめて、その過程の道や…選択は悔いのないようにしたい」
ゆえにこの平岡ユキヱは征きます。正しいというか…清らかとかいうか、
気持ちのいい生き方というやつにね!
そう言い終えると! お勘定! といって唐沢の分も領収書を切ってもらう。

「風紀の交際費にいれておきます…」
それは清らかな道なのかは不明だが、ふふんとさっそうと赤いどてらをマントのように翻して立ち去るだろう。

唐沢響 > 「清々しいほどに潔いな…」

テンションの上がるユキヱとは対照的に冷静に、皮肉でもなく素直に賞賛する
酒でも入っているのか?と確認するが恐らくは入ってない様子



「結末より、その過程の選択か…。たしかにそうだな
 結末がどうであっても自分の選択だからな…
 あ、なんかすまないな」


食べ終わり水を飲みながら
こちらが勘定する前にあちらがこちらの領収書まできってもらった

ただ、折角なのでご好意に甘えるとして

ご案内:「常世公園」から平岡ユキヱさんが去りました。
ご案内:「常世公園」から唐沢響さんが去りました。