2015/11/10 のログ
ご案内:「常世公園」にトトさんが現れました。
トト > ぎぃこ、ぎぃこと夕暮れ時の公園でブランコをこいでいる影一つ

「…  っ ~!」

訂正、全力でこいでいる影一つ、立ちこぎでぐんぐんと高さをつけて
天に届きそうな勢いで、人気のない公園で風を切っている

スカートがぴらりぴらりとめくれるが、気にしている様子は当然無い

トト > 「よいしょっ!」
思い切り勢いがついたところで、大きく飛び出し、とすっ、とやたら軽い音をたてて見事に着地する

「……… えーと… うん!新記録だね。」
地面に引いてあった線を少し超えているのをみて、にこー、と笑みを浮かべ、自分のいるところに新しく線を弾いて

「占い師さん探すのに飽きたから、いろいろつかってみたけど、この公園の【遊具】ってものは、結構楽しいものだね。」
とか、ぽつりと呟く、見ると、隣の砂場には妙に立派な砂の城がたっていたり
そばのベンチには、休憩所とばかりにペットボトルや缶がおいてあったりと、割とやりたい放題なのが見て取れた

トト > 「でも… やっぱり一人だとちょっと寂しいかな。」
ぽつりと呟いて、周囲を眺める 当然、誰もいないわけで

「うーん、前はギル達ともあえたけど、きょうは誰もこないっぽい?… というか、最近結構暇だし…。」
うーん、と腕組みしながら、考え込む仕草を見せて
しばらくした後、ぱちん、と指を鳴らしてみせる

「いないなら、こっちから会いにいけばいいんだよね、そっか、そうだよ。」
うんうん、と納得したように頷くと、またぎーこ、ぎーことブランコを漕ぎ始める

トト > ぶらん、ぶらんと暫くブランコをこいでいるが、やがて飽きたのか、気が済んだのか、とん、と地面に降りたって

「… そろそろ帰ろっかな、うん、結局誰もこないし。」
こうまで人がいないと、どうしてもモノ寂しくなる、ポケットから飴玉を取り出して、ほおばった
ころころと転がしながら、後片付けをして、飲み物がぱんぱんにはいったポシェットを肩から下げる

トト > そのまま暫く佇んだ後、ゆっくりとした足取りでその場を去っていった
妙に精巧につくった砂のお城をのこして

ご案内:「常世公園」からトトさんが去りました。