2016/03/19 のログ
ご案内:「常世公園」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 >  
 
 
(桜が咲いている)
 
 
 

佐伯貴子 > (品種改良されたこの桜は、3月中旬から4月中旬まで咲くと言われる。
 進級試験も終わり始め、花見に興じる学生も多い。
 そんな中、一人でベンチに座っている風紀委員。
 佐伯貴子もまた、進級が確定して一息ついているところであった。
 時刻は午後3時頃。
 さわやかな青空であった)

佐伯貴子 > (缶に入ったおしるこを横に置き、
 広げているのはシラバス――
 つまり講義概要である。
 進級したら今度は4月から受ける講義を決めなければならない。
 この学園はとにかく講義の種類が多いので決めるのに時間がかかるのだ。
 端末におまかせという手段もあるが、
 時間の許す限り自分で決めたい)

どれにしようかな…

佐伯貴子 > 転移魔法実技上級…か…

(昨年度の半年をかけて転移魔法を習得した。
 かねてより戦闘に巻き込まれた時、
 逃走手段が限られていたのがネックになっていたのだが、
 危険地区に単身乗り込んでも逃げられる程度にはなったのであった)

佐伯貴子 > これとこれと…くっ、ダメか…

(携帯デバイスで時間割を組み立てていくが、
 教室の離れた講義が続いたり、
 SNSで評価が厳しい物があったりと、
 悪戦苦闘しながら授業を選んでいく。
 うららかな初春の午後はこうして過ぎていった)

ご案内:「常世公園」から佐伯貴子さんが去りました。