2016/04/12 のログ
ご案内:「常世公園」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > (桜の木の下にビニールシートを敷いて、一人お花見を決め込んでいる。
 時刻は午後3時頃。
 重箱に入った食べ物が3つほど。
 ペタンと座って両手にはおしるこの缶が握られている。
 視線はといえばぼうっと桜の花を見ていた)

佐伯貴子 > (右手に箸を持ち、重箱から唐揚げを一つ取る。
 それを口に運び、ゆっくり噛みしめる。
 ゴクリと飲み込んだ後、おしるこを一口。
 
 桜の花はもう散り始めていた。
 と言ってもすぐに全て散るわけではなく、
 まだお花見をする機会は残っていそうだが)

佐伯貴子 > (桜の花は儚い。
 ぶっちゃけ見れる時期が短い。
 なぜありがたがるのか。
 一年中見れる針葉樹を愛でればいいではないか。
 などと、どうでもいいことを考えているのは、
 授業のガイダンスも大方終わり、
 いよいよ勉強が本格化する前の現実逃避であった)

佐伯貴子 > あああ、テキストを買うと出費が増えるなあ…

(現実に戻り、重箱とビニールシートを片付ける。
 バッグに入れてひとまとめにすると、
 おしるこの空き缶をゴミ箱へロングシュート。
 そのまま振り返り、歩き始める。

 「カコーン」と外れる音がすれば、ダッシュで捨てに戻る。
 そうして緩やかなお花見の時間は終わったのであった)

ご案内:「常世公園」から佐伯貴子さんが去りました。