2016/08/09 のログ
那岐夜車丸汀 > なんか したか?
狼は撫でられた事に気づいていない。
異能で撫でたと知ったのならば それこそ狼は今度こそ小物を視る視線を送った事だろう。
異能なんぞ使わずに撫でてみれと― どちらにしろ 狼は全く異能で撫でられた事に
気づいていないのだから 無理だったとも。
ただ 分かってい無さそうに 首を傾げた位だ。 
狼が気付かないのであれば その狼に跨っている幼女はもっと気づかない。

「きゅうけいしつはいんしょく OKであろうが そこだとほんはよめぬ。
ざんねんだった。そこまでして としょかんにはかよえぬ。しょくじはべつのところでとるしかあるまい」

図書館内は飲食禁止だと思っている。というのも 本は汚れと水に弱い。
そうまでして持ち込みたいとかいう気持ちはない。本は大切に取り扱う、と決めているのだ。
色々と思う事はあるが お  狼がお座りから立ち上がった。

「うん、あついの、ゆでるなぁ   ありがと」

投げ渡された缶は コーラだった。今は冷たいのだが ゆでコーラにならないといい。
受け取った衝撃が諸に缶に浸透していないといいのだが分からない、
缶を持ったまま 狼がのしのしと移動し始めて その背に乗る幼女もそのまま
共にいずこへと去っていった。

ご案内:「常世公園」から那岐夜車丸汀さんが去りました。
ご案内:「常世公園」に滝川 浩一さんが現れました。
真乃 真 > 「何だろう負けた気がする…。」

で、でもあれだし!そこまでして触りたくなる感触じゃあなかったし!
そんな言い訳のような事を考えたりもする。

「まあ訓練施設にもあるしね!訓練しながらおしるこというのもいいと思うよ!」

訓練しながらのおしるこはすこし意味の分からない感じもある。
訓練後のおしるこの方がいいかもしれない。

「それじゃあね!」

そう言って少女を見送る。
異邦人って言ってたから真より年上かもしれないけども!

「さあ、それじゃあそろそろ僕も行こうかな?」

そう言ってジュースの缶をタオルでくるくると巻き始める。
これはこんな時に便利である。

「それじゃあ!君も熱中症に気をつけなよ!」

そう言って少女が行った方と反対の方向へと走り始める。
その姿は走るたびにジュースが揺れてとても走りにくそうだったという。

ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。
ご案内:「常世公園」から滝川 浩一さんが去りました。