2016/08/26 のログ
ご案内:「常世公園」に真乃 真さんが現れました。
■真乃 真 > 公園で何かを必死に探している子供がいる。
恐らく長い時間探したのだろう額は汗に濡れ瞳からは涙が溢れそうになっている。
既に仲間は先に行った。すぐ見つかるから先にいけと言ったのは彼なのだがそれでも寂しさはあった。
そんな一人の少年に近づいていく男が一人。
異様な長さのタオルを首から靡かせた男。
そう!真乃真である!
「さてはそこの君!何か困っているね!いや、いい言わなくても分かる!
さては、ここで遊んでいる時に何かを落としたんだろう!?」
無駄にカッコいいポーズをとって言う男に少年は戸惑いを覚えた。
防犯ブザーを所持していたならそれに手をかけていただろう。
「大丈夫だ!僕は落とし物を探すことはこう見えて苦手じゃあないんだぜ!
さあ、探そうか!で!何を落としたんだい!?」
少年は落としたのは自転車の鍵であることを告げた。
特にキーホルダーなどは付いていないものであると。
「OK分かった!じゃあ早速探すとしよう!!」
■真乃 真 > 「なるほど!今日君が遊んだのは砂場、滑り台、ブランコと言うわけだ!
それならまずはブランコだね!なんせ一番落としそうだ!次に落としそうなのは滑り台!この順番で行こう!」
少年は頷きついてくる。
と言う訳でブランコのあたりを探索するも鍵は見つからない。鎖の隙間をくまなく探してもやはり見つからない。
滑り台も同様である。一度上って下に滑り落とした状況を繰り返すことをしてみてもやはり見つかる事はない。
二人で探しても見つからない事への不安からか少年の瞳には再び涙が浮かんでいた。
「大丈夫!まだ砂場は見てないだろう?それに僕には必殺技があるんだ。
だから安心しろ大丈夫だ!」
少年の頭に手を置いて自信ありげに笑って見せる。
だが砂場での探索は困難を極めるだろう。なんせこの公園の砂場はとても広い。
■真乃 真 > 「さあ、砂場の探索だ他にないならきっとここにあるんだろう!
これはもう見つけたも同然だな!!」
だが砂の色と鍵の色はよく似ている!
この中から鍵を見つけるのは困難な事だろう!!
だが、真乃真は自信ありげに笑って見せる!!
「さあいくぞ!セブンスエフェクター起動!!」
一日に8回しか使う事の出来ない魔道具を取り出して必要のない起動の声を上げると
それに続くように機械音声が流れる!<残数7>
すると宙にいくつかの魔法陣が現れる!<残数6>
右腕にバチバチと激しい音を立てる<残数5>雷電を纏わせると<残数4>
「ライトニング!サーチャー!!」
その叫びそして轟音と<残数3>共に拳を砂場を叩きつける!それと同時に殴った場所を中心に周囲に電流が散っていき<残数2>
その電流が走った砂場の砂の色が真っ黒<残数1>に変わっていたのだった!
黒く色が変わった砂場では目立つステンレスの鍵を拾うとそれを目を輝かせている子供に渡す。
「な!大丈夫だっただろ!」
無駄な工程がとても多いがまあ、鍵は見つかったし良いだろう!
■真乃 真 > 「さあ、鍵も見つかったことだし!これで解決だな!!それじゃあ僕は帰るとするよ!」
最後に無駄にカッコいいポーズをとると来た時と同じように
その異様に長いタオルを靡かせて去っていく。
「もう次からは落とさないように気をつけなよ!!」
そう言い残して去っていく。
ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。