2016/11/28 のログ
ご案内:「常世公園」に不知火 械徒さんが現れました。
不知火 械徒 > 「………はぁ、マジ疲れたわ。はぁ、マジ…」

公園のベンチにどっかりと腰掛けて、両膝に両肘を乗せて頭をだらりと垂れている男が独り。
学園は祭りということで大変な賑わいを見せている最中だが、男はそんなことに関心を示すだけの余裕がなかった。

「もうしばらく機械関係以外の本は、表紙も見たくねぇ…」

何故、男が虫の息になっているのかと言うと、簡単に言えば風紀委員にとうとう捕まったから。
そして反省文を書かせるがごとく、勉強漬けの毎日を送らされていたからである。
おかげで、一応不良生徒のカテゴリからは外れることにはなったが、代わりに男の目は死ぬことになった。

両手で顔を多い、深いため息を吐く。

不知火 械徒 > 「………いつまでも、こうやって沈んでても仕方ねぇわな、うん。」

両手で顔を覆ったままの男だったが気持ちが少し持ち直してきたようで、両手を顔から離して緩やかに顔を上げる。
大きく深呼吸を一度して、首を肩を大きく回してから身体を伸ばした。

「まぁ、これで一応は追い回されなくなったわけだし…堂々と歩き回れるわけだし?
 機械以外のこともちゃんと勉強すれば問題無いわけだし。」

色々と動きやすくなったと前向きに考える。
そして、男はとりあえず今後どうしようかと考え始めた。

不知火 械徒 > 「よっし、とりあえず飯食いにいくかぁー」

考え始めて数分。
唐突に空腹に気付いた男は、ベンチから立ち上がって歩いていくのだった。

ご案内:「常世公園」から不知火 械徒さんが去りました。