2017/07/07 のログ
真乃 真 > 「確かに本土の方だったらやっぱり異能持ってる人もあまり周りにいないからね。
 相談できる人もいなくて不安だよね。
 その点この島にいれば頼れる先生や 先輩 何かが周りにいるからね!
 いつでも頼れると考えたらたしかに良いよね!頼りなよ!!」

先輩の辺りが大分力強かった感じがする。
…頼られたいのかもしれない。

「おっと、無駄にって言ったね!!確かに見えてないなら無駄だったかもしれないけども!
 君にこのポーズが見えたなら無駄ではないだろう?ああ、ただのカッコいいポーズだ!!」

そう言いながらもポーズを変えない、微動だにしない。
一番カッコいいと思うポーズのままである!

「おっと、結構話し込んでしまったな!
 さて!じゃあ休憩はこれくらいにして僕はトレーニングの続きに励むとするかな!!
 筑波君も続けるなら気を付けなよ!!というか明日からはなるべく明るい時間帯にやりなよ!!」

そんな言葉を残して勢いよく走り出す。
止まった状態からいきなりのダッシュ。

見る見るうちに男の首に巻かれたその異様な長さの白いタオルは小さくなって見えなくなった。

ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。
筑波 察 > 「そうだね、こっちに来てからは割と似たような人がたくさんいて気が楽になったのは確かだよ。相談できる人も何人かできたしね。頼れる先生や"先輩"もいる」

先輩の部分を強調したのはなんとなく真の言っていることを察したからだろう。そうして走り去っていく先輩の後ろ姿を見送って

「よくわからない、元気な人だったなぁ」

そうつぶやくと、荷物を鞄に詰め込んで自宅への帰路についた>

ご案内:「常世公園」から筑波 察さんが去りました。