2017/07/10 のログ
■筑波 察 > ……のど乾いた。
(どれくらいボーっとしていただろうか。
不意にベンチから立ち上がると少し離れたところにある自販機へと足を運ぶ。
ポケットから財布を取り出して小銭を入れると、
スイッチが入ったかのように自販機が明るくなった)
お、好きな缶コーヒーが売ってる。
(自販機のラインナップを確認していくと、お気に入りのコーヒーを見つけた。
最近このコーヒーを扱ってる自販機が少なくてなかなか飲めずにいたのだ。
迷わずボタンを押すと「ガコンッ」と音を立てて自販機がコーヒーを吐き出す)
■筑波 察 > さて、飲み終わったし、帰るか。
(缶コーヒーをその場で飲み干すと、ゴミ箱に缶を投げ入れる。
暇をつぶすには十分な時間が過ぎた。
不良や痴呆の老人のように深夜徘徊するのもほどほどにせねばなるまい。
相も変わらず、頬を撫でる風は温い。
雨ばかりの時期ももうじき終わりが来るだろう。
そうすれば今度は焼けるような日照りと気まぐれの雨に頭を抱える夏がやってくる。
今年の夏はどんな面白いことをしてやろうか。
そんなふうに長い長い計画を立てながら帰路についた>
ご案内:「常世公園」から筑波 察さんが去りました。