2017/07/17 のログ
ご案内:「常世公園」に真乃 真さんが現れました。
真乃 真 > 「いやー暑いな!!今日も実に暑い!!
 このまま暑くなり続けると体が溶けるのも時間の問題だな!!」

そんな風に言いながらジャングルジムの一番上に立つ男がいる。
白く異様に長いタオルを風もろくに吹いてないのにやけに靡かせた男である。

「いやあ!やっぱり高いところは良いな遠くまで見える!!」

ああ、いくら真といえども何も理由なくこんなところに登る事はしない。
そう、これはあれだ!高いところに登る事でより遠くが見える。
それにより、より効率的に困ってる人を見つけて助けられるというわけだ!

…誰もいないジャングルジムを見てふと久しぶりに登ってみようかなんて思ったわけではない!

真乃 真 > …いない、いないな!困ってそうな人はいない!

そもそも。こんなに暑い日の昼間にわざわざ公園までやってくる奇特な人も多くない!
…まあ、助けるべき相手がいないというのは寂しくもあるが同時に嬉しくもある。
結局まあ、困らずに済むのが一番だよね!!

「まあ、そう言う事かな!」

ジャングルのジムの淵まで歩きそこで無駄にカッコいいポーズを取る。
…さて、じゃあ降りるとしよう。
良い子は真似しない方がいいがこれは飛び降りるのが一番早い!
いや、正直太陽の熱で鉄板のように熱された本体に触りたくはないので選択肢はこれしか無いのだけれど!

真乃 真 > 飛び降りるには多少高いが真の異能があれば全く問題ない!
回転、回転、大回転!全く意味は無い上に危険はかなり増すのだけれど
カッコいいなら問題は無い!!

地上の手前で異能を使えばカッコいいポーズでの着地が完成す…

「…これは…困っている人の気配がす…痛い!!!」

感じた気配に気を取られて思わず着地を誤り足を捻る。
どうしようもなく自己責任である。

「…もしかしてこれ折れたんじゃない!?
 凄い!凄い折れてる感がある!!」

泣きそうなほどの痛みに襲われながら地面を転がりまわる。

真乃 真 > 「まあ…でも確かに痛いけどこれくらいならまあいけ…痛たたた!」

涙はタオルで拭い、痛む足を異能で無理に動かして
困った気配がというか視界に映った困ってそうな人がいた方へ向かう。

…結局、相手はただ小銭を自販機の下に落としただけらしくそれほど困ってなかったので
異能の力でサクッ無事に解決したのであった。

…足の方は軽い捻挫ということらしい。

ご案内:「常世公園」から真乃 真さんが去りました。