2017/07/19 のログ
ご案内:「常世公園」に飛鷹与一さんが現れました。
飛鷹与一 > 深夜の公園。眠れなくて何となく男子寮を抜け出し、私服姿に護身用とククリナイフをケースに入れて左腰に下げた姿で公園を訪れる。
ちょっと不審者に間違われかねないが仕方ない。だからこそあまり人気の無い公園に脚を運んできたのもある。

「………ふぅ」

何となく小さく吐息を零しながら、途中の自販機でペットボトルのお茶を購入してから近くのベンチへ。
腰を下ろせば、ボトルの蓋を開けて中身のお茶を一口煽る。冷たい喉越しが心地よい。

飛鷹与一 > 「……。」

フと無言で異能を発動。視覚が一時的に切り替わり、何時もは死んだ魚じみた瞳に生気が宿る。
今はちょっとした暗視…サーモグラフィ的な力を発揮している次第。
周囲に殆ど熱はなく、暗い青ややや明るい青が中心の光景が広がる。
自販機は多少熱を持っているのか色味は比較的明るいかもしれない。

(…取り合えず、能力のオン・オフと簡単な力なら自在に使える程度には慣れたかな)

そう、心の中で呟いてから暗視モードを解除していく。何時もの普通の視界に戻れば、お茶をもう一口飲んで。

(…とはいえ、天眼も能力が多彩過ぎて臨機応変に使い分けが難しいんだよなぁ。総数なんて把握できてないし)

視界を基点、発動媒体とした”複合型異能”。研究者の見解ではそうらしいが、正直よく分からない。
まぁ、多数の異能を一纏めにしたモノと解釈しているが、それと使いこなす事は全く別問題だ。

飛鷹与一 > 「…と、そろそろ戻らないとなぁ。二度寝すると朝が起き辛いけどしょうがない」

お茶を飲み干せば立ち上がり。自販機傍のペットボトル専用のゴミ箱に空のペットボトルをダストシュート。

軽く伸びをしつつ、今日も暑くなりそうだなぁ、とか思いながらゆっくりと男子寮へと戻っていこうか。

ご案内:「常世公園」から飛鷹与一さんが去りました。