2018/02/18 のログ
ご案内:「常世公園」に鈴ヶ森 綾さんが現れました。
■鈴ヶ森 綾 > 吐く息が白く烟る。春の兆しは未だ遠く、
冷え冷えとした空気は服の上からでも体に染み込んでくるようだ。
まして、外気に直に晒される末端の凍えは如何ともしがたい。
そんな気候であっても、外を出歩くのはやめられない。
今日は特に新鮮な何かを求めているわけではなく、こうして外の空気に触れる事自体に意義を見出す心境だった。
部屋でじっとしている方が、かえって落ち着かない日というものは誰しもあるものだ。
他にひと気のない池の周りをぶらぶらと歩きながら、水鳥の一羽もいない水面をぼんやりと眺めやる。