2018/04/20 のログ
■ラウラ・ニューリッキ・ユーティライネン > 「さて、そろそろ帰ろっか」
気が付けば袋に入っていたポッキーをすべて食べてしまっていた。
この手のお菓子は無意識のうちにパクパクと食べてしまう。
かといって箱に残っているもう一袋を開けるのは少し多い。
近くにあったゴミ箱に袋を捨てれば、そのまま立ち上がって背伸びをした。
「今日みたいに月が細い日は一緒に星も見えてもいいような気がしますけど、
この島にいる限りそういうのは難しいのかな」
ずっと気にかけていた月に視線を向けて呟く言葉は、
誰に聞かれることもなく夜空に消えていった。
そうして時間をつぶせば、ゆったりとした足取りで講演を後にするのだった>
ご案内:「常世公園」からラウラ・ニューリッキ・ユーティライネンさんが去りました。