2015/06/22 のログ
緋群ハバキ > ていうか、夕霧先輩の私生活って結構謎めいてますよねぇ。
書類もテキパキ片付けちゃうしやり手だしスルー力高いし。

【最後のは謎めいているのか甚だ疑問である。あんまり高いのは怒られるかなぁなどと考えながらメニューに視線を落とし】
【……いざ遠慮しようと思うとハンバーグだのカレーだのがっつりした品に目が行ってしまうのであった】

ゴチになります!!
……あ、先輩からどうぞ。俺はまだちょっとこう決まらないというか。

宇治抹茶スパとは……いや、奢りでゲテモノチャレンジはどう考えても暴挙だろう俺……

【ぶつぶつと呟きつつ、ああでもないこうでもないと首を捻る】

夕霧 > 「遠慮はせんでええですよ?」
そう言いながら軽食の方を見る。
「サンドイッチ、後はそうですねミルクティーぐらいで」
これぐらい食べれば今日は一日持つだろう。
燃費はいい方なのである。

「女子の私生活なんて大体皆そんなもんです」
聞く方と気になる方が野暮なのだ、と。
「書類に関しては、まあ慣れてますから年季の違いですよ」
ころころと笑う。

緋群ハバキ > ……今日昼抜いてましたよね?
よくそれで腹保ちますね……。

【ネタの誘惑を振りきってカレーセットを注文し、軽い驚きを乗せそう言う】
【ダイエットなどしている風にも見えないし、まこと女性というのは複雑怪奇である】

まー、仕事の時とプライベートではまた別ーってなもんでしょうけど。
郷里の妹も小学校に上がった位から部屋入ってこないで下さい兄さんとか言ってきて切なかったなぁ……

【鈴の音を転がすような笑みのまま、なんでもないような顔で発揮される事務処理能力はこの半年見てきた故に年季の違いという言葉にはカクカクと首を縦に振る】
【自分には何年掛かってもああいうデキる事務員スタイルを手に入れる事は難しく思えるのだが――】

――ガ、ガンバリマス……。

【少なくとも努力位はせねば、それはそれで恐ろしい。それが公安委員会――というか、組織というものであった】

夕霧 > 「企業秘密です。ふふ」
唇に指を当ててしーっとするような仕草。
実際の所は何でも無い理由だがとりあえずそう言っておく。

「気難しいものですからねえ。女の子は」
そういう自身も女性ではあるが。
「妹はんは、照れているのかも知れませんし―――」
そこで言葉を切る。
その先は言わない方が華と言う奴だ。
「ともあれ、期待してますよ」
がんばります、という彼の言葉に軽く笑いながら言う。

緋群ハバキ > 【暫くすると、互いのメニューが運ばれてきた。目の前のカレーにキラキラした視線を向け、息を吸込めば鼻孔をくすぐるスパイスの匂いに腹が鳴る】
【頂きますと手を合わせ、一匙。喫茶店のカレーと侮るなかれ、味にうるさい学生共を長年満足させてきた店主秘伝のスパイスレシピは伊達ではない】
【満足気に鼻息を漏らし、夕霧の言葉への返答を舌に乗せる】

いやまぁ、いくつになっても可愛い妹なんですけどねー、照れてるとかそういうものなのかな……

【うぅんと考え込む少年は、その手の思春期の女子の感情の機微を察せる手合ではないように見える】
【遠回りな物言いより直截的な言葉、そしてそれよりも打撃が有効なのであった】

あ、はい。いやぶっちゃけ飛脚やってる方が気楽なんですけどね!? 俺は!?

夕霧 > 美味しそうに食べるハバキを見ながら満足そうにサンドイッチを軽く千切り、口へと運ぶ。
「上を目指しませんと、いいお兄さんにはなれませんよ」
次は紅茶にミルク、砂糖を入れ、音を立てずにかき混ぜる。
「妹はんが―――。兄は何をしているのか、と聞かれて胸を張って答えられないのは、哀しむと思いますわ」
軽く冗談のように言う。
その後に紅茶を一口、含んだ。
インスタント至上ではあるが―――。
やはりたまにこうやっていいものを飲むのはとてもいい。

緋群ハバキ > 上、スか。
それはビルの屋上とかではなく。

【真顔でボケてチラッチラッとリアクションを伺う少年】
【2秒経ち3秒経った辺りでちょっと居心地が悪くなってきた故に慌てて真面目な回答を探る】

え、えーとえーと。
……まぁ、なんと言いますか。
妹はもう家業継ぐ準備とかしてるんで兄貴の放蕩を見せる訳にもいかんというのは、はい。

【普段は身体能力の高さを馬鹿なことにしか用いず駄犬めいた印象の少年はしかし、妹の話題となると畏まる】
【しばしばそんな姿が業務中にも見られるので、先輩の委員たちからは微笑ましくもからかいの対象となっている事も多い】
【カレーを口に運びつつ、一息】

まー、こっち来てからは初めての一人暮らしなんで放蕩三昧なんですけどねー! 人の目が無い自宅ってサイコーッ!

夕霧 > 「家督を」
ふむ、と言う感じに話を聞いている。
彼から見れば珍しい反応だろう。
「そうですか」
口調は変わらないものの、ほんの少しだけトーンが落ちたような。
サンドイッチを先ほどとほとんど変わらないサイズに千切り、また口へと運ぶ。
よく咀嚼し飲み下す。
その際に少しだけこくんと喉が鳴った。
「一人暮らしの気楽さは、確かにありますねえ」
そして次の言には既にその調子は戻っている。

かくいう彼女も一人暮らしを満喫している一人であった。
自宅に於いて、他の目が無い、というのはいいものだ。
しみじみと頷いた。

緋群ハバキ > ……?

【嫋やかながら何処か泰然自若とした風情を常に纏った先輩の雰囲気の変化に、僅かに首を傾げるも――】
【続いた言葉はいつも通り。カクカクと首を縦に振り、同意を得た喜びを表現する】

ほんっとにね、朝起きたら縛られて宙吊りだったとか、朝食から毒が混ざってたとか、そういうの無いですからね……
常在鍛錬とか訳分かんねぇですからね。死ぬわ。

【しみじみと語るハバキの実家暮らし生活は有り体に言っておかしい】
【まるで、というかそのものズバリステレオタイプを通り越して漫画的ですらある忍者修行のイメージそのままであった】
【噛み締めるようにカレーを味わう様が冗談なのか本当なのかを余計にわかりづらくしている】

夕霧 > 流石に少しだけ唖然とする。
「それはそれは……随分と厳しいご家庭で大変だったんですねぇ」
労う様に言葉を紡ぐ。
実家が厳しいのは確かに彼女の家も厳しいものであったが、それとはまた違うというか完全に異質の厳しさである。
カフェなどにも入ったことは無いと言うし。
今カレーを今時珍しいぐらいに嬉しそうに食べている。

―――色々あるのだろう。
余計な詮索はすまい。
そう結論付け、ただ労うだけの言葉のみ発した。

緋群ハバキ > お陰で無駄に頑丈になったんでまぁそれはそれなんですけど!
んな訳で無警戒に自室でダラーっと出来るというだけで……オォ、オォォ……
しかも今は美人の先輩に飯を奢ってもらっている……今が人生の絶頂期なのでは……?
今いるこの場所は落ちてくだけのゲームでは……?

【なんだかこみ上げて来るものを堪えるようにスプーンを動かす】
【これが人前でなかったら滂沱の涙を流していたかも知れない。というか流す。確実に】
【と、唐突に顔を上げて】

そいや夕霧先輩は何で公安入ったんスか?
しかも事務方。いえ、飛び込んだ所に厳しくも物腰柔らかいお姉さんが居たので俺はとても幸運だなぁと思っているんですが。

夕霧 > 「ふふお世辞でもおおきに。と言っても褒めても何も出ませんけど」
また、さっきと同じように笑う。
「そうですねえ」
軽く目を伏せ。
「後学の為、といった事にしておきます」
それだけを呟いた。
「事務だったのは、まぁ何となくです。その頃は事務方は少なかったので」
たまたま回されたのが事務だったという事、である。

緋群ハバキ > で、出ませんか……もう一品ぐらい……

【厚かましく集っていくスタイル。尤も、一般のバイトに精を出す学生程度の収入はある】
【別に食うに困っているという訳でははなく、ノリで言ってみているだけなのだった。ダメならすぐに引き下がる少年である】

後学の為、ねー。確かにうちの委員会の経験は社会出てからも役に立ちそうっすからね。
事務なら余計に。
……まぁ、実際に俺がやってんのはまだ雑用ばっかですけど。書類コワイ……コワイ……!!

【気付けば空になっていた皿を脇に、セットでついてきたコーヒーカップをカタカタさせつつ大げさな身振り】

夕霧 > くすり、と笑う。
「それはそれ、これはこれ。御馳走する、言いましたよ」
二言はありません、と言わんばかりに。
「まぁそう言う事です、緋群はんも慣れておくに越した事はないですよ」
とはいえ、彼の進む先に書類と言うモノと関わる事があるのかは、わからないが。
今慣れておけばいずれ何かでそう言ったものと相対する時に困る事は少なかろう、その程度の考えである。

緋群ハバキ > ありがたや……

【テーブルに平伏し崇める。女神に対する信仰めいたものが感じられて、ちょっと気持ち悪い】
【お言葉に甘えてバイトのウェイトレスにチーズケーキを注文し、コーヒーを一口。ブラック派らしく、砂糖もミルクも入れる素振りはない】

慣れるのだろうか……いや慣れざるを得ない……
けどまぁ、右から左な業務ですけど学内の事情色々覗き見られて面白いっす。
部活間の競争が派手な喧嘩に発展してたり風紀に両成敗されてたり。

【部署の予算申請や経過の報告書以外に目立つのは物損被害の報告書であった】
【異能を持つ者同士の喧嘩は派手になりやすく、自然周辺への被害も多くなる】
【笑い話になるものから洒落にもならないものまで、この学園は器物破損の事例に事欠かない】

夕霧 > ブラックで飲む彼を見、少しだけ目を細めた。
まるで羨ましい―――。
そんな感情すら見える。

「まぁこういう環境ですから」
能力の暴発、異能同士のぶつかり合い。
じゃれ合うつもりが異能により大参事に発展。
どれもこれも見飽きたほどに見て来た。
「能力が強大になればなるほど、制御は難しくなりますし」
そう言った彼らが学ぶ場所なのだ。
こう言った器物破損は織り込み済みなのだろう。
実際、これは酷すぎる有様だったものが一日二日たたないうちに元通りなどもよくある話だ。

緋群ハバキ > あれ。コーヒー駄目なんです?
ちょっと意外……あ、いえ勝手なイメージですけど!

【視線に込められた感情に気付いたのか、疑問符を浮かべ慌ててフォロー】
【何となく、出来る女性はコーヒーという印象が頭にあったらしい】
【先ほど注文したチーズケーキがテーブルに着けば、誤魔化すように一口】

『故に己の力を学び、そして力を持つ者を法と実力で対処する事を学ぶ』
『安寧の為の試金石。それこそが常世学園公安委員会の存在意義である』

――でしたっけ。

【公安委員会に所属する者に配布される学生手帳の最初の文言を諳んじ】

異能が発現した人は大変スよね。どう社会と折り合いつけるかってのを教えられる訳じゃなく、自分で獲得してかなきゃなんないんスから。

【少しばかり遠い目で、独り言のようにそう呟き――】

このチーズケーキめっちゃ美味しい。

夕霧 > 「ダメ、という訳ではありませんけど」
ただ、ブラックがダメなだけである。
個人的には糖分・そしてコーヒーを飲む事により頭の回転を助け、眠気を飛ばすと言う目的の為に飲むのである。
そこの糖分を欠かしてどういう事なのか、というそう言った言い訳を毎回頭の中で繰り返す。
のだが。
決して誰にも言うことは無い。

「うちも発現はここではありませんでしたけど。言う程騒ぎにはならなかったですねぇ」
と言う彼女の異能は非常に特殊で限定的であった。
余りに限定的過ぎるその異能のCTFRAランクは低く「2.Elementary「初心者」:限定的異能。発動環境が安定せず」という判定だ。
「そういう折り合い、と言う意味では、うちは随分幸運だったかも知れませんなぁ」
思い出すようにしみじみと言う。

「此処のデザートは美味しいと評判ですしね」
やはり余り食べたことは無いのだが。

緋群ハバキ > 【意外と可愛い所があった――!!】
【夕霧の考えなどつゆ知らず。少年は頭の中で快哉を叫んだ。だからどうという事は無いのだが】
【やはり、隙のない先輩のそういう一面というのに心躍るのが思春期の少年であった】

発現の際に周りに大被害出しちゃうとかもよくある話ですからね。
確かにそういうんじゃなきゃ、ゆっくり折り合い付けられるのかも知れねーです。
……俺もそのうちこう、隠された異能(※こう書いてちからと読む)に目覚めてしまったりするのだろうか。
闇の力的な……

【わなわなと震えつつ自らの手を見つめ握ったり開いたり。当然何も起こる筈もない】
【――緋群ハバキのCTFRAランクは0.Nonstandardized「規格外」。異能が発現しているという兆候は全くない】
【壁を走ったり空中で五回転半捻りしてから着地したりするのは、信じがたいが「鍛錬の結果」であるという】
【特殊な訓練を受けているであろうことは一目瞭然であり、事実アダ名も《パシリ忍者》なのだが本人は忍者であるという点は頑なに否定するのだった】
【――悲しいかな、それが嘘であるというのがバレバレの態度で】

オススメッスよ。女子力上がる。間違いなく。

夕霧 > 「ええ。周りに発現してもそういう事が無い異能だったので、とてもよかったわぁ」
そして能力の発現について熱く語る彼のそう言った話は聞いたことは無いが。
異能が無くとも、彼の身のこなしは非常に素早い。
贔屓目に見ても、傍目から見ても明らかに外国人が好きそうなアレなのだが彼はそれを一喝の元に否定―――、いや割と狼狽えながら否定している。
「突き詰めたらそれはもう異能だと、うちは思いますけどね」
世間を騒がしている伝説も。
恐らくその類。
「一度模擬戦でもお誘いしましょうかなあ」
くすりと笑う。
「女子力はともかくその内私も頂きます」
今日の所はこれでいい、という感じである。

緋群ハバキ > 先輩のは……ええと。パワードレインみたいなやつ? なんでしたっけ?

【幸か不幸か、ハバキは未だ夕霧が鉄火場に立つ所を見たことがない。故に彼女がそもそもただの事務方なのかそうでないのかすら知らない素振りであった】
【ただ、模擬戦云々という言葉を聞いてああやっぱりやる人なんだーと目を糸にする】

何か最近よく先輩に模擬戦のお誘いを受けている気がする……殺伐としたモテ期到来の予感。
俺程度でいいなら甘んじてサンドバッグになる覚悟は……あります……!!

あと異能じゃないッス。忍術でもないッス。

【ともあれ】
【最後に残ったチーズケーキの一欠片を口に放り込み、名残惜しむように飲み込んだ後コーヒーカップを干す】
【両手を合わせて料理と夕霧に対し、礼】

ご馳走様でした。
やーホントいいトコですねここ。通ってしまいそう……。


バイトの店員さんも可愛いし。

【ぽそり、と呟く】

夕霧 > 「そんなものですね。正確には相手の神性の一部を強制的に借り受けます。とはいえ、相手側の弱体化はそれほどでもありません」
メインは己の強化である。
「ただ、相手がそう言った類の力や異能を持たない場合、何の意味も無いですけどね」
「サンドバックでは……模擬戦になりませんよ?」
ころころと笑う。
「まあ能力に関しては君の純粋な身体能力、……そう言う事にしておきます」
そう言ってまた笑うのであった。

食べ終わって幸せそうな彼を見て、
「お粗末様でした」
そう締めくくる。
最後の一言に関しては紅茶を飲んでいた事で聞こえなかったとスルーしておく。
まあ、彼女から見てもレベルの高い子は多い、と思う。

緋群ハバキ > 神も仏もいますからねぇ……

【ハバキが生まれるそれ以前から、自称異界の神や神性存在はそれこそ見飽きる程にこの世界へと流入して来た】
【彼らの世代は御伽話がフィクションで済まされていた時代を厳密には知らない】
【故に、しみじみとした語り口も何処かしら実感の篭ったもの】
【尤もその類いの存在と実際に邂逅する機会は限られているし、その限られた機会こそがこの学園でも在るのだが――】

ど、努力します。押忍。
優しくして下さい……。

【気持ち悪く科を作りつつ、それでも己の戦技が公安で二年間を過ごした先輩に対し何処まで通用するのか、という興味が無い訳では無い】
【実力を過大評価されるのも困るが、そんな余裕が生まれるかどうかすら未知数なのだ】
【密やかに、心の裡の挑戦心に火が灯った】

はー、ホント今日はありがとうございました。
研修の件も。
果たして俺に書類仕事が回ってくるのが何時になるかは神のみぞ知るって感じですが……!

夕霧 > 「その時はお手柔らかに」
ころころと笑い、席を立つ。
「それじゃあ今日は上がりましょうか」
仕事も書類仕事は全て今日の分は終わっている。
「必ず回ってきますよ」
ニコリと笑う。
何故なら彼女が必ず回すからである。
それは言うまい。
二度目の言わぬが華である。

緋群ハバキ > それこっちの台詞ですよね!?

【鈴の音のような笑み、そこに含まれるのは悪戯心か、獅子の子を千尋の谷に突き落とす親心か】
【測る術を持たぬ少年はただ引きつった笑みを浮かべるのみで――】

お、おぉぅ……何だろう、この確信に満ちた、ガッツリ経験値積めそうな仕事が回ってくる感じ……

ともあれお疲れ様っしたー。また誘って下さいよー今度は自分持ちで払いますんで!

【二人分の会計を済ませる夕霧に深々と頭を下げ、すっかり夜も深まった学生街へと別れるのであった】

ご案内:「カフェテラス「橘」」から夕霧さんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から緋群ハバキさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にレオンさんが現れました。
レオン > 「ふぅ… 今日も疲れたな…」(そんなことを言いながらカフェに入店して、コーヒーを頼む)
レオン > 「(今日もここは静かだな…)」(自分の本を読みながらコーヒーを口に運ぶ)
レオン > 「さて、この後は何するかな…」
ご案内:「カフェテラス「橘」」にツバメさんが現れました。
ツバメ > んーと……(あからさまに不慣れな様子で入店する少女)
レオン > 「ん…? 客か」(入ってくる少女を本から顔を上げてみる)
ツバメ > どこかに空いている席はないかな……?(辺りをキョロキョロして席を探しているようだ)
レオン > 「そこに、立ってないでこっちにでも座ったらどうだ…?」(慣れない様子にそう声かける)
ツバメ > え……?(声のした方を慌てて振り向く)
レオン > 「そこの君だよ」(振り向けばそこには明るい茶髪に青目の青年がいるだろう)
ツバメ > ひゃ、ひゃいっ……。じゃ、失礼、します(ぎこちなさげな様子でトテトテと青年の方へ向かう)
レオン > 「そんな緊張しなくてもいいだろ…; 取って食うわけじゃないし」(苦笑しながら席を勧める)
ツバメ > まだこっちに来たばかりでして……面目ありません……(ぺこり、と頭を下げたあと、席に座る)
レオン > 「なるほどな まぁ、気にすんな 何頼むんだ…?」(メニューを差出)
ツバメ > あ、ありがとうございます……(メニューを受け取ってパラパラと)
レオン > 「いいって まぁ、慣れるまで大変だろうが、すぐ慣れるだろうさ」
ツバメ > そうできるといいですね……(メニューを置き、水を飲んで一息。だんだん緊張していた顔がほぐれてくる)
レオン > 「できるだろうさ」(ぬるくなってきたコーヒーを飲み)
レオン > 「ふぅ… マスター、おかわりくれ」(そう言っておかわりを頼む)
ツバメ > えーと……こちらも注文、良いですか?(便乗して問いかけを発し)
レオン > 「好きなもの注文したらどうだ…?」(笑みを浮かべそう言う)
ツバメ > ええ、そうします。チーズケーキと、カフェ・オレください!(微笑みを返しつつ明るい声で注文をする。こちらが本来の顔なのだろうか)
レオン > (しばらくすれば運ばれてくるだろうか ツバメのその様子を見て頬を緩める)
ツバメ > いただきます!(手を合わせた後、ちょこちょことフォークでケーキを切りつつ食べていく。ときおり美味しそうな笑顔がこぼれて)
レオン > 「笑うと可愛いじゃないか」(コーヒーを飲みつつ、そう言う」
ツバメ > ふぇっ!? そ、そんなことはありませんって!(一瞬口にものが入ったまま驚いてしまい、慌ててカフェオレで流し込んだ後、顔の前で手を振って否定し)
レオン > 「悪い悪い…; 大丈夫か…?」(一応ハンカチを差し出す)
ツバメ > あ、いえ。大丈夫です……(自分のハンカチで口を押さえつつ
レオン > 「そうか、大丈夫ならよかった まぁ、悪かった…;」(ハンカチをしまう)
ツバメ > いえいえ……ふー……(少しだけ間を置いた後、再びケーキをゆっくりと食し)
レオン > 「そうか」(大丈夫そうな様子を見て、コーヒーに口をつける)
ツバメ > ……ご馳走様でした(フォークを皿に置き、カフェオレも飲み終えた)
レオン > 「お粗末さまでした おいしそうで何よりかな まぁ、俺が作ってるわけじゃないが」
ツバメ > ええ、美味しかったです。また来ようかな、って思います
レオン > 「いいんじゃないか…? 俺も気に入って、たまに来てるんだよな」
ツバメ > なるほど……また会えたらいいですね?
レオン > 「あぁ、そうだな また会えればいいな」(微笑みながら)
ツバメ > ええ、ではお先に失礼します(笑顔で別れの言葉を言い、店を去る……)
ご案内:「カフェテラス「橘」」からツバメさんが去りました。
レオン > 「俺も帰るか」(2人分の食事代を払い、店を出ていく)
ご案内:「カフェテラス「橘」」からレオンさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にアルバート・マグナンティさんが現れました。
アルバート・マグナンティ > 「はてさて、楽しみですのう」

ステッキをついてぶらりを顔を出す老人。この街の中では比較的浮いているかもしれない。
だが、そんなことを気に留めた風もなく、にこやかに席に着く。

「失礼、コーヒーを一杯頼めますかな?」

帽子を取り席に着くとコーヒーを注文。
そのままのんびりと読書を始めた。

アルバート・マグナンティ > 少しの間読書をしていたが、コーヒーが届けば本を閉じ、まずは香りを楽しむ。

「うむ……お見事。若人の好むカフェテラスとのことで少し不安もありましたが、これは期待が持てますなあ」

香りを嗅いでご満悦。どうやら気に入ったようだ。
そのままそっとコーヒーに口をつける。その仕草もまた、優雅で絵になりそうなものだ。

「ほほう……いい豆に、いい淹れ方をしておる。なかなかどうして、街のカフェテリアと言っても侮れませんなあ」

一口飲んで、絶賛。どうやらお気に召したようだ。

アルバート・マグナンティ > 「ふむふむ、ふぅむ……」

顎鬚を撫で摩りながら、優雅にコーヒーを楽しむ。

「今度は紅茶を楽しんでみるのも、良いかもしれませんなあ」

そんなことを言いながら、ゆったりとしたコーヒーブレイクを満喫しているようだ。

アルバート・マグナンティ > しかし、しばらくして、ふと懐中時計を取り出すと困ったような顔になる。

「おや、参りましたな。少しばかりゆったりとしすぎてしまった」

どうやら、何かの時間に遅れてしまいそうなようだ。

「失礼、会計を」

そのままコーヒー代を出して会計を済ませ、カフェを去っていく……しかし、決して焦った様子はなく、あくまで歩いて、紳士らしくその場を立ち去って行った。

ご案内:「カフェテラス「橘」」からアルバート・マグナンティさんが去りました。
ご案内:「カフェテラス「橘」」にラヴィニアさんが現れました。
ラヴィニア > テラス席の一つに座り、両手を腿においたままじーーーっとテーブルの上を見ている。
今日は講義がなかったので、普通の修道服姿だ。

テーブルの上にあるのは何の変哲もない、受け皿にのった取っ手付きのカップ。
中には…………緑色の液体が入っている。
真ん中に白い色が浮いている。

ようは、抹茶ラテをオーダーしたのだが。

ラヴィニア > 眺めるのは浅い半眼で、口元は薄く真横に。
微笑んでいるわけでもないし、かといって不満そうなわけでもない。
ただほとんど無表情にじーーーーーっと抹茶ラテを見下ろしている。

少し動いた。

カップに覆いかぶさるように前のめりになって、視線はカップから動いていない。

ご案内:「カフェテラス「橘」」にカミューさんが現れました。
ラヴィニア > 少しして体を戻す。
口元に右手をあてて、数秒。

そのまま、右手を降ろし、ようやくカップに指をかける。

カミュー > 修道女の背後を騎士姿がトレイ片手に通りすがる。
トレイの上に乗っているのは同じ抹茶ラテだ。

同じ飲み物相手に妙な行動をしている相手が気になったのか、その近くで足を止めて怪訝そうに様子を見ていた。

「……?」

ラヴィニア > ゆっくりとカップを持ち上げて、口をつけた。

飲む。

そのまま眼をパチパチと瞬かせた。
ごくり、ともう一つ飲んでからカップを置く。

「あら、gustoso」

呟いて、ふっと後ろを振り返る。

カミュー > 「…抹茶ラテははじめてでござるか。神官どののように見えるが。」

相手に振り返られて思っていたことがするりと口から出る。
振り返らせたままもなんなので、トレイを持ったままとりあえずテーブルの隣、首を曲げなくても見える位置に移動した。

「確か、美味、と言う意味でござるな。」

ラヴィニア > 視界が捉えた軽甲冑姿の少女らしき相手に両の口角があがる。
半眼のまま薄く微笑んで、回り込んだカミューに会釈する。

「この格好は普段着のようなものですわ。神官というわけではございません。
はい。初めて頂きましたもので」

言って、にこりと笑う。
ただし唇にはまだ白いものが残っているが。

カミュー > 「そう言うには雰囲気が…。
コスプレ、というわけでもなさそうでござるが。」
その微笑む唇につい視線を向けてしまいながら。

「まあ、プライベートを詮索するのもよくないでござるな。
ちょうどテラス席でござる。隣、相席いいでござるか?」
空いた席を手で指し示し、問うた。

ラヴィニア > 「ええと……わたくしはただ神に仕えるだけのものであり、教え導く方々ではございませんというだけですわ」

役職のある聖職者ではない、と言いたいのだろう。
実際の所ラヴィニアはどういう立場でもない。
厳密にいえばシスターでもないのだ。

相席を求められれば、軽く頷いて

「はい、ご自由にどうぞ。
あら、同じでございますね」

と相手の持ってきたものを見てふふっと笑う。

カミュー > 「ありがとうでござる。」
トレイをテーブルに置き、対面の椅子を引いて静かに座る。
騎士剣は背にかからぬよう、手すりの下から通すようにして。

「うむ、同じ抹茶ラテでござる。
本物の抹茶もいいが、やはりこちらのほうが飲みやすいでござるな。」

砂糖を入れていないそれを軽くスプーンでかき混ぜると、角砂糖をひとつ取って口に放り込む。
がりっと噛んで抹茶ラテを一口。甘さを苦味が洗い流していった。

ラヴィニア > 「あら」

カミューの抹茶ラテへのコメントを聞いて、眼をやや開く。
両手を軽く胸の前で合わせると

「やはり本来のマッチャと言うものは、もっと苦いものなのでしょうか?」

聞きつつ、カミューの飲み方を見てそういうものだったのか、と言う風に首をかすかに傾ける。

カミュー > 「神に仕えるものの仕草と言うのは、どこでもあまりかわらないな…。」
ラヴィニアの動きに目を細めて呟く。

「紅茶かコーヒーは分かるでござる?
ミルクを入れたら苦味がやわらぐだろう。抹茶ラテも同じでござるよ。
紅茶と同様、安物でなければほとんど苦くないんだが。そればかりは本物を味わってみるしかないでござるな。」

泡が付かないように静かに一口ずつ口に含む。
角砂糖は和菓子代わりだ。それ以降は口にしていない。

ラヴィニア > カミューの言葉に頷き、

「そうですわね。ラテ、とありましたので、本来のものの前に飲んでみようと思って頼んでみたのですけれど」

そしてもう一度抹茶ラテに口をつけた。
今度はぺろり、と唇を舐める。

「やはりわたくしには新鮮な味ですわ。そちらは――ああ、申し遅れました。ラヴィニアと申します」

カミュー > 「おや、これは失礼。カミュー・アズーリンでござる。
カミューと呼んで貰えると嬉しいでござる。」

カップを置いて軽く頭を下げ、礼を返す。

「本来のものも試すつもりでござるか。それなりの値段のものがよさそうでござるが…。
本来のものも濃茶と薄茶、などという分類があって濃茶のほうが値段が高いなどあるから、茶葉の良し悪しは店では難しいでござるな。」
ふむふむ、と頷きながら答えて、ふと気づき。

「その様子では異邦人でござるか?」
と尋ねた。

ラヴィニア > 「カミュー様ですね。
上等なもの……そうですわね、わたくしには少しわかりかねますが……知り合いにこちらのご出身のお姉さまがおられるので、その方にでも相談してみます」

カミューのアドヴァイスに頭を下げる。
そして体を起こし、質問に首を傾げた。

「異邦人……ああ、いえ。イタリア……外国から最近来ましたもので。
カミュー様こそ……その、独特な衣装でいらっしゃいますが、この島には長くいらっしゃるのでしょうか?」

外見から相手の方こそ異邦人だと判断したのだろう。念のため国名を言い換える。

カミュー > 「いたりあ…ああ、たしかこの世界の半島でござるな。
ピザとナポリタンが有名とか言う。」
記憶を探るような仕草で地図を思い出す…、が微妙に間違っている。

「確かにもうこちらに来て4年になるでござるな。
あちこちに旅行にいったりもしているからずいぶんと詳しくはなったが。
ははは、こちらでは見慣れない服でござろう?まあコスプレでござるよ。」
独特と言ういいまわしを気遣いと判断し、笑って気にしないように答える。

「ふむ、こちら出身の詳しい人がいるのでござるか。それがいいでござるな。
もし茶の話などに詳しければ拙者も機会あればあってみたいものでござる。」
多少興味を持った様子で、うんうんと頷いていた。

ラヴィニア > 「ナポリ風……ああ、トマトソースの。
あ、いえ、確かに見慣れませんが……異邦人街や歓楽区の方ですと色々な方がおられるようですし。
それにしても四年もいらっしゃるのでしたら、こちらについてはこの世界生まれのわたくしよりはるかにお詳しいのでしょうね」

先輩ですね、と薄く笑えば

「ええ、その方もお世話になっている先輩、になるのでしょうか……確か年次自体は同じだったかと存じますが。
島には色々な方がいらっしゃいますが、やはり日本の方が一番多いですものね」

カミュー > 「確かに異邦人街であれば拙者と同じような騎士もいるでござるな。」
うむ、ときりっとした表情で答えて。

「島のことであればそれなりに知っているでござる。
とはいえ日本のことだとこちらの地球の人のほうが詳しいし、教師であれば4年とは言わずここにいるだろうが…。
先輩でござるか。うぅむ、今年は素直な一年も多いでござるな。」

先輩と呼ばれて嬉しそうにしている。二年にはちょっと変わった人物が多いからかもしれない…。

「男子寮にいるから、拙者にもいつでも頼ってくれていいでござるよ!」

ラヴィニア > 「そうですわね。少しですが見かけたことは……」

と答えつつ、カミューの着ている羽織に視線を滑らせる。
カミューの世界のものか、と考え

「はい、よろしくお願い致しますカミュー様。
わたくしは来たばかりですから何かとご教授いただけると……」

そこまで答えて、わずかに首を傾ける。
カミューの全身を一瞥してから、

「あら……居住区の男子寮の方へは、わたくし向かうことはあまり多くないかもしれません」

と言って眉をわずかに八の字にした。

カミュー > 「そうでござろ…おや?」
…羽織に視線が向けられているのに気づいて。
「この羽織が気になるでござるか?ふふん、なかなかこちらのものもいい色を使うでござる。
かわいいだろう?」
どやって顔で羽織をめくってみせる。

「む、そうでござるか。
確かに女子がくることはないかもしれないでござるな。
連絡先を教えておくのがいいか…?」
紙ナプキンを一つ取ると、カミュー、と読めそうな綴りのサインと携帯の連絡先をさらさらっと書く。

カミューの抹茶ラテのカップはいつの間にか空になっていた。

ラヴィニア > 羽織を自慢するカミューににこりと笑って

「はい、とても良くお似合いでいらっしゃいますわ。
ああ、こちらのものなのですね。カミュー様の元々のお召し物かと思いましたわ。
あまり見慣れないものでしたので」

浅い半眼の微笑は変わらないまま、羽織を示すカミューの、その下の体つきを眺める。
疑問がないわけではないのだが、あまり驚いた風もなく

「端末のアドレスでございますね。ありがとうございます。
何かございましたら、ご連絡させていただくかもしれません。
その際はよろしくお願い致します」

と言って、テーブルの前で深々と頭を下げる。

カミュー > 「元から持ち込んだのはこの服と鎧くらいでござる。
むう…神に仕えるものらしい口調で言われると複雑でござるな。
当たり障りがない、といった様子でござる。」
ちょっと拗ねた様子をしてみせる。

カミューはいつもどおりのふくらみかけの胸を強調するゆったりした服に、鎧姿。
腰つきも細めで、上半身は女性らしい。

「律儀と言うか礼儀正しいというか…
頼りにしてもらえるのを待っているからな。また会おう、ラヴィニア。ではな、でござる。」

立ち上がり胸に手をあてこちらも礼儀正しくなれた所作で頭を下げる。
そうして顔を上げるとトレイを手に持ち、食器を片付けに去っていった。

そしてやや距離が離れたところで母国語で一つ呟き。
『…あれが第九ですか。』