2015/09/28 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > ショートケーキと紅茶のセットを。
(放課後、基本に立ち返りカウンター席でメニューを頼む)
(最近冒険しすぎた)
(色々なメニューを頼みすぎた)
(久しぶりに悩まずに食べられる甘味を食べよう)
■佐伯貴子 > (時間帯もあり店内は混雑している)
(それはいつものことである)
(甘味が食べられる、それだけで十分である)
(品物が運ばれてくるのをじっと待つ)
…。
(目の前にショートケーキと紅茶が並んでも動じない)
■佐伯貴子 > (まず、ゆっくりとした動作でカップを両手で持ち上げる)
(そして、熱い紅茶を火傷しないように一口)
(香りと味を楽しむ)
(紅茶には依然詳しくないが、美味しい)
(紅茶単体ではこれほど美味しくは感じないだろう)
(ケーキが待っているから美味しく感じるのだ)
■佐伯貴子 > (カップを置き、フォークを手に取る)
(そしておもむろに、苺を突き刺す)
(クリームのついた苺を口に入れる)
甘い…
(ケーキの苺は時期を問わずいつも甘い)
(この店は特にハズレがない)
■佐伯貴子 > (しかし、求めるのはフルーツの甘さではない)
(苺も十分美味しいのだが)
(ケーキを切り分け、口に運ぶ)
…。
(無言で咀嚼する)
(周囲は相変わらず騒々しい)
(しかし、この瞬間だけは何もかも忘れて幸福になれるのである)
■佐伯貴子 > (クリームと苺とスポンジケーキの食感と味を楽しみ)
(紅茶の香りと味を楽しむ)
(しばらくそれを繰り返す)
(ほっ、と、息が漏れる)
(表情は至福の時間に緩んでいることだろう)
ご案内:「カフェテラス「橘」」に園刃 華霧さんが現れました。
■園刃 華霧 > 「ヤ、どもども。 ちょっくら寄らせてもらったヨ。」
顔なじみの店員に軽く挨拶をしておく。
そう、これは休憩ではなく巡回……巡回なのだ。
決してサボりとかそういうわけではない。
さて、空いている席は……と店内を見回す、と。
「……ほほゥ?」
にたり、と笑う。
なんだか、緩んだ顔をしている同僚が目に入った。
よしよし、と悪い顔をしてこっそり近寄っていく。
■佐伯貴子 > (まさに忘我の時)
(ちょっと頬を赤く染めて、あらぬ場所を見つめている)
!!?
(何かに気づく)
(園刃にではなく、我を忘れていた自分にであった)
(残りのケーキを切り分け、口に運ぶ)
(するとまた恍惚とした表情になるのである)
■園刃 華霧 > ……いや、その、なんだろう。
チラチラと様子を伺いながら動いているわけだが、
一瞬ビクリと硬直してまた緩んでいるように見える。
「……見てるだけで愉快だネ、相変わらず……」
さて、できるだけ死角っぽいものを選んで近づいたし気が付かれていないはず、ではある。
が、まあ可能性は五分くらいと考えて……さて、奇襲だ。
緩んでいるっぽい瞬間を選んで……
「ヨ、そこ、席空いてるかイ?」
■佐伯貴子 > ふごおおお!?
(仮にも年頃の女子とは思えぬ奇声を上げて驚く)
(椅子から数センチは飛び上がっていただろう)
(一瞬パニックに陥るが、ここは行きつけのカフェである)
(何も恐れることなどないのだ)
…園刃か。
なんか久しぶりだな。
(フォークを咥えながら恨めしそうに振り返る)
空いてるから座ればいい。
(言って、恥ずかしいところを見られたのではないかと不安になった)
(動画でも取られてたらこいつは必ず何か「やる」――!)
■園刃 華霧 > 「……やー……凄いモン聞いたナー……」
乙女らしからぬ奇声に思わず笑う。
手には携帯がしっかり握られているが、一体なんのためだろうか?
「いや、はははは。お久ー、だネ。アタシもまー、色々とあってサ。
別に大したことでもないけド。元気してたかイ?」
遠慮無く空いている席に座り込んで、にこやかに問いかける。
■佐伯貴子 > その携帯を悪用したら…どんな手を使ってでも君を何かに陥れる。
なにか悪いことに。
(きっと睨みつけるが、言ってることはよくわからない)
私はいつも元気だ。
こうして呑気にお茶してるくらいだしな。
それより君が元気でよかったぞ。
安心した。
(それとこれとは話が別、というように微笑む)
■園刃 華霧 > 「……怖っ。なんかマジで怖っ!?」
睨みつけられるくらいは割と日常茶飯事なので大して怖くもないが、
其の裏に隠れている謎のオーラに戦慄した。
いや、そんなものは実際にはなかったのかもしれないが。
「はっはっは、アタシは元気だヨ。
いつものことサ。そーいや此処んトコ、なんかあったかネ?」
■佐伯貴子 > なにか悪いことが起きる前に、変な考えは捨てることだ。
(やがて謎オーラは薄れていく)
(普段真面目な分、暴走させると怖いとか、そんな感じっぽい)
それは頼もしいな。
最近かあ…
(ぬるくなった紅茶を啜りながら)
七英霊だか言うのが暴れているらしいぞ。
私も報告見ただけでよく知らないのだけどな。
七人のうち二人は倒されて…残りはどこかに潜伏しているようだな。
(色気も何もない仕事の話であった)
■園刃 華霧 > 「今度ばっかしはソーするヨ……ウン。我が身は大事サ」
まあ個人で楽しむ分には問題無いだろう。
万一それがたまたま偶然外に漏れてしまうことがあるかもしれないが、
それは運がなかったということで……
いや、わざとしないよ?
「まーた、なンかブッソ―なのが湧いてるのネー。
いやはや、トラブルの種が尽きないことデ。
っていうか、浮いた話とかそういうのはないのかネ」
お互い色気ないことで、と笑いながら大盛りで有名なパフェを注文する。
■佐伯貴子 > そうしてくれると助かる。
(園刃が漏らさなくても周囲の客には見られているのだからもう遅いのであるが)
そうだな…なかなか平和な時は来ないというか…
一番平和だったのが試験期間という皮肉だな…
(苦笑する)
浮いた話はないでもないが、君に話す筋合いのものではない。
君が恋愛相談に長けているのであれば相談するのだがな。
生憎そんな話は聞いたことがない。
(これ以上のネタは提供しないぞ)
(でも、恋愛経験豊富だったりすれば別だけどね)
■園刃 華霧 > 「やーれやレ……全く困ったモンですナー。
で、その迷惑さんは七英霊……で、二人やられてるとしても、あと最低五人はいるわけダ。
平和と平穏を愛するアタシとしてハ、辛い事態だヨ」
大げさに溜息を付いてみせる。
少々胡散臭いセリフではあるが。
「アラ?おや?おやおやおや、まあまあまア。
ふふふ、そりゃまタ。いやいやいや……
やー、まさかまさか、ねェ?
それなら、まあ喜ばしいことだろーネ。」
なんだか近所のおばさんじみたセリフ回しになる。
実際、雰囲気もそんな感じだった。
とはいえ、喜んでいるっぽいのは本当そうでもある。
「ン、アタシ、かー。アー……
此処で恋愛ソーダンに長けてる長けてる、とカいっても嘘っぽいカラ……
まあ、やめとくヨー」
詳しいことを来てみたいのは山々、だけれど……
恋愛に長けて……は、まあないだろうなー、とか思いながら。
微妙に歯切れ悪く応える。
■佐伯貴子 > まったくだ。
トラブルなんか起こさなくても勝手に起きるのに、起こそうという輩がまだそんなにいるとは。
まあ、私はそういうのが出ても招集される側の人間ではないから、関係ないといえばないが。
(遭遇したら困ったことになる)
なんだそれは…あいにく青春!恋愛!というような健全なものではないのだがな…
(少々複雑なのだ、と溜息をつく)
君は過去が謎だからな。
言いふらすなといえば言いふらさないだろうし…
真剣に相談すれば乗ってくれるのだろうが…
そこまで追いつめられてるわけじゃないしな。
(信頼してもいるし信用してもいるが、恋愛相談の相手ではないという話)
私はそろそろ警邏に出かけるが、君はどうする?
■園刃 華霧 > 「マ、ソンナのに出会ったら即刻仲間を呼んで退避するに限るヨ、貴子チャン。
ドーモ、キミは無茶をするクセがあるみたいだしネー?」
時たま見かけるこの同僚は、戦闘力がさしてある方ではない、という自覚がある割に暴力沙汰に首を突っ込みがちなのだ。
まったくもって困ったものである。
それが性分なのだろうけれど、まあいうだけいってみる。
「……いや、そンなコト言われると逆に気になるゾ?
フツー、青春!恋愛!っていう感じのモノを想像するでショ。
……まさか!」
複雑ってどんなだ、とか思い……もしかして芳しき花が咲き誇るアレか、などと想像を巡らせてみる。
知らないから勝手なことを考え放題である。
「過去、ネー。うーん。
まあ大したこっちゃーないシ、風紀の方で調べりゃケッコーすぐ見つかりはすると思うヨ。
そこまでするほどアタシにキョーミ持ってくれてるワケでもないとは思うケド」
ケケケ、と笑う。
其の言葉ははっきりとした物言いではないが、ひょっとすれば察することは出来るかもしれない。
「ン。まー、追いつめられてないってーナラ、いいけどネ。
ホントに困ったら、無理はしなさんナ。
アタシに頼ることはないとは思うけどサ。」
やれやれ、と肩をすくめ
「ん、そだネ。まあ、行くか。
ちょいと休憩によっただけだシ」
ぺろり、と大盛りパフェを平らげて応える。
■佐伯貴子 > その癖ならもう治りつつある。
周りに心配かけるのはもう嫌だからな…
(目を伏せる)
(努力はしているらしい)
(突っ込むときには保険をかけるようにしているし…)
本当に生憎なんだが、普通に笑えない話なので…
相手にも悪いしな、あまり口外はしたくない。
(最初から事情を知っている人間にしか話すべきではない)
同僚の過去を洗うような無粋で下衆なことはしないよ。
興味を持つ持たないではないさ。
(そんなことのために権限を持っているのではない)
私が問題なのではなく相手に問題があるのだ…というと変に聞こえるか。
これ以上は相手の事情を鑑みてやめておくことにしよう。
(自分の分の伝票だけ持って席を立つ)
そうだ、最近学生街で喧嘩があったらしいから重点的に見まわりしないとな。
(などと言いながら、代金を支払って店を出て行くだろう)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から佐伯貴子さんが去りました。
■園刃 華霧 > 「そりゃ良かっタ。
無茶してもいいコトないしネー」
態度からすれば、言い訳じみた何かではなく努力をしているらしいことは伺える。
ま、気にする義理でもないのかもしれないけれど。
「ふー、ム。なるほどネ。
どーやら、また色々と複雑そーナ話ネ。
いいように転がりゃいいけれド」
それ以上は深く突っ込んで聞かない。
まあ聞いても言わないだろうけれど。
「ま、貴子チャンならそう言うと思ったけどサ。」
……ま、そのうち話してもいいかな、などと思いながら
「やれやれ、喧嘩カ。七なんとか、とかよりはよっぽどマシかもしれんネ。
んじゃ、行きますカー」
やっぱアタシの分は払ってくれないか……などと軽口を叩きながら会計を済ませて出て行く
ご案内:「カフェテラス「橘」」から園刃 華霧さんが去りました。