2016/05/23 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」にカミューさんが現れました。
■カミュー > 「烏丸ー。今日はいまいちでござるか?」
再びやってきた公安委員(幽霊)。
そう、カミュー参上です。
せっかくだし抵抗されなければ呼びかけとともに、
恋人っぽく背後から抱きつく真似、くらいはするかもしれません。
■烏丸秀 > そうして背中から抱きしめられれば。
額にビキっと青筋を立て。
それでもつとめて冷静に言う。
「OK、ボクに喧嘩を売っていると思っていいのかな?」
抹茶ラテをひとくち。
というか身体柔らかいな。本当に男か?
「天下の公安委員がなんで美人局なんか……」
■カミュー > 「えー、そんなつまらんこというなでござる。
友人でござろう?」
抱きしめたならささやかな胸がちょっと当たったかもしれない。
けらけら笑って身体を離し、向かいに座る。
「そうそう、土産の辛子レンコン配ってたんだった。
烏丸もひとつどうでござるか。」
なんかもってた紙袋から、真空パックの辛子レンコンを一つテーブルに出す。
■烏丸秀 > 「友人になった覚えはないよ。
というか、実は女の子とかそういうオチ無い?
あるなら今から掌エクストリーム180°回転するけど」
まぁ、烏丸の本能が刺激されないので、本当に男ではあるのだろう。
期待はしていない。うん。
「え、辛子レンコン?
というかなにキミ、旅行行ってきたの。九州に」
しかしよりにもよって辛子レンコン。
結構クセあるのに、これ
■カミュー > 「異邦人だし、だいたい暇な時にそこらを旅行してるでござるよ。
うむ、ちょうど先日までは九州に居たでござる。」
向かいに座って注文をサクサクっと。
今日は普通にアイスハニーカフェオレの気分でござる。
「えー、だって烏丸ナンパしてるんでござろう?成功したなら友人というのが普通でござろう?
残念ながら学生証も男でござるなあ。気になるならやっぱり直接確かめるでござるか?」
えー、寂しいみたいな不満げな表情で文句を言って、
ちょっとだけスカートぴらっとつまんでみせる。
■烏丸秀 > 「結構だよ。それで男だと確認したうえでキミにムラっときたら死にたくなるから」
シュレディンガーの猫は箱をあけるまで死んでいるかは分からない。
お願いだ、生きてくれ。
「キミをナンパした事は一生の不覚だよ。
男の娘ならまだしも、公安委員をナンパするなんて。
というか男の公安委員をナンパするとか、トラウマだよ!」
本当に、まさか公安がこんな手を使ってくると思わなかった。
烏丸に一番きく精神攻撃である。
■カミュー > 「筋金入りでござるなー。
新たな扉が開けるかもしれないのに。」
それは開いてはいけない箱の扉だ。底に希望は残るだろうか。
一応カミューの設定上残りはするが。
まあいいや、とさらりと流して。
「公安もいろいろいるでござるしなー。
なんだかんだ拙者の記憶が烏丸殿に残ってくれたようで鼻が高いでござる。
先日の話によると二回目のトラウマでござるな!」
うんうん、と頷いてみせてから、ドンマイ!とエールを送る。
■烏丸秀 > 「本当に殺意が沸くなぁ。
新手の囮捜査――やっぱ美人局じゃないか」
まぁ、確かに美人だ。美人ではある。
にしたって、これはないだろう。
烏丸の対応に男の娘使うとか。鬼か、公安は。
「あぁ、二度と忘れられないよ。
ついでに公安の恐ろしさを実感したね。目的の為には手段どころか恥も外聞もないなんて」
言いながらタルトをひとくち、口に運ぶ。
■カミュー > 「拳の振り下ろしどころに困る話でござるなあ。
定石で言えば拙者みたいに派手なやつはまさに囮でござろうが。」
殺意の行く先はどこかなーなどと呑気な応えを返しつつ。
「手段に恥と外聞、でござるか。
どのあたりが烏丸的にはひっかかるでござるか?」
首をかしげて、どういけないのか分からないような様子で聞く。
「別に拙者ふだんからこうでござるし。」
と言うか普段どおりです。
■烏丸秀 > 「そうだね。何故か新○組の羽織だし」
ある意味公安にぴったりだが。
そういう意味だとしたら、物騒な事この上ない。
「まずボクみたいな無害な人間に公安が労力を割くのがひとつ。君ら暇じゃないだろう?
ついでにそのやり方が『かわいい男の娘を使う』という、お前それは反則というか人の道に反する手段を使ってるのがひとつ」
きっぱりと断言する。
お前らそれは反則だろうと。
「――あぁ、うん。普段どおりなんだろうね」
ぐでーっと机に突っ伏す。
駄目だ、勝てる見込みがない。
■カミュー > 「え、拙者暇でござるよ?」
仕事してないですしね。首を傾げて不思議そうに。
「格好はうーん、拙者はご容赦いただくしかないけれど…そうだ!
公安に『烏丸殿への捜査にかわいい男の娘は絶対に使うなよ!』と書いておくでござるか!」
うむ、いいことを思いついたと腕を組んで一つ頷く。
とんでもない。
「まあ拙者一応異邦人だし。
変なところがあったらご容赦願いたいでござるよ。」
ぐてーっとする様子には、ちょっとだけすまなさげだった。
■烏丸秀 > 「ねぇダチョ○倶楽部? ダ○ョウ倶楽部なの!?
本当は分かってやってる!?」
頭を抱えながら叫ぶ烏丸。
駄目だ、隙が無い。
烏丸は基本、人の心の闇、心の傷をつく。
つまり、何か闇を抱える人間には強いのだが――
こういう、毎日を楽しく過ごしている明るい人間にはとことん弱い。隙が無い。
「まぁ、きっとキミが悪いんじゃないだろうね――というか公安も、落第街とかなんとかすればいいのに」
はぁ、と溜息をつき。
「とりあえず、ボクはもう行くけど……
まぁ、キミとはまたきっと会うんだろうなぁ」
そんな気がする。本当に。
■カミュー > 「割と好きでござる!」
カミューは漫画好きを主として日本の娯楽に結構ハマっている。
力いっぱいうなずいて。どうやら冗談のようだった。
「落第街でござるかー・・・あっ。」
そういえばそろそろたまには仕事をしないとサボり過ぎって言われるところだった。
しまったというように口をあけ、それを手で隠すように。
「あ、あぁ。じゃあ拙者も用事を思い出したのでお暇するでござる。
そうでござるなー。学園狭いし。あ、あと今度またメールおくるでござるよ。」
ひとごとのようにうなずいてこちらもカフェオレを一息に飲み干し。
剣を手に立ち上がる。
どうやら用事と言うのは本当のようだ。急いでいる様子で…何の用事かはまあ。
■烏丸秀 > まぁ、あのメールアドレスはナンパ用なので別にいい。
結構溜めてるメールもあるし。
「――なんのメールかはしらないけど、男には返さないよ、ボク」
と言いつつも、たぶん気になって見てしまいそうな気がする。
とほほ。
「はいはい、気をつけてね。
できれば担当を女の子に変えるように公安のお偉いさんに言っといてね」
やれやれと立ち上がり。
そして会計を済ませ立ち去っていく。
後日、ウェイトレスに「男の子の恋人ができた」と言いふらされ、再び頭を抱える烏丸であった。
ご案内:「カフェテラス「橘」」から烏丸秀さんが去りました。
■カミュー > 気をつけて、の言葉に目をぱちくりとさせる。
「気をつけるでござる!
わかった、言っておくでござるよ!」
自身の会計も続けて済ませて。
その時に会話を聞いていたウェイトレスに本当に男か聞かれて、
学生証を見せて確認させたとか。
見た目だけならカミューは少女である。
…その行為が無惨な噂を招くとも知らず。
ご案内:「カフェテラス「橘」」からカミューさんが去りました。