2016/07/02 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に佐伯貴子さんが現れました。
■佐伯貴子 > (休日勤務の空き時間。
ちょうどティータイムである。
さて初夏から夏にかけての限定メニューはあらかた食べてしまった。
次は何を注文しよう。
アイスティーをストローで飲みながら、
メニューをじっと眺めている)
■佐伯貴子 > 水まんじゅう、くず餅…
この辺りはまだ試していないか…
(和風のメニュー、
つまり和菓子もないことはない。
アイスティーには合わないかもしれない。
冷房がきいているので熱いお茶で、という手もある。
あえてここで冒険するのもいいかもしれない)
ご案内:「カフェテラス「橘」」に上泉 和正さんが現れました。
■上泉 和正 > すまんが相席よろしいかの?(そう老人が話しかける。周りは特に混んではいないのだが相席を求めるあたりただ単にお喋りがしたいのだろう)
■佐伯貴子 > あ、はい…どうぞ。
(ストローから口を離して手で席を示す。
確か教師である。
名前は何だったか…)
上泉先生、でよろしかったでしょうか。
私は3年の佐伯貴子と申します。
(椅子に座ったままだが深く頭を下げる)
■上泉 和正 > 佐伯ちゃんか……確か他者の強化ができる風紀委員じゃったかの(少し思案顔になった後そう言う)しかし強化か……わしのエンチャントとどこか似たようなものを感じるのう(親近感を覚え言う)
■佐伯貴子 > ご存知でしたか。
恐縮です。
(軽く頭を下げる)
そうですね、自分自身を高めるわけではないという点では、
似ているかもしれませんね。
先生はエンチャントした道具をご自分でも使えるのでしょう?
(対して佐伯貴子は「誰か」がいなければ全く無駄な能力である)
■上泉 和正 > 自分で使えるの。じゃが魔力を使う。その点、佐伯ちゃんの能力は永続的に強化できることがあるんじゃろう?その点は羨ましいの(佐伯の能力に興味深々といった様子である)
■佐伯貴子 > はぁ…ありがとうございます。
ですがなにせ相手がいてこその能力なもので。
お相手も無闇矢鱈に強化されては、
存在そのものを変化させられるわけですから…
使い所はとても難しいですね。
(実際、この島に来てから、
自分の意志で使った回数は片手の指より少ない。
「一時的な強化」は実習授業で使っているが)
私は水まんじゅうと緑茶を頼もうと思いますが、
先生は?
■上泉 和正 > むぅ……なるほど。メリットだけじゃないのう。先の発言は失言だったの。すまない(相手の様子からうかつだったと思い謝る)わしは抹茶と抹茶パフェを頼むかの(健啖家な上泉である)
■佐伯貴子 > いえ、もちろん大きなメリットもありますから。
軽々しく使うには大きすぎる力というだけで…
(微笑んで片手を振ってみせる。
戦闘が仕事の親友にさえ使ってはいない。
そんな決断ができるほど佐伯貴子は成熟していない)
甘いものがお好きなんですね。
それじゃあ…すみませーん!
(店員を呼び止めると、
二人分の注文を済ませてしまう。
この店は常連なので、行動は素早い)
■上泉 和正 > そうじゃの……願わくば正しく能力を使ってくれるのを望んでおるよ。わしはできんかったからのう(真剣な表情を浮かべ言う)おっすまんの。手間をかけさせて
■佐伯貴子 > 私は臆病ですから、使わないという選択肢をとっていますよ。
……。
(聞きたそうにはするが、聞かない。
人には触れてはいけない部分というものがある)
手間だなんてそんな。
注文する時間がもったいないですし。
(などと言っていると、飲み物が先に運ばれてくるだろう。
緑茶と抹茶。
カフェテラスらしくないといえばらしくない)
■上泉 和正 > あ、気を使わせてしまったか(少ししまったという顔をする)まあ、今となっては思い出になってしまっているから気を使わんでいいんじゃよ。(しみじみと語る)おっここの抹茶は美味しいんじゃ(嬉しそうに言う)
■佐伯貴子 > 気は使っていませんよ。
なにか面白いお話が聞けるかもと思いましたので。
(そういう表情は真剣である。
面白いとは今後自分の役に立つかもしれないという意味だ)
へえ…今度頼んでみましょう。
頂きます。
(熱い緑茶をすする。
贅沢な時間である。
やがて水まんじゅうと抹茶パフェも運ばれてくるだろう)
■上泉 和正 > (抹茶を一口飲む)……ああ美味しいわい。それではこちらのパフェも食べ始めるとするかの(そう言ってパフェをゆっくりと美味しそうに食べ始める)まあ面白いというかただ単に魔力さえあれば他人も使えるから自分で作ったものが悪用されたことがあるというだけの話じゃ。よくある話じゃのう(そう言う目は物悲しげだ)
■佐伯貴子 > (竹で作られたくしで水まんじゅうを切り分ける。
口に運ぶとぷるんとした触感が心地よい。
甘さも控えめでくどくない)
こちらも美味しいです。
悪用…ですか。
どんなに便利な道具でも、結局は使う人間次第なのですね。
(緑茶をすする。
和菓子の甘さにはグリーンティがよく合う。
付与魔術に限らず、どこにもそういう問題は転がっているだろう。
だからこそ他人事ではないのである)
■上泉 和正 > あと自衛とかできないといかんぞ。最悪トチ狂った連中が拉致しに来ることもあるからのう(真面目な顔で恐ろしいことを口にする)
■佐伯貴子 > はぁ…それにつきましては…
万全の対策をとっておりますので…
(言いにくそうに言う。
その恐ろしいことは既に起きており、
犯人は未だ捕まっていない。
悪用されている形跡はないが、
それはこの島の中だけであるかもしれない)
ここは和菓子も美味しいですねえ。
あはははは…
(満面の笑みでごまかす)
■上泉 和正 > ……そうじゃ気休めじゃがお守りのパワーストーンをあげようか?水晶あたりが似合うと思うのじゃが。(そう言ってどこからか水晶を取り出す。水晶の効果は邪気を払う 調和と力の増幅である)
■佐伯貴子 > はぁ、そういうことでしたらありがたく…
(うやうやしく両手で水晶を受け取る。
鎖か何かで固定すればネックレスになりそうだ。
既に呪術に対抗する指輪を買っているのだが、
こういうアイテムはいくらあっても困ることはない)
なんだか気を使わせてしまって申し訳ありません。
大事にしますね。
(水晶を手元において眺めた)
■上泉 和正 > いやいやこれぐらいはおやすい御用じゃ(笑みを浮かべ言う)ふぅ……ごちそうさまじゃ。ではわしはここら辺でお暇するとするかの。じじいの話し相手になってくれてありがとう。では(そう言って会計に行き勘定を済ませその場を去った)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から上泉 和正さんが去りました。
■佐伯貴子 > 色々ありがとうございました。
(立ち上がって深く礼をする。
これで、アンチチャームの指輪、
落第街のせんべい屋からかけられた言葉の異能、
邪気を祓う水晶と、
そうそう破られない防御を持つことになった。
ありがたいことである。
こちらも食べ終わり、店を後にするのであった)
ご案内:「カフェテラス「橘」」から佐伯貴子さんが去りました。