2016/10/24 のログ
ご案内:「カフェテラス「橘」」に佐伯貴子さんが現れました。
佐伯貴子 > (放課後。
 混雑した店内のカウンター席で紅茶を飲んでいる。
 アイスティーではなくホットである)

朝晩が寒いなあ…

(外を見ながらそんなことをつぶやく。
 広葉樹の葉が落ち始めている)

佐伯貴子 > マロングラッセ…
マロングラッセ単品か…
なんかマロングラッセってケーキとかについてくるイメージしかないな…
単品…

(メニューを眺めながら思案する。
 秋には秋なりの甘味が食べたい)

佐伯貴子 > あ、すみません。
マロングラッセ一つ、あと紅茶。

(結局頼んでしまった。
 メニューによれば意外とカロリーが高い。
 侮れない)

なんか、パフェにアイスを使う感じで、
スイーツにはマロングラッセが使われてるイメージなんだよな。
だから単品で頼むっていうのは、
材料の一つをそのまま食べる感じがするなー。

(残りの紅茶を飲みながら、どうでもいいことをつぶやく。
 不審人物だろう)

佐伯貴子 > (運ばれてきたマロングラッセ。
 白い大きな皿に大きな4粒。
 そして紅茶)

いただきます…

(フォークで一粒を串刺しにして、
 口に運ぶ)

…うまっ!?

(栗の香りが口と鼻いっぱいに広がる。
 かけられているソースは栗の渋皮だろうか。
 とにかく栗の甘みが圧倒的に押し寄せてくるのだ)

佐伯貴子 > (そして)

…たりない…
全然足りない…でも…
これ以上食べたら…
絶対この香りに「慣れて」しまうッ…

(人間の嗅覚は敏感であり鈍感である。
 4粒以上食べれば、栗の芳醇な香りを感じられなくなってしまうだろう。
 だから単品でこの量なのだろう。
 この店には脱帽するばかりだ。
 量的にはまだ足りない。
 しかしこの余韻をすぐに消すのももったいない。
 結局会計を済ませて店を出る。
 夕食まで何も口にしないようにしよう)

ご案内:「カフェテラス「橘」」から佐伯貴子さんが去りました。